PanSiam Thailand Handpan Gathering 2019

お久しぶりのブログ更新!!

2019年最初の旅は、”PanSiam Thailand Handpan Gathering 2019”というハンドパンフェスティバルに参加するため、タイへ!!



今回
のチケット



会場
に到着 !

チェンマイからバスで2時間ほど北上した山奥にあるツリーハウスで、参加者全員共同生活。
と言っても寝室はある程度分かれているし、3食美味しい美味しいご飯も出るし、なんとWi-Fiも繋がる!!



会場
で出てくるご飯
毎食現地スタッフが作ってくれて、自分で好きなだけ食べるビュッフェスタイル

 

本当に、参加して良かったと思える素晴らしいイベントだった。
共同生活とか同じものが好きな人達の集まりとか、僕はあんまり好きじゃなくて。

でも、今回のフェスを主催した中心メンバーであるOnとHon夫妻が本当に素敵だった。
世界中から人が集まるイベントを、自国タイの山奥で開催するなんて状況の中で、いつも笑顔を絶やさず、細やかな配慮と大きな心で常に全体と個人を見ていて、心配事が一つも起きなかった。

参加者も、彼らの態度を見習うように、彼らの為に、このイベントは大成功だと笑顔で全員が心から楽しめるものにしたいと思ったんじゃないかな。
たまにこういう主催者の意思と気持ちが真っ直ぐ伝わる本当に素敵なイベントに参加することが出来る。
幸せだな。



主催
の中心、OnとHon

僕の知る限り、みんな本当に気持ち良さそうに過ごしていた。
たくさんの人と話して、たくさんのハンドパンの音色とプレーヤーの個性が見える演奏を聴いた。

寝ても覚めてもあらゆる場所でハンドパンの音や話が聞こえてくる。
嫌いになりそうなぐらいハンドパンに包まれて、めちゃくちゃ好きだと思った。

プレーヤーとしての自分の課題と可能性、ハンドパンを広める活動を続けていくための自分の課題と可能性。

 

やっぱり、僕はこの楽器がすごく好きだ。
もっと多くの人に知って欲しい。
もっと多くの人がハンドパンプレーヤーであって欲しい。
もっと色んなカルチャーに入って欲しい。

その為に、出来る事を。
考えろ、休め、考えるな、動け、動くな、考えろ。

自分を縛らず、人を定義せず。
世界を定義せず、未知を怖れず。
失敗も誤解も嫉妬も怒りも、僕に目を向けてくれるなら光栄だ。

世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい。

A part of me, apart from me.

新年、あけましておめでとうございます!!
2019年も僕とハンドパンをよろしくお願いします!!

2018年は不思議な年だったな。
僕の初となるハンドパンCD “Add Some HANDPAN To Your Day”の発表から始まり、北海道やカナダやアメリカに行ったりもしたし、結婚もした。

たくさん動いてたくさん変化があったようだけど、僕自身がどう変わったのかはイマイチ掴めていない。

年末年始の浮ついた空気はいつも好きだけど、2019年の新たな決意のようなものは特にない。
決める意思は僕のものじゃない。続いたモノがきっと、そう見えていくんだろうな。

 

決意ではないけれど、今年はもっと”隙間”を見ることが出来る人になりたいな。

 

僕は隙間を作りたいし、隙間が好きだ。
音楽でも小説でも、絵でも映画でも、隙間があるものが好きだ。

でも、これって作る側にとってはすごく難しい。
自分で作ったものにあえて余白や隙間を与えるんだもの。
(広義的な意味で)何かを作ったことがある人は分かると思う、これって結構怖い。

それでも、家の掃除をしたり洗濯物をたたんだり、そんな生活の隙間になるようなひと時を提供することが出来ればと思っている。

洗濯物を畳んでいる時にしか見えない光の揺らめきとか、掃除をしている時にだけ気がつく心のへこみ。

『万引き家族』のサントラで細野晴臣が魅せたような、気を向けないと気がつかないほど、風景に溶け込み、その情景をより一層引き立てる音楽。
なんて言ったら烏滸がましいかもしれないけど。

そういうものに気がつくことが出来る僕でありたいし、そういう音楽でありたい。

 

僕の一部であって、僕ではないもの。
A part of me, apart from me.

2019年1月は、タイで開催されるアジア初の大規模なハンドパンフェスに行ったり、僕が出演した映画”The Medium Lens”がようやく出来上がったとのことで、それの関係者試写会に行ったり、池田の公立小学校の音楽の授業で特別講師をさせて頂く予定です。

公にみなさんの前に出る予定は1月はありませんが、やりたいこと・やるべきだと心が感じていることはたくさんあります。

 

これからも、よろしくお願いします。
今度、みなさんに会ったら恥ずかしくて顔を赤らめてしまうかもしれないな。