喫茶店とラーメン屋

僕の一日は、ライブや練習その他人と会う用事がなければ
一日中を家の中で過ごす。

奥さんの仕事の時間に合わせたり合わせなかったりしながら不定期に起き
(僕は寝ることがとても好きだ)、
朝ごはんを作ったり作らなかったりする。
場合によっては奥さんのお弁当も作ったりする。
前の日の夜に天気を確認し、洗濯物が溜まっていたら洗濯をする。
ゴミの日には台所、リビング、水回りのゴミを集め、掃除機をかける。
家の前に出て掃き掃除をするのはもはや日課だ。

その間に愛犬に朝ごはんをあげる。
朝ごはんの器を洗い、気持ちも家もスッキリすると
愛犬と遊びながらケータイを見つめる。

ひとしきり遊びおわると、ようやく仕事をする気になる。
パソコンの電源をつけ、メールチェック、ケータイのメモに書いてある
”やる事リスト”を眺め、処理してゆく(その中には、「コーヒーを飲む」や、
「YouTubeで〇〇を見る」なども含まれている。
僕の仕事は全て義務ではないから、このようにあらゆる”やる事”が混在する)。

「ハンドパンを演奏すること」だけは呼吸のようなものなので書いていない。
(やる事リストに「呼吸をすること」と書かなければならない事態に
なることもあるのかもしれないけど。)

その中に「ジャンプを読みに行く」や「ラーメン屋に行く」が入っていると
ワクワクする。

週刊少年ジャンプは、僕の愛読書だ。
そして僕はコンビニで買うわけでもなく、
ダウンロード版を購入してスマホで見るでもなく、
必ず喫茶店に行って読むことにしている。

この時間が大切なんだ。
ホットコーヒー、時間によってはモーニング、
お昼を作り損ねた時はランチを頼んで、
タバコに火をつけてジャンプをめくる。

読み終われば棚に返して、
持ってきた本の続きを読んだり、
ブログを書き始める。
一週間のうちのほんの2時間程度。
これが僕の心の平穏を保っている。

ラーメン屋も同じだ。
ここのラーメン屋は家からも近くて、
タバコも吸えて、何よりも(申し訳ないが)繁盛店ではない。
ゆっくりとビールを飲みながら本を読んで過ごせる。

どちらのお店も、家からあまりにも近いから
トイレはあまり使ったことがない。
家を用を足してから店に向かい、
トイレに行きたくなったら家に帰る。

僕を、家から出してくれるお店たちよ。
どうか、なくならないでくれ。

見守られながら。

今回は、僕の隣に住むおばあちゃんの話です。

僕は現在大阪市内に住んでいます。
こう聞くと、とってもナイスなシティーボーイに聞こえる。

確かに、心斎橋や難波へは自転車で10分程度、
天王寺や梅田だって20分も自転車に乗れば着いちゃう。

だけど、僕が住んでいる家は大正時代から100年近く建っている
長屋のうちの一軒家で、家の前には雨から守ったり日差しを遮ったりする
大きな大きな木が生えている。

あまりにも大きくて、公道にもはみ出しているけど、
誰が植えたかなんて分からないから誰も処理しない。
「この木は根っこが家の下まで伸びているから、もし切ったら家が崩れる」
とも言われ、
「この木のおかげでこの長屋は大阪空襲を生き延びた」とも言われる。

さらに家の中に入れば、一軒家とは思えないほどの狭い間取り。
昔ながらの日本家屋らしさもある。

建物だって歪んでいるから、扉は固くて、
梅雨の時期は木が膨張していよいよ動かない程だ。

そんな長屋がまだまだ”新築”に分類されていたであろう時代から
ここに住んでいるのが、僕の隣のおばあちゃん。

 

歳は80代後半だったと思う。

今も元気で、耳だって口調だってハッキリしているし、
この間まで自転車に乗って買い物に行っていたし、
1日に何度も家の外に出て自分が植えた植物たちの面倒を見ている。

天気の良い日は外に椅子を持ち出して、
大きな木の下で編み物やえんどう豆の皮むきをしたり本を読んだりしている。

僕は、仕事柄ライブの日以外は家にいることが多くて、
(つまり、最近はずっと家にいる・・・)
身体を伸ばすために外に出た時によく会うから、その時にお話をする。

この家のことも、大きな木のこともおばあちゃんから教えてもらった。

 

お手製のきゅうりのぬか漬けや、作り過ぎたポテトサラダ、
彼女の友人の庭に自生しているニラのお裾分けなどもよく頂く。

彼女が育てている大葉や金柑は、必要とあればキッチンからそのまま外に出て、
少しもぎって料理に使わせてもらっている。

そんな彼女との話。

彼女の娘さんと息子さんのこと、
パンデミックのせいでなかなか家から出れなくてストレスが溜まるということ、好きなことをして生活をしている僕をとても羨ましがってくれること、
昔のこと。

 

彼女が言ってくれた
「お金なんて今はなくてもいい。ワタシは今は多少お金あるけど、好きなことなんて何も出来へん。それよりも、若い時にお金が無くても苦労してた時代の方が楽しかったわ。」

という言葉は、僕には想像も出来ない彼女の人生の重みが詰まっていた。

僕はその言葉を時々「よいしょっ」と引っ張り出して
モサモサとした、癖のあるクッキーのように少しずつ
有り難く齧っている。

 

まだまだ、元気で。

色んな話を聞かせてね。

生活

前回のブログ『ニュー・シネマ・パラダイス』は、実に半年ぶりの更新だった。

その前に書いた東京ツアーのブログ『贅沢な雑記として。』
それから戻ってきた後は怒涛のような半年間だった。

(MV作成中の一枚)

オーストラリアツアーがあり、
(オーストラリアツアーに関しては、
Instagramアカウントにて毎日リアルタイムで更新をしていました!!!
もしよろしければ、Instagramにて”shuhandpan”をフォローの上、
「#australiadiary」でブログを読んだり、
ストーリーズのアーカイブをお楽しみ下さい!!)
世界の仕組みを丸々アップデートしてしまうようなパンデミックがあり、
楽しみにしていた音楽イベントがなくなり、
新しい楽しみ方と穏やかに過ごさざるを得ない日常の中で、
隠れていた次の生き方を模索し、変わろうともがき、変わらないものを愛した。

(オーストラリアにて)

(日常)

その後は、素敵なイベントにいくつか出演をして、
新しい出会いと価値観の中で生まれ続ける新しい自分と変わらない自分の狭間を
揺れながら楽しんだ。

(2020/2/16 Live at LPキッチン)

(2020/5/30 Live at たいよう Photo by オモタニカオリ)

(2020/6/14 BOTAFES みんなのお花見プロジェクト収録)

 

本来なら、一つ一つがブログに書けたことなのに、
何一つとして形にならなかった。

そんな日々の中でも変わらず文章は書き続けていたけれど、
ブログという形でアップをすることが少しずつ怖くなっていった。

書くことに飽きたのではなく、書きたい衝動と書かなければいけない焦燥の中で
書くことが出来なかった。

(2020/7/5 Live at FATAPIAにて)

そして、エンニオ・モリコーネの死を受けて、改めて考えてみた。
僕が音楽を作ることと、文章を作ることについての関係性を。
関係性がないということを。
音楽にしたい生活も、ブログにしたい生活もある。
どちらにもなる生活も、どちらにもならない生活もある。
どちらかがスムーズに進んで、どちらかが立ち止まったり、
どちらも「ダメだこりゃ」となったり
どちらも最高速度をキープしたり。

脳みその使い分けも時間帯による棲み分けも
刺激の強弱による振り幅もない。

まだハッキリと理解出来ていないだけかもしれないけど、
どちらも「なんとなく」という言葉がしっくりとくる。

(2020/7/4 Live at 桜ノ宮foodscape!storeにて)

僕は自分のことを凡人でまともで普通だと思っている。
僕は小さな虫ケラ同然で、どこにでも僕みたいなやつなんていて、
ありきたりの有象無象だと思っていた。
今まではその事実に嫌気がさすことの方が多かったけれど、
最近はそのことに快感を覚えるようになってきた。

自転車で駆け下りながら大好きなあの歌を歌ったって、
世界の主人公なんかじゃないんだぜ。

 

僕は生活が好きだ。
洗濯や掃除や洗い物、犬の散歩。

そう言えば星野源はエッセイの中で生活が嫌いだと言っていた。
僕は星野源が好きだ。
星野源は僕を知らない。

なんてことだ。
なんてすれ違いだ。

 

憧れの松の虫よ。
あなたはいつも隙だらけで、そんな君に魅せられた僕だけど、
あなたの愛はいつも一つだけを見ていて僕が入る隙間なんてないんだ。

(愛する君代さんとthe caves)

「世界が愛と優しさでまわっていますように」
と口に出してみた。
なんとなく言ってみたんだけど、
「まわりますように」ではなかった。

(大切な家族)

ニュー・シネマ・パラダイス

エンニオ・モリコーネが旅立った。

生きていれば会えるとは正直思っていなかったけど、
あの素晴らしい音楽を作ってきた人が僕と同じ地球上で
現在息をしている事実が
嬉しかった人のうちの一人だった。


(映画『ニュー・シネマ・パラダイス』より)

子供の頃、母親がジャニーズのアイドルのことを
カッコ良いと言っていて、
僕が「お父さんとそのアイドルはどっちがカッコ良いの?」
と聞いたら
母親は「アイドル」と即答だった。
それを聞いた僕は
「じゃあなんでお母さんはそのアイドルと結婚しなかったの?」
と本気で疑問に思って聞いたことがあった。

それぐらい、生きている限りは出会えて関係を持てる可能性があると、
あるいは世界は小さいと幼い僕は考えていたのかもしれない。

エンニオ・モリコーネが亡くなる数週間前、
『ニュー・シネマ・パラダイス』の
サントラを聞きながら奥さんと話をしていたら、
奥さんが
「〇〇(僕が住んでいる住所の最小単位)のエンニオ・モリコーネ」と
僕のことを呼んできた。
彼の話ばかりする僕のことをからかった言葉だったんだろうけど、
なんだかとても嬉しかった。

とてもそうはなれそうにないんだけど・・・。

 

その昔、誰かに聞いたのか何かで読んだのか、
はたまた記憶のないうちに自分で編み出したのか覚えてないけど、
『音楽の神様は細部に宿る』という言葉を知って、
(いや、もしかすると絵画の話だった言葉を僕が『音楽』に変換したのかもしれない。なんだかそんな気もしてきた。笑)
それからずっと音楽を作るときも聞くときも
その言葉が頭にこびりついて離れない。

あるいは、甲本ヒロトが何かの雑誌のインタビューで話していた
「彼(誰か忘れてしまったけど、昔のロックンロールのギタリストの話だと思う)のチョーキングは、素晴らしい一冊の小説の読後感に匹敵する」
と言っていた。

素晴らしい一冊の小説にこめられた情報量と感情の起伏と作者の意図。
それらが一音のチョーキングにこめられている、ということだ。

(映画『アンタッチャブル』より)

僕の好きな音楽家はみんな、そういう人達だ。
大筋の太さやメロディーラインの美しさはもちろんのこと、
音楽の神様を細部に宿し、
一音に、一つの歌詞に全ての意図と物語を込める。

 

エンニオ・モリコーネもそういった音楽家だった。

映画のストーリーや登場人物の感情を、
音楽によってよりセンシティブに繊細に、
大袈裟に作り上げるのではなく、
映画をベースに底からジワッと温めて拡げるような音楽。

モネやルノワールのような”ファンシーさ”(これはこれで大好きだ)というよりかは、コローのような”誠実さ”を持った音楽だと感じた。

人が亡くなっていくのは、変わり続けない、
この世で唯一全人類に与えられた平等であって、
悲しんで、慈しんで、思い出して、前を向いて、
次の美しい未来を作ってゆく。

 

天国から舞い降りたような美しい音楽を作ったあなたは、
天国でもピアノを弾いて、指揮棒を振っているのだろうか。

そんな音が一小節でも、僕の心に届くと良いな。

安らかに、お眠りください。

僕が、あなたの音楽を好きであるという事実は変わりません。

贅沢な雑記として。

東京は、あまり好きな場所ではなかった。

もちろん、友達もいるし、ハンドパンで関わっている人だってたくさんいる。
落ち着けるお店も一息つける公園もある。

 

それでも
この場所は僕にとって
大阪へ帰ることを
願う街だった。

 

そんな東京に
the caves×SHU
としてライブを
しにいった

ドラムステーション渋谷さんでのセミナー&ミニライブ
井の頭公園での池を見ながらのハンドパン練習
ハンドパン奏者峯モトタカオさんとの対談
新宿duesでのライブ出演
吉祥寺駅でのストリートライブ
初めから決まっていたかのように
空いた日に出会えた方
突然の出演を快諾してくれた吉祥寺world kitchen BAOBABさん
僕たちと出会ってくれたたくさんの人たち

 

そして
僕たちの暖かな寝床と豊かな時間を惜しげも無く渡してくれた
ミュージシャンの岸本 宗士くん

 

初めて行く
海外のように
新鮮で
今までで一番
満たされた
東京旅になりました

本当に
心から
ありがとうございます

 

 

 

自分が空っぽになってゆく感覚

 

本を読む時間も減って
映画館や美術館に
足を運ぶ回数も減った

自分の中の
とっても大切な
何かが着実に
減りつつある

それは僕にとって
すごく怖いことだった
自分を
自分たらしめている
と思っていたもの達から
自ずから離れていっている

自分の中の
注ぎ続けて
足し続けてきた
何かが
靴の底みたいに
減ってゆく

ゆるやかな生活の中で
地面が崩れるのではなく
足が蔦に絡め取られるような

 

「足さないと生み出せない。」

そう思っていた

“ぼくという水筒だかタッパーだかに、
色々な飲み物を入れて混ぜる。
それをグラスに注いで
最後に味を整える”

ことが”クリエイト”だと思っていた

だから僕は恐れていたし
追われるように足し続けていた

でも
いろんなものを
手放していく内に
見えてきた

身近な人への感謝と
日々の行いの大切さ

ぼくがぼくを
生きるのではなく
ぼくの周りの中に
ぼくが生きている

言葉も忘れてゆく中で
陽を受けて風に揺れる葉が
頼もしく見えてくる

 

そんな感覚を
今は大切に

手放して
空っぽになって
分かったんだから
大切にしてみよう

Link, Live, Community Vol.1

12/15は、僕自身初めてとなるイベント、
Link, Live, Community Vol.1でした!!

たくさんの方々にハンドパンのレッスンをする中で、
みんなが今の自分の実力を発表する場を作れたら素敵だなと思ったのがキッカケでしたが、
ハンドパンを通じて僕としか繋がっていなかった人同士が繋がって、
ハンドパンを共通項にした知り合いが出来れば
もっとこの楽器が身近で楽しいモノになるんじゃないだろうかとも考えた。

そして、ハンドパンをまだ持っていない人には
“周りにたくさん同じような人がいる”こと、
“レッスンを受けたり不安を解消出来る人間がいる”ことで、
安心してハンドパンを始めることが出来るという所を見て欲しかった。

 

どれくらいの人が集まるのか
どれくらいの人が発表したいと言ってくれるのか
本当に不安だったけど、
いざ当日を迎えるとみんな素敵な笑顔でとても幸せな気持ちになりました!!

トップを飾ってくれたのは、
この日の会場、
大阪・羽曳野にある
“ハンドパンにいつでも触れるBar” CLEFの
オーナーであるひーちゃんと息子のしんちゃん!!

この二人は親子で同じスケールのハンドパンを使って
「二人で曲がやりたい!!」という夢を始めから話してくれた
とても素敵な親子です。

レッスンもたくさん入ってくれているだけあって、
メキメキと上達していて本当にこの日も良かった!!

2番手はうしさん!!
この方は最近ハンドパンを手にいれた、音楽好きの男性。
まだまだハンドパンはこれからだけど、
今までたくさんの楽器を持って音楽と触れ合ってきたバックボーンがあるからこそ、
この日も即興でとても素敵な演奏をしてくれました!!

3番手はHandTapsのお二人!!
僕がレッスンを始めた本当に最初から、
今までずっとレッスンを定期的に受けてくれている二人。

ハンドパンだけじゃなくて、
色んな趣味を全部二人で経験する息ぴったりで笑顔満載な二人の演奏は、
僕にとっても感慨深かったです!!

そしてトリはTAKAKOさん!!

たくさんのハンドパンイベントでいつも一緒になるTAKAKOさんは、
本当にハンドパンが好きで、
ハンドパンが上手になりたいという意志がとても強く見える人です。

ただ技術の向上を目指すだけではなく、
自分の思い描く演奏をするための技術を求めているように見える彼女の演奏は、
勝手に共感してしまうほど素晴らしい演奏だった。

 

この日は、僕が始めに
「今日の僕は頼りになりません。基本的にお酒を飲んでみんなの演奏を聴いているだけの人です。」
とか無責任なことを言ったからか分からないけど(笑)、
本当にみんなが積極的に場の空気を作ってくれて、
その場にいた人たちと、ハンドパンの情報交換や教え合い、
雑談などをしていたのがとても印象に残った。

みーんな
同じ1つの楽器に
魅了されちゃった人たちなんだもん。
大丈夫だよ。

 

僕が定期的にやっている”ライブ&体験会”とは
また違った空気感の中でのイベントで新鮮だったな。

この発表会イベントも継続的にやっていきたいけど、
とりあえずはライブ&体験会が2020/1/26(日)にあるよ!!

こちらもいつもたくさんの方に来ていただいているイベントなので、
是非どうぞ!!

↓↓↓ご予約や詳細は、下の画像から!!↓↓↓

その他レッスンの詳細はコチラ!!!

 

来年も、
素敵なハンドパンの音色を
スタンスを
なるべくそのままに
たくさんの人たちに
届けることが出来ますように。

P.S .
TAKAKOさん、
素敵なプレゼントありがとうございます!!

 

SMALL PARTY

2019年12月7日

この日は
僕がやっている
ハンドパン×アコースティックギター×歌のユニット
the caves×SHUが今年の8月に出した
最新で最高のミニアルバム
「同じ夢をみた」
発売記念イベントを大阪にある
スーパーレトロマシーンで開催しました。

たくさんの方に来て頂いて、本当に楽しかった。
来てくれたみんな、来れなかったみんな、ありがとう。

この日は、僕とKZOさんの二人で計画をした。

だれもみたことがないなつかしさ

 

この日をいつか振り返った時に、
人生のふとしたタイミングで
思い出し笑いをするように
「あぁ、あのイベントに行って良かったな」
と思ってもらえるような
イベントを作りたかった。

自分たちの音楽
自分たちのお芝居
それを見せる前に、
まずは
エンターテイメントとして
楽しんでもらえるように。

僕たちの音楽に加え、
ラッパーのKZOさん、
まっすぐに言葉を出すA8さん、
そして、この日一日を通してずっと場を繋いで縁を繋ぎ続けた芝居紳士さん。

小さなホームパーティーに招かれて、みんなが少しの違いを楽しむ。
そんな違和感を感じられるような素敵な空間になれば良いなと思っていた。

土曜のお昼に場所を貸してくれたスーパーレトロマシーン
3ステージという空間の中PAをしてくれた上に、前日にチーズケーキとカップケーキを作ってくれたはるか
はるかと共に会場を作り上げたかのんちゃん
フリーおでんやチーズケーキとさつまいものカップケーキを販売してくれたつかさちゃん
受付を担当してくれたひーちゃん
この日のチラシを作成してくれて、当日はカメラマンを担当してくれた烈くん

本当に、スタッフのみんなも温かく楽しそうに当日を過ごしていたことがとても印象的だったなあ。

 

ぼくがやりたかったこと

みんなが仲間はずれで、みんなが一人。
だから僕たちは1つじゃなくて”みんな”でいれる。
違いを楽しんで、違和感を楽しむ。

SMALL PARTY
なんだ。
小さくて、静かで、
一人ぼっちでも
楽しめるように。

このイベントをもう一回やるかなんて全く考えていないけど、
みんながまた違った場所で出会えたら、めちゃくちゃ最高だよね。

 

All Photos by 烈 “the PHOTO” 白川

中国行きのスロウ・ボート

突然、何かに引っ張られるように台湾へと行ってきた。
“引っ張られる”というよりは、”押し出された”感じだった。

ボールを詰めた筒の片方からポンプのように押し出すと
反対側のボールが飛び出る
そんなオモチャが昔あったな。

僕が初めて台湾に行ったのは
2016年の2月。
今から3年と9ヶ月前だ。

その時は、ハンドパンを手にいれてまだ数ヶ月しか経っていなくて、
“度胸試し”として台湾へ足を運んだ。

空港で親切にしてくれたお姉さんも、
ストリートで話しかけてくれた大学生も、
会えなかったけど、
英語も通じない中で無理やり伝えて
初めて演奏したレストランは
そのままだった。

前回、僕がずっと演奏をしていた
西門町は、少し居心地が悪くなっていた。
観光地化がさらに促進された挙句
全てが飽和して、
誰も楽しんでいないのに
“楽しさ”を強要してくるようだった。

でもこれはきっと、
僕が年を取ったからだ。
3年と9ヶ月もあれば、
僕も、街も、人々も、
変わっていく。

跡形もなく変わることだって
可能なぐらいに。

 

西門町を出て僕が向かったのは、華山1914という場所。

日本統治時代に建てられた酒造工場がずっとほったらかされていて、
最近オシャレスポットとして復活したみたい。

剥がれたレンガもそのままに、
裏にある広大な公園では
たくさんの人々や犬が
とても気持ち良さそうにしていた。

 

人と話をしたくなった

ハンドパンをもっと演奏したくなった

 

あれは、熱意なんてものじゃなかった。
使命の方が近いけど、もっと濁っていた。

落ちない壁のシミに向かって、
ひたすら雑巾をかけるような。

小さいシミだし、
目立たない所なのに。
せめて、拭くなら
洗剤とかを使えば良いのに。

そんなことを言われながら、
ただ愚直に拭き続ける。

なんだか
汚れが
ひどくなっているような
気がする。

誰に聞いても、
変わりはない、と
言われるけれど。

錯覚だとしても
現実だ。

僕が旅の時に毎回持っていく本
村上春樹の『中国行きのスロウ・ボート』

その中に、こんな一節がある

「僕の中国は僕のための中国でしかない。あるいは僕自身である。
(中略)
地球儀の上の黄色い中国。これから先、僕がその場所を訪れることはまずないだろう。それは僕のための中国ではない。
(中略)
それは僕のための場所ではない。僕の放浪は地下鉄の車内やタクシーの後部座席で行われる。僕の冒険は歯科医の待合室や銀行の窓口で行われる。僕たちは何処にも行けるし、何処にも行けない。
(中略)
友よ、中国はあまりに遠い。」

 

さよなら、台湾
また、いつか

 

HCT JAPAN代表による正直なSMARTY BAG使用感想(3/3)

「HARDCASETECHNOLOGIES JAPANより!!(1/3)」はコチラ!!

「HCT JAPAN代表による正直なFLYROLL使用感想(2/3)」はコチラ!!

 

さてさて、お次は”SMARTY BAG”!!

これはHCTが初めて出すソフトケースです!!

あくまでもソフトケースなので、
空港で預け荷物として渡すのはオススメしません。

普段の街づかいであったり、
おそらく山登りの時
(山登りの時にハンドパンを持って行っている写真や動画を色々なところで見ます。多分、頂上で演奏したら気持ち良いんだろうな。)
に使って下さい!みたいな感じかと!

 

こちらは、正直良い!!
と思うポイントばかりでした!!

まず、材質がしっかりしていて
カバンとしての作りがとても頑丈です。

さらに、ハンドパンを収納するスペースには、
底面にEVARIM(1cm、2cm、3cmがセットで付いてくるので、お持ちのハンドパンに合わせて変更可能!!)
が付いています。

ハンドパンを背中から下ろす時に、
慎重に置いたつもりでも意外と「ドンッ」
って鳴ってビックリすることがありますが、
これなら大丈夫そう!!

そして、中にはハンドパンのDing(真ん中の出っ張り)を保護するための
ディングピローもついていたりと、
ソフトケースではありながら、
ハンドパンへの配慮がしっかりしています。

こちらのDingピローも、マジックテープで2つがくっついているので、
お持ちのハンドパンの高さに合わせて調整可能です!!

また、
背面にはバックパックなどに使用されている金属フレーム加工が施されており、
これによってケースと背中が直接触れる事なく、
肩や背中への負担がとても少ないです!!

背中とケース自体の接地面は通気性の良いメッシュ加工で
汗をかいてもベタつかない!!

また、背中とケースの間には小物を収納するスペース
(意外と広い!!HCT公式チャンネルでは、この中に2Lのペットボトルを6本入れていました!!)
があったりと、充実の機能です!

(上部から開けた図)

この小物入れは、上部と底面にそれぞれ取り出し口がついているので、
上から入れた荷物が一番下に入った場合にも、下からすぐに取り出せます!!

(底面部から開けた図)

 

そして一番驚いたのが、
ハンドパンを入れて背負ってみるとめっっっっっっちゃくちゃ軽く感じる!!
本当にもう、「あれ?背負ってるっけ?」って思うレベルで軽いです。

これは、背中を支える金属フレーム構造や、
ハンドパンを「肩からぶら下げる」のではなく「持ち上げる」ように背負うことが出来る構造
(肩紐の一番上ぐらいにハンドパンのトップが来ている)
のおかげだと思いますが、本当に素晴らしいポイントです。

あとは、体の前で止めるベルトやサイドポーチ、
テントなどをくくりつけるための上部ベルトなど、
山登りをする時に使われるバックパックを参考にしたポイントも多くあり、
とても良いと思いました。

(僕は街づかいだったので、前でベルトは止めなかったのですが、
サイドポーチを背中側(というより腰のあたり)にしまい込んでも
全く邪魔だと感じませんでした。)

 

雨の日には、専用のレインカバー(別売り)を付ければ安心です!!

そして、価格がまたとても良心的!!
Sサイズなら¥17,750(税込)
M、Lサイズなら¥19,370(税込)

これなら本当に気軽に良いなと思いました!!

【製品詳細】
(各サイズも画像内表に記載しています。)

定価
Sサイズ ¥17,750(税込)
M、Lサイズ ¥19,370(税込)

 

そしてそしてー!!!!

またまたここまで読んでくれて本当にありがとうございます!!

こちらのSMARTY BAGも新商品の発売と、
ここまで読んでくれたお礼を込めて、
11月1日から11月15日までの2週間限定、

以下のメールアドレスに希望商品と個数を送っていただけた方限定で、
このSMARTY BAGをなんと定価の20%割引(Sサイズなら¥14,200(税込)、M・Lサイズなら¥15,500(税込))で提供させていただきます!!

*SMARTY BAGの方は、サイズを忘れずにご記入下さい。

**先払い、セール最終日終了後順次発送、日本国内限定、FLYROLLとSMARTY BAGの2商品のみ対象**
**別途送料がかかります**

メールアドレス
hardcasetechnologies.japan@gmail.com

件名に、「購入希望商品名と個数」
本文に、
・お名前
・連絡先

を書いてメールを送って下さい!

こちらから、振込先などを随時ご連絡します!!

 

ではでは、みなさんのハンドパンとの素敵な生活が続きますように。

HCT JAPAN代表による正直なFLYROLL使用感想(2/3)

「HARDCASETECHNOLOGIES JAPANより!!(1/3)」はコチラ!!

 

まずは、”FLYROLL”!!

これは、Alessioがずっと僕に
「ヤバい商品作ったから!これ日本でめっちゃ流行ると思う!!」
って言い続けていたのですごく楽しみにしていました。

 

そして、いざ到着したものを段ボールから出してみると・・・
デ、デカイ・・・そして思ったより重い(ハードケース込みで11.5kg)・・・。
(僕は身長が165cmしかない上に、力にも自信がない方の男性です。笑)

ということで、まず第一印象は
「デカイ、重い、海外製品は本当に基準が違うなー」
ということでした(いきなりネガティブイメージ笑)。

しかし中を開けてみると・・・おお!これはスゴそう!!

まず目に付くのは従来のEVATEKとは違った、真っ黒のABS樹脂丸見えのハードケース!!

開け方がジッパーではなく、4つのマジックテープを外すという形。

そして中を開けると目に付くのが、真ん中の突起物!!

これが大きなポイントですね。

この突起物は、一番外側のケースから飛び出しているものを囲うような形で、
ハンドパンを収納するハードケースも
この突起に突き刺さっています。

つまり、ハードケース自体がこのトランク内で動く心配がなく、
ハンドパンもしっかりと固定されます!!

しかし、ここで注意をしてほしいのが、
「Gu(ハンドパン底面の穴)が中心にあるものでないと使用出来ない」ことです!

多くのハンドパンはこのGuが真ん中に空いていますが、
技術の向上により、底面に音を追加する中でGuの位置をズラした
ハンドパンも出てきました。

このFLYROLLは、Guが真ん中にあるタイプのハンドパンにのみ対応しています。

また、このハードケースにはEVARIMと呼ばれる、
ハンドパンのリム(周り)をグルッと保護するベルト状のものが付いています!
これは、マジックテープで着脱可能になっており、
1cm、2cm、3cmのEVARIMが付いているので
お持ちのハンドパンのサイズに合わせて簡単に調整可能です!!

これがあるだけで安心感が全然違う!!

(写真は1cmと3cmの比較画像)

そして、ハードケース自体を持ち上げると、
なんと背面にはEVAPAD(HCTが開発した背中の衝撃吸収・負担軽減アイテム)と肩紐が!!

つまり、FLYROLL自体をスーツケースとして利用し、
例えば旅先に着いたらホテルに荷物を置いたまま
このハードケースだけを抜き出して街に繰り出すことが可能なんです!!

これは、個人的にはすごく便利!!推しポイントです。

あとは、(重たいから極力やりたくないけど)、
このスーツケース自体にも肩紐が付いていて、
実は背負うことが出来るんです・・・。笑

まあ、これをする機会は少ないだろうけど、
ないよりはあった方が「備えあれば憂いなし」的な感じかな~と思いました。

そして、スーツケースの蓋側には、こんな風にジッパーが付いており、
ここを開けると広めのスペースが出てきます!

Tシャツを入れてみたところ、20枚入りましたが、
まだ上部に余裕のある感じなので、
かなり入ります!!

 

後は、実際にこれを持って電車に乗って移動をした感想ですが、

・やはり大きくて通れない場所がある
└例えば、電車の改札の小さい方(普通の方?)や、一列専用エレベーターなど。

こういった場所を利用する際はケース自体を縦にしないといけないけど、
タイヤは方向が固定された状態で手前に2輪付いているのみなので、
引きずるor持ち上げて動かす形になりました。

・タイヤが大きいので普通に歩くときにはラクだし、静音性も優れている

・タイヤ側底面にはバンパーが付いているのですが、ここが地面との距離が近くて意外と小さな段差や出っ張りにすぐバンパーが引っかかる。
└まあ、バンパーだからぶつかっていいんだし、ハンドパン自体には影響はないけど、タイヤの回転が一瞬詰まるので少しうっとおしい。笑

価格としても、
スーツケースだと思えば個人的にはそんなに高いとは思わなかったし、
まだこれで海外に行くなど飛行機を利用していないので分からないですが、
全体的にはすごく素敵な商品でした!!

【製品詳細】
サイズ(幅×高さ×奥行き)

ハードケース:63×63×35.4cm

外径:67×72×42.5cm
重量:7kg、11.5kg(ハードケース込み)
*直径45cmから61cmまで、高さ32cmまでのハンドパンなら全て対応可能!!

定価 ¥66,000(税込)

 

そしてそしてー!!!!

ここまで読んでくれて本当にありがとうございます!!

新商品の発売と、ここまで読んでくれたお礼を込めて、
11月1日から11月15日までの2週間限定、
以下のメールアドレスに希望商品と個数を送っていただけた方限定で、
このFLYROLLをなんと定価の20%割引、なんと¥52,800(税込)
で提供させていただきます!!

**先払い、セール最終日終了後順次発送、日本国内限定、FLYROLLとSMARTY BAGの2商品のみ対象**
**別途送料がかかります**

メールアドレス
hardcasetechnologies.japan@gmail.com

件名に、「購入希望商品名と個数」
本文に、
・お名前
・連絡先

を書いてメールを送って下さい!

こちらから、振込先などを随時ご連絡します!!

 

では、お次はSMARTY BAG!!
コチラもお得な情報あるよ!!

「HCT JAPAN代表による正直なSMARTY BAG使用感想(3/3)」はコチラ!!