A part of me, apart from me.

新年、あけましておめでとうございます!!
2019年も僕とハンドパンをよろしくお願いします!!

2018年は不思議な年だったな。
僕の初となるハンドパンCD “Add Some HANDPAN To Your Day”の発表から始まり、北海道やカナダやアメリカに行ったりもしたし、結婚もした。

たくさん動いてたくさん変化があったようだけど、僕自身がどう変わったのかはイマイチ掴めていない。

年末年始の浮ついた空気はいつも好きだけど、2019年の新たな決意のようなものは特にない。
決める意思は僕のものじゃない。続いたモノがきっと、そう見えていくんだろうな。

 

決意ではないけれど、今年はもっと”隙間”を見ることが出来る人になりたいな。

 

僕は隙間を作りたいし、隙間が好きだ。
音楽でも小説でも、絵でも映画でも、隙間があるものが好きだ。

でも、これって作る側にとってはすごく難しい。
自分で作ったものにあえて余白や隙間を与えるんだもの。
(広義的な意味で)何かを作ったことがある人は分かると思う、これって結構怖い。

それでも、家の掃除をしたり洗濯物をたたんだり、そんな生活の隙間になるようなひと時を提供することが出来ればと思っている。

洗濯物を畳んでいる時にしか見えない光の揺らめきとか、掃除をしている時にだけ気がつく心のへこみ。

『万引き家族』のサントラで細野晴臣が魅せたような、気を向けないと気がつかないほど、風景に溶け込み、その情景をより一層引き立てる音楽。
なんて言ったら烏滸がましいかもしれないけど。

そういうものに気がつくことが出来る僕でありたいし、そういう音楽でありたい。

 

僕の一部であって、僕ではないもの。
A part of me, apart from me.

2019年1月は、タイで開催されるアジア初の大規模なハンドパンフェスに行ったり、僕が出演した映画”The Medium Lens”がようやく出来上がったとのことで、それの関係者試写会に行ったり、池田の公立小学校の音楽の授業で特別講師をさせて頂く予定です。

公にみなさんの前に出る予定は1月はありませんが、やりたいこと・やるべきだと心が感じていることはたくさんあります。

 

これからも、よろしくお願いします。
今度、みなさんに会ったら恥ずかしくて顔を赤らめてしまうかもしれないな。

映画撮影の話

今日はきっと多くの人にとって未知の世界の話!!

前回のブログでも発表したように、僕はこの度ハンドパン奏者として、香港と日本の合作映画『The Medium-Lens』に出演することが決まったのですが(えっ!?知らないの!?じゃあ、ブログ『映画』をご覧下さい!!笑)、今回お話しするのは、その映画の撮影の話!!

(もちろん)初めて”映画の制作現場”に出演者として足を運んだ、”ど素人”が話す制作秘話です。笑

 

まず東京に着くと、そのまま音楽スタジオへ!!

撮影自体は夜のため、ここでミーティングやリハーサルを行うことになっていました。

そして、スタジオではメイクさんや衣装の方がいて、顔になんかポフポフされたり(化粧の下地みたいなやつ?なんかよく分かんないけどポフポフされたりしました笑)、自前の服やスタッフさんが用意した服を何回か着替えて服装を決めたりしました!!

僕の衣装五変化と、化粧される直前のドキドキしている時間。笑

 

そして全てが無事に終わり、いざ撮影現場へ!!

そこではすでに20人ぐらいのスタッフや出演者が、カメラの動かし方や、マイクを録る位置、照明と音響の動きなどをチェックしていました。

僕はそこで初めて、香港・日本両サイドのプロデューサーにお会いして話をすることが出来て、一安心。

主演女優の方もいたので挨拶をさせてもらいましたが、それはそれはとても綺麗な、可愛らしい方でした!!

 

撮影自体は、僕は動く必要がなかったので(いつも通り椅子に座って気持ちよくハンドパンを演奏するだけ笑)細かい打ち合わせはなかったのですが、監督が「アクション!」って言ってから「カット!」って言うまで演奏し続けるのを3回ぐらい繰り返していたら終わりました。笑

香港のスタッフさんも出演者さんも僕のことをすごく褒めてくれて、撮影終了後には、ほとんどすべての方とツーショット写真を撮ってもらいました。笑

そして、日本サイドのプロデューサーである方にも「僕は本当にいい人を見つけるのが上手くてね、SHUさんもやっぱりそうだったよ。」って言ってもらえたり、めちゃくちゃ玄人っぽい(イメージ的には三谷幸喜の『マジックアワー』に出てくる名裏方の人みたいな感じ笑)60代ぐらいの照明の方に、「あんたは本当にすげーな。この演奏が聴けるなら何テイクでもやるよ。」って言ってもらえたりと、褒めてくれる人ばかりで少しだけ舞い上がりました。笑

 

撮影後は香港の出演者さんとスタッフさんの打ち上げに混ぜてもらい、中国語が飛び交う中、たくさん話をしたので、香港にすごく行きたいです!!笑

 

まあ、結局何を言いたかったかと言うと、”僕が思っていた10倍ぐらい規模が大きくて、至れり尽くせりだった”ということです。笑

 

あ、ちなみに今回は僕の横で踊りと歌を歌う香港のMioさんという方がいて(今回の映画の脚本を書いたのもこの人)、二人での演奏だったのですが、彼女のおかげで僕は緊張せずに楽しく気持ち良く出来ました。

Thanks Mio!!!

 

スタッフの人たちがすごく楽しそうに撮影していたんだから、きっといい映画になるよ!!!

また、公開日が決まったらお知らせするので、機会があればみなさん見てみて下さい。

映画

さて、今日のタイトルは”映画”ですが、いつもの様な映画を見た感想の話ではありません。

 

な、なんと、この度映画に出演することになりました!!!!!笑

いや、ジョーダンではないんです、本当なんです。

いや、俳優ではないんです、ハンドパン奏者です。

それでも、僕が映画に出演するのは本当のことです。

 

つまりどういうことかと言うと、香港と日本の合作映画『The Medium-Lens』に、ハンドパン奏者として出演します!!

上映がいつかはまだ決まっていないみたいですが、香港~日本~台湾の3ヶ国で上映するみたいです。

どんなシーンで、どんな出演をするのかはまだお楽しみ!!(撮影もまだしていないから、詳細は僕も知らない。笑)

日本はどこで上映するのか分からないけど、観れる人は観てくださいね!!

まだ疑ってる人がいたら、このニュースサイトを見て下さい。笑

これに、僕も出演します。

蒼井そら、香港映画に特別出演、プロデューサー役に挑戦

みんなが知っているようなハリウッドとかの規模ではないけど、それでも紛う事なき僕の『銀幕デビュー』です。笑

 

僕が本当に大好きな”映画”というコンテンツに、僕が本当に大好きな”映画館”という素敵な場所に、自分がスクリーンの中の人として出演出来るなんて、本当に本当に嬉しいです!!

この映画を通して、少しでもハンドパンが知れ渡っていけばいいなと思います。

 

 

ところで、香港映画といえば、みなさんが思い浮かべるのはジャッキーチェンでしょうか??

香港が生んだ大スターですね。

僕もジャッキーチェンは大好きで、映画もたくさん見ています。

小学生の時は、友達と”酔拳ごっこ”をよくしていました。笑

ちなみに僕が一番好きなジャッキーチェンの映画は『ラッシュアワー』です。(これはもうジャッキーハリウッドに行ってるのかな??)

クリスタッカーとの掛け合いが絶妙でとても好きです。

あと、ジャッキーチェンといえばみなさん楽しみにしているのが、エンドロールで流れるNGシーンですよね!!笑

………

……………

…………………ちょっと待って、ジャッキーチェンの話ばっかりになってる。笑

 

えっと、ジャッキーチェンはひとまず置いておいて、僕は『恋する惑星』という香港映画が大好きです。(また別の映画の話笑)

これは、香港を舞台にすれ違う男女の恋愛模様を描いた作品なんですが、カメラアクションとかコマ送りの感じとか、色遣いとか、そしてもちろん登場人物とかがめちゃくちゃイキイキしていて、とても可愛くて、サイコーにキュートな映画です!!

あと、音楽がめっちゃいい!!

機会があれば是非観てみて下さい。

 

と言う訳で、結局僕の観た映画の話になっちゃったけど笑、出演もするみたいなので、これからも僕の活動をちょいちょいチェックしてくれると嬉しいです!!

これからは、自称世界で初めて映画の中でハンドパンを演奏した奏者として名乗っていくので!!笑

 

写真は、打ち合わせの時にカチンコを持っているスタッフの方がいたので、僕が舞い上がって無理を言って、撮影風の写真を撮ってもらいました。笑