お天気だけで。(北海道旅行記①)

今年もまた
北海道・富良野に行ってきました!!

大切な人達がたくさんいる富良野へ。

6月末に行くのは初めて。

1年半ぶりの富良野は
変わらないようで変わっていっていた。

 

まずは僕の中では定番になりつつある、
今回で3回目となる中富良野・Cafeてくりでのライブ!!

今まではてくりさんや僕の友人の繋がりの中でお客さんが来てくれていたけど、この日のライブには”ハンドパンを観たくて”来てくれたお客さんもいて、
すごく良い意味で試されているような、少しピリッとした感じがあった。

自己満足で演奏したいのか、
誰かを感動させたいのか、
褒めて欲しいのか、
認めて欲しいのか。

何を見て欲しいのか、
何を見せたいのか。

ライブが終わった後に振り返ると、そんなことを考えいた気がする。

夜は、
てくりを営む夫婦と夜中まで話をしました。

実は、
こんな風にゆっくりとあの2人と話すことは
僕がずっと願っていたことだった。

たくさん話をして、目を見て、動きを見た。

2人が
てくりというお店を愛していること、
中富良野を愛していること、
お互いを尊重していることが
多くの些細な言葉や目線や動きから見えたのが、
僕にとっては一番の収穫だった。

ライブの開催から集客、
さらに宿まで与えてくれた上に
晩御飯と朝ごはんもご馳走になりました。

いつも、本当にありがとうございます!!!
てくりは僕にとってすごく大切な、
“今の自分”を知る為の場所。
てくりファミリーと僕たち。

 

次の日は南富良野にあるベーグル屋さん、
Fortune Bagelsでライブ!!

前回富良野に行った時は、
プライベートライブのような形で
このFortune Bagelsの知り合いの方達だけに向けたライブだったけど、
今回は(こんなこと大阪じゃ考えられないけど)なんとそのFortune Bagelsに
野外ステージが組み上がったとのことで、呼んで頂きました!!

どう見ても最高でしょ!!!

野外ステージは、廃材を使って家を建てたり自身の軽トラの荷台を改造したりしているナベさんが作ったもの。
ちなみにナベさんは、軽トラに黒板をつけて、こんな事を書いて数日間走ってくれていたそうです!!笑

楽しいし嬉しい!!!

 

ステージから見ると、目の前の森を望むことが出来る。

廃材から感じられるアソビゴコロと、
色んな時代の色んな場所の色んな匂い。

目の前の木々達は、僕を見るでもなく、そこにいる。

そんな場所でのライブは、
気持ち良くて懐かしい。

お客さんも
自然も
Fortune Bagelsも
廃材で組み上がったステージも
そこにあるのに
何故か”一人だ”と強く感じたライブだった。

でも、
そこに寂しさはなくて
それこそが心地良さのようなライブだった。

 

 

君が似ている。(北海道旅行記②)へはコチラ!!

 

“響き”MV完成しました。

今回はミュージックビデオが完成したのでお知らせです!!

2019/6/19に発売開始(現在予約受付中)の藤原和夫フルアルバム”MISSION”にハンドパンで楽曲提供をしました!!
タイトルは「響き」。
本当に素敵な曲になりました。
日本語ラップ×ハンドパンから成り立つ、優しさと日常と余白を楽しんでもらえると嬉しいです。

「このアルバム欲しい!!!」って思ってくれた方、販売方法まで素敵なので是非藤原和夫のFacebookページより問い合わせて下さい!!

和夫さんと初めて出会ったのは2年ぐらい前かなー。
大阪・福島にあるEARTH DIVER Cafe&Diningだった。
彼はバーカウンターの向こう側、僕はお客さん。
お互い自己紹介をした後の一言目、「じゃあさSHUくん、おれめっちゃおもろいメンバー集めてMIX CULTURE GARAGEってバンド始めようと思ってるから入らへん!?」と言われた。なぜか僕は「はい。」と即答した。

お互い誰でも良かった訳じゃないのに、とんでもないスピードで繋がった人だった。
その後、彼を知れば知るほどその魅力は深まるばかり。

よく通る声、優しくて面白くて、信念がある。
人を惹きつけて巻き込む才能。
・・・これ以上言うと、恋になるからやめておこう。笑

 

それにしても、この曲のリリックは本当に好きだな。
和夫さんの優しさと不満や苛立ち、全てを飲み込む懐が垣間見れる上に、多くの現代人が共感出来る内容だと思います。

ハンドパンがこういう風に色んなところに飛んでいって、当たり前みたいに楽器としてそこに存在する。
そんな未来を僕なりに提示出来れば嬉しいです。

ということで、藤原和夫の”MISSION”より「響き」のリリックをここでご紹介ー!!
是非リリックを見ながら楽しんで下さい!!

 

“ソロアルバム『MISSON』より 「響き」
Lyric by 藤原和夫 (MIX CULTURE GARAGE)
Track by SHU (MIX CULTURE GARAGE)

始まった今日の目的のない1日
なんとなく入れるスマホのスイッチ
朝一って言葉は好きにはなれない
みんな違うそれぞれのリズムが営み

何食うかってことでまずは問一
シャカシャカって音と香りで飲みたい
大村で飲んだ山奥のコーヒー
500円を描くように一手間が命

人との距離感が無防備に近い
固い絆とかって言葉が薄っぺらい
と思うくらいに太く強く心地よい
自然との距離感は存在すらしていない

コンクリートに固められた思考と行動の違い
起こってもいないことを何故か常に疑い
不安で見失いたくない自然体
目に見えない音と香りを信じて生きたい

響き渡るこの音が 響き渡る森の中
響き渡るこの声が 響き渡る空の下
響き渡るこの音が 響き渡る土の中
響き渡るこの声が 気づき僕は夢の中

人って面白いよなと人々は語る
いや僕今面白くないです
交通量と人超える首を狩る情報量
本音と建て前の割合となる円周率

隠し続けることに限界を感じる
めんどくさいと捉えるか遊びに変えれる
無駄だと捉えるか余白を楽しむ
どっちに転ぶかで変えていく選択

くっきりと残る緑と人生が重なる
繋がることを拒むと違和感が生まれる
曲線を描くべく運命に刃向かう
できたら感動という言葉に感動を覚える

チクタク作られた時間にその身を委ねる
揺れる揺れる揺れる揺れる
揺れるという全ての現象へ繋がる
そうか世界は揺れの元に作られています”

 

キリビト歯科医院とコゴロオ雑貨。

お久しぶり、実に一ヶ月ぶりの更新です!!

(the caves×SHU at福岡)

みなさんGWはいかがお過ごしでしょうか?
僕は、相も変わらず曜日や祝日の境目とは無縁な生活をしています。笑

ブログは久しぶりだけど、その間にたくさんの人に会ってたくさんの話をして、いくつかの実際的な動きもしました。

(僕がドラムで参加しているMIX CULTURE GARAGE)

the caves×SHUとして周った福岡ツアーや、赤穂で開催されたthe cavesワンマンfeat.SHU、6/19発売予定のKZOソロアルバムへのハンドパンとしての楽曲提供とMV撮影、新神戸マルシェへの参加や愛犬お米と共に車で巡った旅、何気ない日常や友人との都合の良い飲み会、海外から来た友達を見送ったり。

ネットにアップされたものも、お酒と月しか知らない夜もあった。

そんな写真たちと共に今回のブログをお楽しみ下さい。

(お米初めての車旅)

 

(福岡にてライブの前打ち上げ)

「これ面白そう!」なんて空想を実現(つまり実際に可視化、体験出来るように)して「ほら!楽しい!」って言えるようにするのは実はすごく難しい。

“絵に描いた餅”なんて言葉があるように。
(あれはちょっと違う意味かな??笑)

“屏風の中の虎”なんてお話があるように。
(それはもっと違う。笑)

(赤穂でのthe cavesワンマンfeat.SHU)

 

2月頭から3月中旬までは、何ともモヤモヤした。

動けど動けど形にならず、(実現の為に経てゆくいくつかのステップの中でも特に)面白くない部類のことばかりだった。

その時に蒔いた種が、土から芽を出してくれたみたいな毎日が続いている。
そして、形になると多くの人が反応してくれる。
言葉だけではなく、次の面白いことへ導いてくれたりもする。

(KZO×SHUによるラップ×ハンドパン”響き”MV撮影オフショット)

 

昨日見た夢の中にはたくさんの友達がいた。
久しぶりのあなたも、この間会ったばかりの君も、出てきたんだよ。
みんなして楽しそうな顔しちゃってさ。
秘密と暴力と汗と笑顔が喜び合っていた。

 

なんとなく、この夢から覚めたらブログを書こうと夢の中で思っていた。
誰かが僕を心配してくれているのかもしれない。

大丈夫、僕は元気です。
あなたもお元気ですか。

1人ではあり得なかった発想や原動力を日々もらっています。
いつも、ありがとう。

(運転している僕の膝で寝るお米)

(お風呂上がりの僕の上で寝るお米)

(眩しいほど真っ直ぐな線路とハンドパン)

 

なんだか、久しぶりのブログはお手紙みたいになりました。笑
では、お返事楽しみにしています。

なんつって。

 

 

あぁ、最後に追伸みたいだけど、僕の直近のライブ告知を載せておきますので、ブログの中じゃなくて夢の中じゃなくて、お会いできることを夢見ています。

 

・2019/5/11(土)大阪・泉佐野市 泉佐野市立生涯学習センター

詳細はエブノ泉の森ホール公式HPにて

・2019/5/25(土)大阪・寝屋川NEFNE

・2019/6/8(土)大阪

→詳細は後日発表

・2019/6/9(日)大阪

・2019/7/15(月・祝)兵庫・伊丹 伊丹アイフォニックホール

ハンドパン専用ネットショップ”KUROBO HANDPAN(クロボーハンドパン)”2nd Anniversary Special Sale!!!!!

タイトルのまんまですが、すごく嬉しい報告があります!!

なんとこの度、ハンドパン専用ネットショップ”KUROBO HANDPAN(クロボーハンドパン)”がオープンしてから2年が経ちました!!

本当に、なんだか自分でも信じられないです。

 

こんなに続けていくことが出来るなんて考えられないぐらい長かったし、あんなに色々あったのにそれが2年間に収まっていることが理解出来ないぐらい短かったです。
でも、なんといおうと、なんというか、それでこそ”2年間”なんだと思います。

このネットショップを2年間続けていく中で、僕が一人で出来ることなんてすごくすごく少ないんです。
恥ずかしいぐらい出来ることがないんです。笑

僕に協力してくれるたくさんの友達と世界中のハンドパン奏者とメーカー、「ハンドパンに興味がある!」って言ってくれる人たち、僕に感謝してくれる人たち、そんな人たちが2年間僕の周りにいてくれた。

変わったり、変わらなかったり、流れたり止まったりする中でずっと近くにそんな人たちがいてくれました。

「ハンドパンを日本でもっと広めたい!もっと色んな人にハンドパンの素晴らしさを知ってもらいたいし、やりたい人が気軽に始められるようにしたい!」というのは、完全に僕のエゴです。
でも、そのおかげで繋がることが出来た人たち、そのおかげで見れた景色や表情、そのおかげで聞けた音や言葉が本当に美しかった。

そして僕自身、ずっとハンドパンが好きでいることがすごく嬉しい!!
ハンドパンに携わって生きていることが楽しいです。

ハンドパン専用ネットショップ”KUROBO HANDPAN(クロボーハンドパン)”

本当に、ありがとうございます。
こういう時に出てくるのはこの言葉で間違いない。
これだけで本当はいいはずなんだ。

 

というわけで、お待たせしまいた!!
お待ちかねの、とっっっっっってもお得なお知らせ!!
いつもはこういうお知らせは最初にするようにしているんですが、今回は僕の感慨に一緒に耽って欲しかったので後回しにしました。笑

でも、セールの内容は超特大級です!!

【ハンドパン専用ネットショップ”KUROBO HANDPAN(クロボーハンドパン)”】
!!!!!2nd Anniversary Special Sale!!!!!

内容は、(CD除く)全商品25%OFF!!!!!

ハンドパン本体も、専用ハードケースも、専用ケアオイルも、なんとお得なセット販売までさらに25%OFF!!!!!

是非、是非、是非、この機会にお問い合わせだけでもお気軽にどうぞ!!!!!

4/15(月)まで!!!!!!

ハンドパン専用ネットショップ”KUROBO HANDPAN(クロボーハンドパン)”

 

レッスンのお申し込みや体験などに関するお問い合わせも承っております。
こちらからお気軽に閲覧の上、お問い合わせ下さい。

お問い合わせはコチラ!!!

ないがある。

小学生の時に読んだ本の中で、「インド人は”0”という、謂わば『”無”という概念を具現化・発明』した」と書かれてあり、とても感銘を受けたことを覚えている。
もちろん、もっと簡単な言葉だっただろうし、”感銘”なんて感情知らなかったけど。笑
(ちなみに、「”1”の後に無であるはずの”0”を付けて”9”の上を示す次の位に上がる発想はヤバイ」的なことも書いてあった。笑   何の本だろう?だれか分からないかなぁ?)

クロード・モネは印象派の代表として知られる画家で、柔らかく熱く優しい風景画を描いてきた人だ。その彼曰く「何を描くかは二の次で、私が本当に表現したいのは、描くものと自分との間に横たわる『何か』なのです。」と。

なにかのニュースで、あるいは誰かから豆知識のように聞いたことがある。「魂の重さは21gなんだ。だから、人は死んだ時に21g体重が減るらしい。」だってさ。
(これは『21g』っていう映画もあるから、そっちの印象かも。)

そんな脈絡のない3つのトリビアのような話を何故突然したかと言うと、ただ僕がお風呂の中で”0g”について考えていて、お風呂上がりにお米を研いでいた時に頭の中に浮かんだだけなんだけどね。笑

 

空気の色ってやつと、あるはずのないと、解明されない重み。

慣れない日常だとしても、不感な日々だとしても、変わってゆく。
決定打に欠けるようで、”いつか”の為の毎日だとしても、続いてゆく。

そんな、新しくてありきたりで幸せな一日一日は、まだまだ距離感が掴めなくて、諦めたり飛び出したり言葉を呑み込んだりもする。

「あの時の方が」なんて言葉が親しげに寄ってくる瞬間を掴んで引き伸ばす作業に時間を費やす。
それに気がついて、引き締まる。

どうか、人にやさしく。

全員が全員を好きである必要なんて、意味なんて全くない。
だけど、誰かを嫌いになりそうな時に、自分の幼さや未熟さ、あるいは不勉強をその理由にはしないでありたい。

それこそが、誠実に近いと思うから。

何巻か前の宇宙兄弟ですごく好きなセリフがあった。
『君の過去のことは知っている。だが同時に知った事ではない。君がこの選抜に落ちたとしても、それは君の過去のせいではない。』

 

今日は、人の引用が多過ぎる上に暗くて漢字が多くてまとまりのない、まぁなんとも救い難いブログになってしまいました。笑

でも、言いたかったことだった。んだと思うよ。笑

こんなんでも、最後まで読んでくれてありがとうございます。
こんな日もこんな僕も在る。

OUT OF THE LOOP.

この間は、3/16(土)に僕の地元・豊能町で開催される”ただいまマルシェ”にハンドパンのライブとワークショップで参加するための事前交流会で久しぶりの地元へ!!

自分が空気を吸って音を聞いて景色を見て育った場所だもんなぁ。
心地良い、というよりは身体と意識が場所と同調してる感じは強くある。

 

こちらのイベントは入場無料で、大阪最北端の駅、妙見口駅から続く花折街道沿いのエリアで飲食、ワークショップ、イベント、物販などが楽しめます!!

僕のライブは、道中にあるオイスカ研修センターにて
①10:30~
②12:00~
③15:00~
(投げ銭制)

ワークショップは
13:00~14:00
(要事前申込¥500/人)

となっていますので、「僕がこんな人間である根源」ひいては「今の活動や僕の音楽スタイル」の根っこを見に是非地元へお越し下さい!!

どこでやっても変わらない、この瞬間しか出来ないライブを。

 

そして交流会の後は、僕がDAMというバンドをやっていた時に10年間使い続けた地元の音楽スタジオ、STUDIO LOOPへ!!

ここの名物マスターに会いに行きました。

YMOのロンドンライブの音源が流れていたスタジオで、「無難なやつかけてるやろ?」って言うマスターと、インドのよく分かんないおっさんのスティック捌きの動画を見て笑ったり、Nadishanaの動画を見て感心したり、音響彫刻の動画を見て「カッコエエなぁ。」って言ったり。

相変わらず音楽への探究心がすごい人だな。
サンバのリズムパターンをこの数年は本格的に練習してるみたいだけど、当分ボケなさそうだな。笑

そんなマスターとたくさん話をした後、帰り際の僕の背中に大きな声で
「ビッグになれよー!」
というマスターの笑い声。

あぁ、この人はバンドの時もいつも帰り際にそう言ってくれたな。

 

 

目が悪くて見えなかったんです
メガネをかけなさいよ

耳が悪くて聞こえなかったんです
補聴器を付けなさいよ

黒電話の線を猫が抜いてたみたいで
携帯電話を持ちなさいよ

ヤギさんに食べられちゃって
メールにしようよ

あー、やだなぁ
隙間がなくなっていく

これが続けば、きっとみんな忙しなく抜け目なく間違いの起きない人類になっていって、言い訳は苦しくなっていくんだろうな

あー、やだなぁ

 

 

それでも、僕たちは続いてゆくんだ。

君は確かに生きていた。

2019/1/30に大阪・池田市立ほそごう学園で小学四年生の音楽の授業をさせてもらいました!

約20人のクラスで行われる45分の授業で、ハンドパンの説明や僕の演奏を聴いてもらう時間を設けた後は、全員にハンドパンを思いっきり触ってもらって、音楽室にある他の打楽器を使ってみんなで自由にセッション!!

授業で使用した資料の閲覧はコチラから!!

みんな、本当に楽しそうに積極的に参加してくれて嬉しかったなぁ〜!!
「世界まる見えで見たことある!」って言ってくれた子もいたりして。

少し大人びた様子で知識を披露する子も、冷めた感じで恥ずかしがる子も、無邪気に目の前の楽器で遊ぶ子も、たくさん質問をしてくれる子も、ボーッとしてる子も、一人一人もちろんみんな違うけど、すごく素直に話を聞いてくれた。

楽器の取り扱いに関する僕の注意もしっかりと聞いてくれて、楽器が壊される心配なんて全くなかった。

きっと、先生方の教育や学校の風土と理念がとてもハッキリしていて、子供たちにその想いが普段からしっかりと伝わっているんだろうな。

それにしても、先生ってすごいなぁ。
僕なんか子供たちをまとめるのもなかなか苦手だし、普段大きな声を出さないからこの授業だけで声が枯れそうだった。笑

学校で教えてもらったことって、身に付いてるようで8割ぐらいは忘れてたりするもんだけど、この日のことを少しでも長いこと記憶に留めておいてくれたら嬉しいな。

授業で使用した資料の閲覧はコチラから!!

池田市立ほそごう学園さん、本当に貴重な機会をありがとうございました。

 

参考までに、イギリスにあるMusic For Allという音楽系のチャリティー団体が、


幼少時から楽器の演奏を学ぶことで記憶、言語能力、空間能力、処理速度や注意力が増し、知的な成人への成長を促すことにつながるそうだ

という研究結果を発表したようです。

詳しくはコチラからご覧下さい。

 

まだまだ、子供も大人も知らない楽器、ハンドパン。
まだまだ、2001年にこの世に誕生したばかり、18歳の楽器、ハンドパン。
それなら、子供たちが当たり前のように知っていて、大人たちが彼らから学んでいけば良いんじゃないだろうか。

授業を通して子供たちにたくさん触ってもらえて、帰ってから大人たちに「今日こんな楽器触ったよ~!」なんて話してくれたら、なんて素敵なサイクルだろう。

当たり前の日常に、幸せな毎日に、ハンドパンを知ることに、大人も子供も関係ない。
友達と飲みに行く夜も、公園を冒険した学校の帰り道も、何も変わらない。

 

最後に、子供たちが後日僕にくれた感想文を少しだけ。
「中本さんのえんそうは、一人一人の心をあたたかくしているように思いました。」
「また、あの中本さんのハンドパンのえんそうをききたいです!」
「また、いっぱいえんそうしたいなあと思いました。」
「ハンドパンは少ししっていて本当に実物がくるなんてすこしこうふんしました。」
「お母さんとお父さんにハンドパンの事をお話しました。」
「たたけるようになってうれしかったです。」

自分の心を信じて行動していることに改めて誇りを持つことが出来ました。
ありがとう。

 

こんな風に、学校でハンドパンを広める機会が増えていくといいな。

ハンドパンのレッスンしています!!

と言うわけで、今回は直球タイトル!!

お知らせです!!
実は、前々から数人にだけを対象にコッソリやっていたのですが、ハンドパンのレッスンをしています!!

レッスンの詳しい情報、お問い合わせはコチラから!!!

大阪・関西中心でご興味のある方は是非ご連絡下さい!!
ハンドパンを持っていなくて、レッスンを受ける中で気に入れば本体の購入も出来ます!!

ハンドパンという楽器が少しずつ、本当に少しずつ認知されてきて、手に入れた人や始めてみたいと思っている人が増えてきたように感じる。

そんな中、
「買ったけど、意外と音鳴らない!」
「始めてみたいけど、まずは試してみたい。」
「買ってみて演奏できなかったら……」
という声も多くなってきました。

僕自身、ハンドパンは完全独学で学んだものだし、そもそも人に何かを教えるのがすごく苦手で、レッスンは今まで内緒にしてきたのですが、いよいよそうも言ってられないと思ったので、大々的に発表しました。笑

ハンドパンを持っている人はもちろん、持っていないけどレッスンを受けてみたい人も貸し出し可能です!!
場所や時間は、その人やグループに合わせます!!

どうぞ、お気軽にハンドパンを触ってみましょう!!
レッスンの詳しい情報、お問い合わせはコチラから!!!

個人的なレッスンやハンドパンの試奏体験から、少人数グループ、さらには大人数を想定したワークショップまで幅広く対応しています。

ピンッ!と来たら、きっとそのタイミング。
僕は、今ピンッ!と来たのでこうやって告知をしました。笑

自然のように、整然とした不揃いを。
人間でありながら、生き物として。
僕は、一つの大きな旗を立てるつもりはないけれど、グニャグニャに曲がりくねって穴に嵌って泥遊びをして登り坂を迂回して下り坂を段ボールで滑ってきた道がある。

突然変異でも神出鬼没でもないんだよ。

PanSiam Thailand Handpan Gathering 2019

お久しぶりのブログ更新!!

2019年最初の旅は、”PanSiam Thailand Handpan Gathering 2019”というハンドパンフェスティバルに参加するため、タイへ!!



今回
のチケット



会場
に到着 !

チェンマイからバスで2時間ほど北上した山奥にあるツリーハウスで、参加者全員共同生活。
と言っても寝室はある程度分かれているし、3食美味しい美味しいご飯も出るし、なんとWi-Fiも繋がる!!



会場
で出てくるご飯
毎食現地スタッフが作ってくれて、自分で好きなだけ食べるビュッフェスタイル

 

本当に、参加して良かったと思える素晴らしいイベントだった。
共同生活とか同じものが好きな人達の集まりとか、僕はあんまり好きじゃなくて。

でも、今回のフェスを主催した中心メンバーであるOnとHon夫妻が本当に素敵だった。
世界中から人が集まるイベントを、自国タイの山奥で開催するなんて状況の中で、いつも笑顔を絶やさず、細やかな配慮と大きな心で常に全体と個人を見ていて、心配事が一つも起きなかった。

参加者も、彼らの態度を見習うように、彼らの為に、このイベントは大成功だと笑顔で全員が心から楽しめるものにしたいと思ったんじゃないかな。
たまにこういう主催者の意思と気持ちが真っ直ぐ伝わる本当に素敵なイベントに参加することが出来る。
幸せだな。



主催
の中心、OnとHon

僕の知る限り、みんな本当に気持ち良さそうに過ごしていた。
たくさんの人と話して、たくさんのハンドパンの音色とプレーヤーの個性が見える演奏を聴いた。

寝ても覚めてもあらゆる場所でハンドパンの音や話が聞こえてくる。
嫌いになりそうなぐらいハンドパンに包まれて、めちゃくちゃ好きだと思った。

プレーヤーとしての自分の課題と可能性、ハンドパンを広める活動を続けていくための自分の課題と可能性。

 

やっぱり、僕はこの楽器がすごく好きだ。
もっと多くの人に知って欲しい。
もっと多くの人がハンドパンプレーヤーであって欲しい。
もっと色んなカルチャーに入って欲しい。

その為に、出来る事を。
考えろ、休め、考えるな、動け、動くな、考えろ。

自分を縛らず、人を定義せず。
世界を定義せず、未知を怖れず。
失敗も誤解も嫉妬も怒りも、僕に目を向けてくれるなら光栄だ。

世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい。

A part of me, apart from me.

新年、あけましておめでとうございます!!
2019年も僕とハンドパンをよろしくお願いします!!

2018年は不思議な年だったな。
僕の初となるハンドパンCD “Add Some HANDPAN To Your Day”の発表から始まり、北海道やカナダやアメリカに行ったりもしたし、結婚もした。

たくさん動いてたくさん変化があったようだけど、僕自身がどう変わったのかはイマイチ掴めていない。

年末年始の浮ついた空気はいつも好きだけど、2019年の新たな決意のようなものは特にない。
決める意思は僕のものじゃない。続いたモノがきっと、そう見えていくんだろうな。

 

決意ではないけれど、今年はもっと”隙間”を見ることが出来る人になりたいな。

 

僕は隙間を作りたいし、隙間が好きだ。
音楽でも小説でも、絵でも映画でも、隙間があるものが好きだ。

でも、これって作る側にとってはすごく難しい。
自分で作ったものにあえて余白や隙間を与えるんだもの。
(広義的な意味で)何かを作ったことがある人は分かると思う、これって結構怖い。

それでも、家の掃除をしたり洗濯物をたたんだり、そんな生活の隙間になるようなひと時を提供することが出来ればと思っている。

洗濯物を畳んでいる時にしか見えない光の揺らめきとか、掃除をしている時にだけ気がつく心のへこみ。

『万引き家族』のサントラで細野晴臣が魅せたような、気を向けないと気がつかないほど、風景に溶け込み、その情景をより一層引き立てる音楽。
なんて言ったら烏滸がましいかもしれないけど。

そういうものに気がつくことが出来る僕でありたいし、そういう音楽でありたい。

 

僕の一部であって、僕ではないもの。
A part of me, apart from me.

2019年1月は、タイで開催されるアジア初の大規模なハンドパンフェスに行ったり、僕が出演した映画”The Medium Lens”がようやく出来上がったとのことで、それの関係者試写会に行ったり、池田の公立小学校の音楽の授業で特別講師をさせて頂く予定です。

公にみなさんの前に出る予定は1月はありませんが、やりたいこと・やるべきだと心が感じていることはたくさんあります。

 

これからも、よろしくお願いします。
今度、みなさんに会ったら恥ずかしくて顔を赤らめてしまうかもしれないな。