ライブ情報、ハンドパン店舗案内、明るい未来の話。

こんにちは!!

さて、また月曜日がやって来たということで、仕事や学校など割と鬱々とした気分の人も多いのではないでしょうか?

それでも気がつけば来週はもう10月!僕は(暗い話ではないですが)人よりも「明日死ぬかもしれない」ことを意識して生きているつもりなので、毎日が刺激的でたまりません。笑

逆に「明日死んでたまるかよ!」って思いながら惰性の日々を送っている人がいるなら、それは僕には出来ないことだから素晴らしいと思いますが。笑

 

まぁそんなことはどうでも良くて。笑

この度、

・東京 イケベ楽器 ドラムステーション渋谷 パーカッション専門フロア

・大阪 アメ村 イケベ楽器 ドラムステーション大阪プレミアム

にハンドパンを置いてもらっています!!

前回から2ヶ月弱空いてしまったのですが、ようやく再びハンドパンが楽器屋さんにありますので、興味のある方は是非お立ち寄り下さい!!

 

イケベ楽器 ドラムステーション渋谷 パーカッションフロアにはタイ産ハンドパン(G- C D E♭ G A♭ C D)を、

イケベ楽器 ドラムステーション大阪プレミアムにはインドネシア産ハンドパン(D- A C D F G A C D)

をそれぞれ置いて頂いています!!

各店舗、Twitterにて宣伝もして頂いています。ありがとうございます!!

 

そして、両店舗ともに今回からハンドパンの専用ケアオイルも取り扱って頂いてますので、「ハンドパンはもう持ってるよ」って方にも是非訪れてほしいです。

また、ハンドパンは手作りじゃないと作製出来ない繊細なつくりの楽器なので、すでに持っている人も触りにいってあげて下さい!!

きっと、音色の違いを聴くことが出来ます。

楽器は、人に演奏してもらって初めて価値を見出せるものなんです。

 

 

あ、あと9/28(木)に大阪の心斎橋にあるライブハウスVARONという場所で、僕のハンドパンの演奏があります!!

この日は友人のイベントに誘ってもらって、色んなジャンルのカッコいい人達(言い方が曖昧ですね。笑 気になる人はチラシのバンド名を自分でYouTubeで検索してみたらいいよ。笑)や、弾き語りなどの中、ハンドパン×ジェンベ×ボーカルというイケイケ編成で出演します!!

ご興味、お時間のある方は是非お気軽にご連絡ください!!

 

 

ガッツリとバンドをやっていなくても、ハンドパンやドラムでライブハウスに出演出来たり、観に行ったりするとたくさんの出会いがあって、色んな人が僕の近況を気にしてくれる。

その度に僕は自分がやっているハンドパンのこと、ストリートライブのこと、販売の話などをするんだけど、話をするたびにハンドパンのことを知っている人が増えている気がします。

僕だけの力じゃなくて、Twitterでバズった東京の人や、日々ストリートライブをしている人たちのおかげです。

ハンドパンは、センスが光ってないと、アンテナを張っていないと分からない楽器じゃない。

聞いたことがない程綺麗な倍音を響すこの楽器は、音楽や楽器に深く関わってこなかった人たちの心にもしっかりとその音色を染み込ませることの出来る楽器です。

 

この楽器を最初に発明したPANArtの”音楽”という枠組みを超えた哲学に基づいて、発展していって、”共有”や”共感”がもっと当たり前のものになっていくと僕は知っています。

どれだけ素晴らしい言葉と思想を持っていても、最後はマンパワー。

大嫌いで大好きな、隙だらけの世界にハンドパンの音色が響きますように。

 

 

あれ?なんかキモいかな??笑

まぁ、いいや。笑

9/28 ライブがあります!!!!!

今日は久しぶりの、まともな内容のブログです。笑

偏屈な僕の退屈な文章を読ませてしまった皆さん、今日は読んでみましょう。笑

さて、いつも通り大切なことは最初に言います。

2017/9/28(木)に、大阪の心斎橋にあるVARONというライブハウスで、ハンドパンの演奏としてライブに出演します!!!

しかもこの日は、横浜で活動するIRIE BOYSというバンドのVo./ジェンベ担当であるアランと一緒に、

Handpan×Djembe×Vocal

というイカした編成でライブをする予定です!!!

なかなか見る機会のない編成な上に、絶対にカッコいいので見に来て下さいね!!!

僕のハンドパンに、ジェンベがリズムで支えて、上に声が乗っかってきます!!!

・・・いや、想像しただけでカッコいいでしょ。笑

 

IRIE BOYSが気になる方は、是非一度見て下さい。僕がバンドをやっていたときから知り合いで、とてもカッコいいジャンルレスな感じのバンドです。

ちなみにこの日のイベントは

“UNO’s Journey 〜みんなありがとう!遥かカナダへ行ってきます感謝祭!!〜”

ということで、uのリズムというバンドでVo./Guitarを務める、通称”うのちゃん”がカナダに旅立つ前の最後の自主企画となっています。

彼女とはもちろん仲が良いのですが、彼女がやっているuのリズムを見たことは残念ながら今までなかったし、他にも昔からの友達や、バンドを始めてからの友達や先輩、ずっと見たかったバンドなどが出る、目白押しまみれの目白押しイベントになっています!!!笑

僕なら、出演していなくてもその場に足を運んでいるであろうイベントです。笑

 

だから、どうかみなさんも予定が合えば、ハンドパンの音色を聴きに、ハンドパンとジェンベとボーカルという異色編成の様子を見に、そしてカッコいいバンドの数々のライブを見に、是非来て下さい!!!

チケットの予約や、ご質問に関しては、このブログのコメント欄もしくはs.nakamoto@hirotrade.net、または心斎橋VARONまでどーぞ!!!

 

この日は何を隠そう、アンプに繋いだバンド編成の出演者が圧倒的多数の中、ハンドパンを持って乗り込む2回目の日です。

どこにいても、紛れることよりも外れることを選んでしまう僕にとって、これは絶好のチャンス。笑

バンドをあんまり知らない人も、ロックにあまり興味がない人も、ライブハウスが怖いって人も、ハンドパンもジェンベも分かんねえって人も、”僕”がいることが安心に繋がるなら、是非安心して見に来て下さい。笑

 

という訳で、今日は久しぶりにカチッとした場所での出演が決まっていたのでそのお知らせでしTA!!!

本当にみんなに来て欲しいNA!!!

あ、ちなみに主催者であるうのちゃんのuのリズムはこんなバンド!!!

よろしくお願いしまSU!!!

 

不調と猫と、気持ちと気付き。サラサラ濁る、定義と定理。

この一週間ほど、体調をひどく崩したためボケーーーッとしていました。笑

めったに身体を壊さない、薬を使わない僕は、一度身体を壊すと治るのに人より時間がかかるのです……。笑

 

さて、お久しぶりのブログ更新です、どうもみなさん、僕は大阪を中心に”ハンドパン”という楽器を持ってストリートライブをしたり、日本初のハンドパン専用ネットショップ”KUROBO HANDPAN(クロボーハンドパン)”を運営したりしているSHUです。笑

ただいま、ネットショップの方で、ハンドパン専用のハードケースを大変お安くお買い求め頂けるセールを実施しておりますので、是非お立ち寄り下さい。笑

風邪の間はブログもFacebookも更新せず、ストリートライブにも行かず、ただただボケッとして、録り溜めていたTEDというプレゼンテーションの番組を観たり、猫と遊んだりしていました。笑

 

あ、今日のブログ長いですよ??笑

ちゃんと時間と場所を確保して読んで下さいね。笑

 

「フラクタル構造」や「マンデルブロ集合」で知られる(らしいです笑、この2つについて知りたい方は自分で調べて下さい笑)数学者ベノワ・マンデルブロが、プレゼンテーションの中で

『無限の不思議は単純な法則を繰り返し生み出されるものなのです』

と言っていた。

なんて数学的な美しい言葉なんだろう。

 

一つ一つの簡単な所作を怠らないこと。これは、とてもシンプルで僕の人生を豊かにする秘訣。

ジーパンを履くとき、アイスコーヒーに挿すストローの紙袋を開けるとき、ストリートライブを始める前にセッティングをするとき。

 

僕は、宇宙人がいるとも、魔法があるとも信じている。信じた方が楽しいからそう信じている。あるいは、信じた方が楽だから。最早、しがみついていると言ってもいいかもしれない。

数学者の証明の手順は決まって「この結論が欲しい→それを証明する理由が欲しい」の順番で産み出される。

それは僕の目にはまるでこじつけの様に映っていたけど、自分の信念の根源を探しているのかもしれない。

 

また、彼は『例外を排除すると、重要でないことに詳しくなるだけだ』とも言っていた。

これも、とても数学的思考だけど、中途半端な理系脳では思いつかない素敵な言葉だ。

みんな、例外があんまり好きではない。自分の脳みそや計算、あるいは周りとの空気感で処理出来ないものは”例外”という箱に投げ入れがちだ。

そして、”例外”が溜まるとその中から似たものを集めて、1つの新しい”型”を作る。

 

世界一周するバックパッカーも、”好き”を仕事にする人も例外ではなくなってきた。

世界が優しくなってきた。

思いやりと愛があれば征服出来る世界が、静かに真綿で首を絞めにきた。

“自由”は広くなったはずなのに、余計に息苦しさを感じるような世界になった。

 

 

ビットコインなどの仮想通貨について研究しているある女性は、仮想通貨の説明をする前にお金の定義として、『お金とか金(ゴールド)ってそれ自体に価値がある訳じゃないよね。みんなで”これってこれだけの価値があるよね”って共通認識を持つことにしたからそういう価値を持つんだよね』と言っていた。

僕は、(以前ブログで言ったかな?言わないことにしたのかな?笑)お金があんまり『得意ではない』のですが笑、その理由を彼女はこの説明によってとても明確な言葉にしてくれています。

僕にとってお金とは、それ自体が必要なものではなく、僕が何かをするときに世の中が対価としてそれを求めるから持っている、感覚なんです。

物々交換が成り立っていた狩猟時代に戻ればいい、なんて言っている訳じゃないんです。

ただ、僕はいちいち自分の心に確認したいんです。

 

 

情報通でもなければ、理系脳でもない、経済にも詳しくなければ、いまだにパソコンにはヘコヘコしている。笑

そんな僕でも、もうウンザリしている。

『ここで笑えよ』って指示してくるテレビにも、『この道の方が君のためだよ』って優しくしてくれるパソコンにも、排気ガスにも狭い空にも、空が狭いことにすら気が付かない人々にも。

日本には、昔からあらゆるものに『作法』があって、それを非常に重んじてきた。

命のやりとりである戦にすら作法があったらしい。

“新しくて”、”面白い”ものを”早く”、”まとめて”教えて欲しい。その先に何があるんだ?

音の並びにリズムをつけて、長さを変えて、強弱をつければ”音楽”が生まれる。

そんな簡単なことなのに。自分で出来るはずなのに。”手間”に意味はないのかい?

 

人に何かを求めないことは、自分に期待していないことで

 

人にやさしくありたいと思うことは、人にやさしく出来ていないことで

 

自分の身を案じないことは、人も自分も裏切ることで

 

自分の心の底にある欲望に答えは全部載っているから、何も怖れる必要はない。

 

 

 

僕は、例外でも型でもない”僕”として、たくさんの人に支えられ、同じように誰かを支える一つの要素であって、共通認識でない、”あなたにとっての僕”と”君にとっての僕”は全く別の存在の、日々の行いを大切にする”簡単”を繰り返す、”無限の不思議”でありたいと思います。

なんちゃって。笑

病み上がりで意識が朦朧としているということにして、今日のブログはこんな内容で。笑

ナチュラルハイ、Feelin’ high。

いつもはストリートライブをする前にFacebookで告知をさせてもらうのですが、今回は告知をせずに週末の3日間梅田でストリートライブをしていました!!

そもそもなんでいつも告知をしているのかというと、(それを見て来てくれる人がいたらもちろん嬉しいけど)、「僕はちゃんと活動してますよ!」ってSNSで繋がっている人たちにお伝えしたいだけなんです。笑

だから、事後報告になったところで(おそらく)誰も困らないので……。笑

もし困る人がいたら仰って下さい、事前に言うようにします。笑

 

ストリートライブをしていると、僕はハンドパンに夢中で下を向いているので、みんなの”足”にどうしても敏感になる。

うっとおしそうに足早に通り過ぎる人、興味津々で向かってくる人、僕に悟られたら嫌だけど興味はあるから歩くペースを落とす人、変わらぬ歩調の人、変わらぬ歩調の様に努めている人……。

僕ぐらい足元だけを何時間も見続けていると、本当に足だけでたくさんの感情が分かるんです。足元ソムリエと呼んで下さい。笑

 

人の感情が行動に反映されるっていうのは面白いもので、僕に手は二本しかないし、心はひとつしかないけど、ひとつしかない心の中に手はたくさんある。

目に見えているものはイメージにもしやすいけど、そうじゃないものもしっかりと心の目で見ることが出来る。

逆に言えば僕の心の何十分の一も具現化されていない。

音楽を通して、ストリートライブを通して僕の思惑みたいなものが表面化されているか自信はない。伝えたいだけなら演説の方がいいかもしれない。笑

でも、芸術の特権として、ある種曖昧に見えるやり方で魅せることによって、受信する人が何を受け取るかという自由の幅を利かせることが出来る。それが面白いから、僕は音楽で伝えたい。

大きい音で奏でる音楽はライブハウスや野外フェスでしか聞けないけど、音楽はそこにしかない訳じゃない。

車の中にも、喫茶店にも、コンビニにも、家にも、スポーツの応援にも音楽はある。

それなら、道に音楽があってもいいじゃないか。道を転がる音楽を楽しもう。ガス代と等価交換でサーチンならなおさらいいね。

 

例えば、僕が主にストリートライブをする19~21時の間、たくさんの人が通る。

1分間に50人が通ると見積もっても(目測によるイメージだけど大体それぐらい)、2時間で延べ6000人が見てくれている。

こんなにたくさんの人が見てくれる機会は、今の僕にはストリートライブしかない。

その中で、現実的にお金を入れてくれたり話しかけてくれたりというアクションを取る人は、大体30人程度。200分の1。

今はまだこんなもんだ。

 

それでも、ライブハウスに行かなくてもいい、野外フェスに行かなくてもいい、あなたの日常の中に僕が勝手にお邪魔するから、どうかそこで生の音楽にしかない魅力を感じ取ってください。

ただ、爆音の中にしかない感動と興奮ももちろんありますが。

 

仕事とプライベート、日常と非日常の境目なんて曖昧でいい、なんて言えば反対意見がたくさん聞こえてきそうですが、どんなにつまんない顔をしている人だって、休みの日に何か面白いことをしていることは知ってる。

僕からしたら「何澄ました顔してんだよ、お前もヘンタイだろ」って感じです。笑

言葉が汚くなりました、失礼しました。笑

 

ただ、本音を言えば、僕がワクワクしたいんだ。普段は道で素知らぬ顔してすれ違うだけの人たちと交わることによって。

ストリートライブをしていると不思議な瞬間がある。あんな地下道で、人がたくさん行き交って足音も話し声もたくさん聞こえるのに、あるとき自分の音しか聞こえなくなる瞬間がある。

 

自由になら一秒でなれる。

幸せになるのには別に誰の許可もいらない。

一歩から次の一歩へと踏み出す間に完全に自由になることは出来る。

全部捉え方次第。

 

「与える」ことよりも「受け取る」ことに意識を置いたストリートライブは、いつもよりも気が楽だ。

あ、写真は全部先々月に東京に行った際に友達と行った、スカイツリー内の水族館で撮った写真です。笑

文字数が多いので、和やかな写真でも間に貼ろうと思っただけで、文章との関係性はございません。笑

ハンドパン専用ハードケース30%OFFセール!!!始まります!!!

突然ですが!!!
おトクな大!!大!!大セーーール!!
例に漏れず、大切なことは最初に言います!!!笑
【明日〜10月末まで!!】
 
の期間限定で、
 
【早い者勝ち!!】
 
何故なら、
 
【限定4台!!】
 
しかないから!!
 
そんな、ハンドパン専用のハードケース30%OFFセールが始まります!!
 
これは、世界中のハンドパンプレーヤー達が使用していると言っても(本当に!!)過言ではない、”世界を旅するハンドパンプレーヤー”のために作られたハンドパン専用のハードケースです。
 
 
ハンドパンは、鉄で作られた無骨な見た目とは裏腹に、とても素敵な音色が出ます。しかし、その音色の正体はとても繊細な”作り”にあります。
そして、そんな繊細な楽器を持ち運んでいるときに、思わぬ衝撃などによってその音色が変わってしまうことは多々あります。
 
しかし、このハードケースを使えばそんな不安ともオサラバな上に、飛行機に預け荷物として持ち込むことも可能です!!
 
肩から背負うバッグタイプと、キャリーバッグの様に伸縮可能な取っ手がついたキャリータイプの2種類があり、バッグタイプならサイズもM/Lがございますので、現存するほぼ全てのハンドパンに対応しています!!
 
是非この機会にお気軽に、お問い合わせ下さいませ!!
そして、本当に本当に先着順になってしまいますので、早めのご連絡をお願い致します!!!
 バッグタイプのものであれば、ひょいっと背負って気軽に移動することが出来ます。
サイズもM/Lがありますので、ほとんどのハンドパンを収納することが可能です!!サイズが気になる方も是非お気軽にお尋ね下さい!!
背面はこんな感じ!!
さらに、写真前面についているポーチは4つポケットがついていてとても便利な上に、取り外しが可能になっています!!
中身も、強化プラスチックの外面と内面には衝撃や傷からハンドパンを守るために、全面に分厚いスポンジがついています!!
キャリータイプのものであれば、伸縮可能な取っ手とタイヤがついているので、旅行用のキャリーケースと同じ様に持ち運ぶことが出来ます!!
さらに、ケース自体の破損を防ぐために、頑丈なつくりのネジ式ロックと、さらにそれを保護するためのベルトがついています!!
さあ!!軽く商品の説明もさせてもらいましたが、これは本当におトクですよ!!
是非この機会に、お気軽にお問い合わせ下さい!!
みなさまからのご連絡、お待ちしております。

僕はただ……

 

自分の心に素直でありたかった。

たとえ踏み外したとしても”僕のレール”を踏み外したかった。

 

八月が終わったから九月が来たみたいに、”毎日”が日毎に過ぎていった。

あの日から一年が経とうとしていて、あの日から七ヶ月が経った。

 

変わっていく景色も、変わっていく周りの人も、変わっていく環境も、変わっていく僕も、僕は傍観していた。

感傷の色をした水に浸って厭世的な見方をしたって、どうしたって僕は僕と景色と周りの人と環境とここにいた。

 

どうしようもないぐらいどうしようもない、死ぬまでは生きることを決めたときから自信過剰に卑下する自意識と持つことと持たないことを繰り返すことで、どうにか僕は僕でいれた。

 

濁音の接続語に頼ってばかりいるうちに、ザラザラの写真みたいな夢を見るようになった。

透明な世界に色をつけていくと、出口の場所が分からなくなって、冷めたフリをした。

 

誰のせいにもしない、見返りも求めない、優しさと報酬は分け与えたい。そんなことを続けていたら僕の中の言葉に出来ない目盛りが減っていった。

 

誰かから羨ましがられて、憎まれて、妬まれて、好かれた。

「ひとにやさしくありたい」と思うと、悲しくなった。

 

丸めた紙の中に、洗い流した汚れの中に、吐き捨てた唾の中に、大切な僕がいた。

綺麗な言葉と、包み込む笑顔と、血と汗の中に、大切にされたい僕がいた。

 

一歩踏み出す勇気がないから、饒舌にも情熱的にもなれなくて、きっとぼくは寄り目で俯瞰していた。

飛べない日があるのは、雨が降っているわけではなかった。

 

 

こんなのは、歌詞でも気取った詩でもない。そう見えたなら、きっとそれは僕がそう見えるように書いているからだけど、こうしか書けない。

 

 

騙しとエセが通用する、ホンモノすらも流れに組み込まれていく中で、最後を手放した僕に何が残るのか、怖くて見れるわけがなかった。