“響き”MV完成しました。

今回はミュージックビデオが完成したのでお知らせです!!

2019/6/19に発売開始(現在予約受付中)の藤原和夫フルアルバム”MISSION”にハンドパンで楽曲提供をしました!!
タイトルは「響き」。
本当に素敵な曲になりました。
日本語ラップ×ハンドパンから成り立つ、優しさと日常と余白を楽しんでもらえると嬉しいです。

「このアルバム欲しい!!!」って思ってくれた方、販売方法まで素敵なので是非藤原和夫のFacebookページより問い合わせて下さい!!

和夫さんと初めて出会ったのは2年ぐらい前かなー。
大阪・福島にあるEARTH DIVER Cafe&Diningだった。
彼はバーカウンターの向こう側、僕はお客さん。
お互い自己紹介をした後の一言目、「じゃあさSHUくん、おれめっちゃおもろいメンバー集めてMIX CULTURE GARAGEってバンド始めようと思ってるから入らへん!?」と言われた。なぜか僕は「はい。」と即答した。

お互い誰でも良かった訳じゃないのに、とんでもないスピードで繋がった人だった。
その後、彼を知れば知るほどその魅力は深まるばかり。

よく通る声、優しくて面白くて、信念がある。
人を惹きつけて巻き込む才能。
・・・これ以上言うと、恋になるからやめておこう。笑

 

それにしても、この曲のリリックは本当に好きだな。
和夫さんの優しさと不満や苛立ち、全てを飲み込む懐が垣間見れる上に、多くの現代人が共感出来る内容だと思います。

ハンドパンがこういう風に色んなところに飛んでいって、当たり前みたいに楽器としてそこに存在する。
そんな未来を僕なりに提示出来れば嬉しいです。

ということで、藤原和夫の”MISSION”より「響き」のリリックをここでご紹介ー!!
是非リリックを見ながら楽しんで下さい!!

 

“ソロアルバム『MISSON』より 「響き」
Lyric by 藤原和夫 (MIX CULTURE GARAGE)
Track by SHU (MIX CULTURE GARAGE)

始まった今日の目的のない1日
なんとなく入れるスマホのスイッチ
朝一って言葉は好きにはなれない
みんな違うそれぞれのリズムが営み

何食うかってことでまずは問一
シャカシャカって音と香りで飲みたい
大村で飲んだ山奥のコーヒー
500円を描くように一手間が命

人との距離感が無防備に近い
固い絆とかって言葉が薄っぺらい
と思うくらいに太く強く心地よい
自然との距離感は存在すらしていない

コンクリートに固められた思考と行動の違い
起こってもいないことを何故か常に疑い
不安で見失いたくない自然体
目に見えない音と香りを信じて生きたい

響き渡るこの音が 響き渡る森の中
響き渡るこの声が 響き渡る空の下
響き渡るこの音が 響き渡る土の中
響き渡るこの声が 気づき僕は夢の中

人って面白いよなと人々は語る
いや僕今面白くないです
交通量と人超える首を狩る情報量
本音と建て前の割合となる円周率

隠し続けることに限界を感じる
めんどくさいと捉えるか遊びに変えれる
無駄だと捉えるか余白を楽しむ
どっちに転ぶかで変えていく選択

くっきりと残る緑と人生が重なる
繋がることを拒むと違和感が生まれる
曲線を描くべく運命に刃向かう
できたら感動という言葉に感動を覚える

チクタク作られた時間にその身を委ねる
揺れる揺れる揺れる揺れる
揺れるという全ての現象へ繋がる
そうか世界は揺れの元に作られています”

 

キリビト歯科医院とコゴロオ雑貨。

お久しぶり、実に一ヶ月ぶりの更新です!!

(the caves×SHU at福岡)

みなさんGWはいかがお過ごしでしょうか?
僕は、相も変わらず曜日や祝日の境目とは無縁な生活をしています。笑

ブログは久しぶりだけど、その間にたくさんの人に会ってたくさんの話をして、いくつかの実際的な動きもしました。

(僕がドラムで参加しているMIX CULTURE GARAGE)

the caves×SHUとして周った福岡ツアーや、赤穂で開催されたthe cavesワンマンfeat.SHU、6/19発売予定のKZOソロアルバムへのハンドパンとしての楽曲提供とMV撮影、新神戸マルシェへの参加や愛犬お米と共に車で巡った旅、何気ない日常や友人との都合の良い飲み会、海外から来た友達を見送ったり。

ネットにアップされたものも、お酒と月しか知らない夜もあった。

そんな写真たちと共に今回のブログをお楽しみ下さい。

(お米初めての車旅)

 

(福岡にてライブの前打ち上げ)

「これ面白そう!」なんて空想を実現(つまり実際に可視化、体験出来るように)して「ほら!楽しい!」って言えるようにするのは実はすごく難しい。

“絵に描いた餅”なんて言葉があるように。
(あれはちょっと違う意味かな??笑)

“屏風の中の虎”なんてお話があるように。
(それはもっと違う。笑)

(赤穂でのthe cavesワンマンfeat.SHU)

 

2月頭から3月中旬までは、何ともモヤモヤした。

動けど動けど形にならず、(実現の為に経てゆくいくつかのステップの中でも特に)面白くない部類のことばかりだった。

その時に蒔いた種が、土から芽を出してくれたみたいな毎日が続いている。
そして、形になると多くの人が反応してくれる。
言葉だけではなく、次の面白いことへ導いてくれたりもする。

(KZO×SHUによるラップ×ハンドパン”響き”MV撮影オフショット)

 

昨日見た夢の中にはたくさんの友達がいた。
久しぶりのあなたも、この間会ったばかりの君も、出てきたんだよ。
みんなして楽しそうな顔しちゃってさ。
秘密と暴力と汗と笑顔が喜び合っていた。

 

なんとなく、この夢から覚めたらブログを書こうと夢の中で思っていた。
誰かが僕を心配してくれているのかもしれない。

大丈夫、僕は元気です。
あなたもお元気ですか。

1人ではあり得なかった発想や原動力を日々もらっています。
いつも、ありがとう。

(運転している僕の膝で寝るお米)

(お風呂上がりの僕の上で寝るお米)

(眩しいほど真っ直ぐな線路とハンドパン)

 

なんだか、久しぶりのブログはお手紙みたいになりました。笑
では、お返事楽しみにしています。

なんつって。

 

 

あぁ、最後に追伸みたいだけど、僕の直近のライブ告知を載せておきますので、ブログの中じゃなくて夢の中じゃなくて、お会いできることを夢見ています。

 

・2019/5/11(土)大阪・泉佐野市 泉佐野市立生涯学習センター

詳細はエブノ泉の森ホール公式HPにて

・2019/5/25(土)大阪・寝屋川NEFNE

・2019/6/8(土)大阪

→詳細は後日発表

・2019/6/9(日)大阪

・2019/7/15(月・祝)兵庫・伊丹 伊丹アイフォニックホール

ハンドパン専用ネットショップ”KUROBO HANDPAN(クロボーハンドパン)”2nd Anniversary Special Sale!!!!!

タイトルのまんまですが、すごく嬉しい報告があります!!

なんとこの度、ハンドパン専用ネットショップ”KUROBO HANDPAN(クロボーハンドパン)”がオープンしてから2年が経ちました!!

本当に、なんだか自分でも信じられないです。

 

こんなに続けていくことが出来るなんて考えられないぐらい長かったし、あんなに色々あったのにそれが2年間に収まっていることが理解出来ないぐらい短かったです。
でも、なんといおうと、なんというか、それでこそ”2年間”なんだと思います。

このネットショップを2年間続けていく中で、僕が一人で出来ることなんてすごくすごく少ないんです。
恥ずかしいぐらい出来ることがないんです。笑

僕に協力してくれるたくさんの友達と世界中のハンドパン奏者とメーカー、「ハンドパンに興味がある!」って言ってくれる人たち、僕に感謝してくれる人たち、そんな人たちが2年間僕の周りにいてくれた。

変わったり、変わらなかったり、流れたり止まったりする中でずっと近くにそんな人たちがいてくれました。

「ハンドパンを日本でもっと広めたい!もっと色んな人にハンドパンの素晴らしさを知ってもらいたいし、やりたい人が気軽に始められるようにしたい!」というのは、完全に僕のエゴです。
でも、そのおかげで繋がることが出来た人たち、そのおかげで見れた景色や表情、そのおかげで聞けた音や言葉が本当に美しかった。

そして僕自身、ずっとハンドパンが好きでいることがすごく嬉しい!!
ハンドパンに携わって生きていることが楽しいです。

ハンドパン専用ネットショップ”KUROBO HANDPAN(クロボーハンドパン)”

本当に、ありがとうございます。
こういう時に出てくるのはこの言葉で間違いない。
これだけで本当はいいはずなんだ。

 

というわけで、お待たせしまいた!!
お待ちかねの、とっっっっっってもお得なお知らせ!!
いつもはこういうお知らせは最初にするようにしているんですが、今回は僕の感慨に一緒に耽って欲しかったので後回しにしました。笑

でも、セールの内容は超特大級です!!

【ハンドパン専用ネットショップ”KUROBO HANDPAN(クロボーハンドパン)”】
!!!!!2nd Anniversary Special Sale!!!!!

内容は、(CD除く)全商品25%OFF!!!!!

ハンドパン本体も、専用ハードケースも、専用ケアオイルも、なんとお得なセット販売までさらに25%OFF!!!!!

是非、是非、是非、この機会にお問い合わせだけでもお気軽にどうぞ!!!!!

4/15(月)まで!!!!!!

ハンドパン専用ネットショップ”KUROBO HANDPAN(クロボーハンドパン)”

 

レッスンのお申し込みや体験などに関するお問い合わせも承っております。
こちらからお気軽に閲覧の上、お問い合わせ下さい。

お問い合わせはコチラ!!!

OUT OF THE LOOP.

この間は、3/16(土)に僕の地元・豊能町で開催される”ただいまマルシェ”にハンドパンのライブとワークショップで参加するための事前交流会で久しぶりの地元へ!!

自分が空気を吸って音を聞いて景色を見て育った場所だもんなぁ。
心地良い、というよりは身体と意識が場所と同調してる感じは強くある。

 

こちらのイベントは入場無料で、大阪最北端の駅、妙見口駅から続く花折街道沿いのエリアで飲食、ワークショップ、イベント、物販などが楽しめます!!

僕のライブは、道中にあるオイスカ研修センターにて
①10:30~
②12:00~
③15:00~
(投げ銭制)

ワークショップは
13:00~14:00
(要事前申込¥500/人)

となっていますので、「僕がこんな人間である根源」ひいては「今の活動や僕の音楽スタイル」の根っこを見に是非地元へお越し下さい!!

どこでやっても変わらない、この瞬間しか出来ないライブを。

 

そして交流会の後は、僕がDAMというバンドをやっていた時に10年間使い続けた地元の音楽スタジオ、STUDIO LOOPへ!!

ここの名物マスターに会いに行きました。

YMOのロンドンライブの音源が流れていたスタジオで、「無難なやつかけてるやろ?」って言うマスターと、インドのよく分かんないおっさんのスティック捌きの動画を見て笑ったり、Nadishanaの動画を見て感心したり、音響彫刻の動画を見て「カッコエエなぁ。」って言ったり。

相変わらず音楽への探究心がすごい人だな。
サンバのリズムパターンをこの数年は本格的に練習してるみたいだけど、当分ボケなさそうだな。笑

そんなマスターとたくさん話をした後、帰り際の僕の背中に大きな声で
「ビッグになれよー!」
というマスターの笑い声。

あぁ、この人はバンドの時もいつも帰り際にそう言ってくれたな。

 

 

目が悪くて見えなかったんです
メガネをかけなさいよ

耳が悪くて聞こえなかったんです
補聴器を付けなさいよ

黒電話の線を猫が抜いてたみたいで
携帯電話を持ちなさいよ

ヤギさんに食べられちゃって
メールにしようよ

あー、やだなぁ
隙間がなくなっていく

これが続けば、きっとみんな忙しなく抜け目なく間違いの起きない人類になっていって、言い訳は苦しくなっていくんだろうな

あー、やだなぁ

 

 

それでも、僕たちは続いてゆくんだ。

君は確かに生きていた。

2019/1/30に大阪・池田市立ほそごう学園で小学四年生の音楽の授業をさせてもらいました!

約20人のクラスで行われる45分の授業で、ハンドパンの説明や僕の演奏を聴いてもらう時間を設けた後は、全員にハンドパンを思いっきり触ってもらって、音楽室にある他の打楽器を使ってみんなで自由にセッション!!

授業で使用した資料の閲覧はコチラから!!

みんな、本当に楽しそうに積極的に参加してくれて嬉しかったなぁ〜!!
「世界まる見えで見たことある!」って言ってくれた子もいたりして。

少し大人びた様子で知識を披露する子も、冷めた感じで恥ずかしがる子も、無邪気に目の前の楽器で遊ぶ子も、たくさん質問をしてくれる子も、ボーッとしてる子も、一人一人もちろんみんな違うけど、すごく素直に話を聞いてくれた。

楽器の取り扱いに関する僕の注意もしっかりと聞いてくれて、楽器が壊される心配なんて全くなかった。

きっと、先生方の教育や学校の風土と理念がとてもハッキリしていて、子供たちにその想いが普段からしっかりと伝わっているんだろうな。

それにしても、先生ってすごいなぁ。
僕なんか子供たちをまとめるのもなかなか苦手だし、普段大きな声を出さないからこの授業だけで声が枯れそうだった。笑

学校で教えてもらったことって、身に付いてるようで8割ぐらいは忘れてたりするもんだけど、この日のことを少しでも長いこと記憶に留めておいてくれたら嬉しいな。

授業で使用した資料の閲覧はコチラから!!

池田市立ほそごう学園さん、本当に貴重な機会をありがとうございました。

 

参考までに、イギリスにあるMusic For Allという音楽系のチャリティー団体が、


幼少時から楽器の演奏を学ぶことで記憶、言語能力、空間能力、処理速度や注意力が増し、知的な成人への成長を促すことにつながるそうだ

という研究結果を発表したようです。

詳しくはコチラからご覧下さい。

 

まだまだ、子供も大人も知らない楽器、ハンドパン。
まだまだ、2001年にこの世に誕生したばかり、18歳の楽器、ハンドパン。
それなら、子供たちが当たり前のように知っていて、大人たちが彼らから学んでいけば良いんじゃないだろうか。

授業を通して子供たちにたくさん触ってもらえて、帰ってから大人たちに「今日こんな楽器触ったよ~!」なんて話してくれたら、なんて素敵なサイクルだろう。

当たり前の日常に、幸せな毎日に、ハンドパンを知ることに、大人も子供も関係ない。
友達と飲みに行く夜も、公園を冒険した学校の帰り道も、何も変わらない。

 

最後に、子供たちが後日僕にくれた感想文を少しだけ。
「中本さんのえんそうは、一人一人の心をあたたかくしているように思いました。」
「また、あの中本さんのハンドパンのえんそうをききたいです!」
「また、いっぱいえんそうしたいなあと思いました。」
「ハンドパンは少ししっていて本当に実物がくるなんてすこしこうふんしました。」
「お母さんとお父さんにハンドパンの事をお話しました。」
「たたけるようになってうれしかったです。」

自分の心を信じて行動していることに改めて誇りを持つことが出来ました。
ありがとう。

 

こんな風に、学校でハンドパンを広める機会が増えていくといいな。

ハンドパンのレッスンしています!!

と言うわけで、今回は直球タイトル!!

お知らせです!!
実は、前々から数人にだけを対象にコッソリやっていたのですが、ハンドパンのレッスンをしています!!

レッスンの詳しい情報、お問い合わせはコチラから!!!

大阪・関西中心でご興味のある方は是非ご連絡下さい!!
ハンドパンを持っていなくて、レッスンを受ける中で気に入れば本体の購入も出来ます!!

ハンドパンという楽器が少しずつ、本当に少しずつ認知されてきて、手に入れた人や始めてみたいと思っている人が増えてきたように感じる。

そんな中、
「買ったけど、意外と音鳴らない!」
「始めてみたいけど、まずは試してみたい。」
「買ってみて演奏できなかったら……」
という声も多くなってきました。

僕自身、ハンドパンは完全独学で学んだものだし、そもそも人に何かを教えるのがすごく苦手で、レッスンは今まで内緒にしてきたのですが、いよいよそうも言ってられないと思ったので、大々的に発表しました。笑

ハンドパンを持っている人はもちろん、持っていないけどレッスンを受けてみたい人も貸し出し可能です!!
場所や時間は、その人やグループに合わせます!!

どうぞ、お気軽にハンドパンを触ってみましょう!!
レッスンの詳しい情報、お問い合わせはコチラから!!!

個人的なレッスンやハンドパンの試奏体験から、少人数グループ、さらには大人数を想定したワークショップまで幅広く対応しています。

ピンッ!と来たら、きっとそのタイミング。
僕は、今ピンッ!と来たのでこうやって告知をしました。笑

自然のように、整然とした不揃いを。
人間でありながら、生き物として。
僕は、一つの大きな旗を立てるつもりはないけれど、グニャグニャに曲がりくねって穴に嵌って泥遊びをして登り坂を迂回して下り坂を段ボールで滑ってきた道がある。

突然変異でも神出鬼没でもないんだよ。

PanSiam Thailand Handpan Gathering 2019

お久しぶりのブログ更新!!

2019年最初の旅は、”PanSiam Thailand Handpan Gathering 2019”というハンドパンフェスティバルに参加するため、タイへ!!



今回
のチケット



会場
に到着 !

チェンマイからバスで2時間ほど北上した山奥にあるツリーハウスで、参加者全員共同生活。
と言っても寝室はある程度分かれているし、3食美味しい美味しいご飯も出るし、なんとWi-Fiも繋がる!!



会場
で出てくるご飯
毎食現地スタッフが作ってくれて、自分で好きなだけ食べるビュッフェスタイル

 

本当に、参加して良かったと思える素晴らしいイベントだった。
共同生活とか同じものが好きな人達の集まりとか、僕はあんまり好きじゃなくて。

でも、今回のフェスを主催した中心メンバーであるOnとHon夫妻が本当に素敵だった。
世界中から人が集まるイベントを、自国タイの山奥で開催するなんて状況の中で、いつも笑顔を絶やさず、細やかな配慮と大きな心で常に全体と個人を見ていて、心配事が一つも起きなかった。

参加者も、彼らの態度を見習うように、彼らの為に、このイベントは大成功だと笑顔で全員が心から楽しめるものにしたいと思ったんじゃないかな。
たまにこういう主催者の意思と気持ちが真っ直ぐ伝わる本当に素敵なイベントに参加することが出来る。
幸せだな。



主催
の中心、OnとHon

僕の知る限り、みんな本当に気持ち良さそうに過ごしていた。
たくさんの人と話して、たくさんのハンドパンの音色とプレーヤーの個性が見える演奏を聴いた。

寝ても覚めてもあらゆる場所でハンドパンの音や話が聞こえてくる。
嫌いになりそうなぐらいハンドパンに包まれて、めちゃくちゃ好きだと思った。

プレーヤーとしての自分の課題と可能性、ハンドパンを広める活動を続けていくための自分の課題と可能性。

 

やっぱり、僕はこの楽器がすごく好きだ。
もっと多くの人に知って欲しい。
もっと多くの人がハンドパンプレーヤーであって欲しい。
もっと色んなカルチャーに入って欲しい。

その為に、出来る事を。
考えろ、休め、考えるな、動け、動くな、考えろ。

自分を縛らず、人を定義せず。
世界を定義せず、未知を怖れず。
失敗も誤解も嫉妬も怒りも、僕に目を向けてくれるなら光栄だ。

世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい。

A part of me, apart from me.

新年、あけましておめでとうございます!!
2019年も僕とハンドパンをよろしくお願いします!!

2018年は不思議な年だったな。
僕の初となるハンドパンCD “Add Some HANDPAN To Your Day”の発表から始まり、北海道やカナダやアメリカに行ったりもしたし、結婚もした。

たくさん動いてたくさん変化があったようだけど、僕自身がどう変わったのかはイマイチ掴めていない。

年末年始の浮ついた空気はいつも好きだけど、2019年の新たな決意のようなものは特にない。
決める意思は僕のものじゃない。続いたモノがきっと、そう見えていくんだろうな。

 

決意ではないけれど、今年はもっと”隙間”を見ることが出来る人になりたいな。

 

僕は隙間を作りたいし、隙間が好きだ。
音楽でも小説でも、絵でも映画でも、隙間があるものが好きだ。

でも、これって作る側にとってはすごく難しい。
自分で作ったものにあえて余白や隙間を与えるんだもの。
(広義的な意味で)何かを作ったことがある人は分かると思う、これって結構怖い。

それでも、家の掃除をしたり洗濯物をたたんだり、そんな生活の隙間になるようなひと時を提供することが出来ればと思っている。

洗濯物を畳んでいる時にしか見えない光の揺らめきとか、掃除をしている時にだけ気がつく心のへこみ。

『万引き家族』のサントラで細野晴臣が魅せたような、気を向けないと気がつかないほど、風景に溶け込み、その情景をより一層引き立てる音楽。
なんて言ったら烏滸がましいかもしれないけど。

そういうものに気がつくことが出来る僕でありたいし、そういう音楽でありたい。

 

僕の一部であって、僕ではないもの。
A part of me, apart from me.

2019年1月は、タイで開催されるアジア初の大規模なハンドパンフェスに行ったり、僕が出演した映画”The Medium Lens”がようやく出来上がったとのことで、それの関係者試写会に行ったり、池田の公立小学校の音楽の授業で特別講師をさせて頂く予定です。

公にみなさんの前に出る予定は1月はありませんが、やりたいこと・やるべきだと心が感じていることはたくさんあります。

 

これからも、よろしくお願いします。
今度、みなさんに会ったら恥ずかしくて顔を赤らめてしまうかもしれないな。

明るい未来の話。

さて、今年も残すところ2週間ですね!

そんな2018年を締めくくるかのように、こんな素敵なコンピレーションアルバムが遂に登場!!

ハンドパンコンピレーションアルバム
“Relaxing Chillout Music 90min.”

今週末から順次ストリーミング配信開始!!!

↓↓↓Youtubeでの試聴はコチラ(ショートバージョン)↓↓↓


配信についてはiTunes 他にて「ハンドパン」で検索で出てくるようになると思います。

参加アーティスト及び楽曲:
1.Wind blowing behind / Osamu Morita
2.Old Binocular / Osamu Morita
3.Mori Izumi / Kiyoshi lio
4.Midori / Kiyoshi lio
5.Nurd-農道- / de1403
6.concord / Tatsunori
7.Mizuiro Waltz / 伊藤 恒祐
8.夜型インド人 / 伊藤 恒祐
9.11月の花嫁 / 野田ヨシアキ
10.水中花 / 平野 陽平
11.Gold Fish / HirotoPan
12.Ride a CAMEL / 竹山キョん
13.Sand laden wind / 左官竜一郎
14.水芭蕉 / ジュンレノン+Satoshi Koturi&Yasuhiro Nakanishi 
15.Silent Cave / 奥村将和
16.battlefield / Oda Takuya
17.一日の終わり /Oda Takuya 橋村岳遼山
18.Drops of Light / Koyuki
19.Grey room,real,universe / SHU
20.Gorilla Attack / 峯本 貴雄 (Takao Minemoto)
21.sunset /峯本 貴雄 (Takao Minemoto)

 

東京で活動するハンドパン奏者であり、僕とともに世界まる見えにも出演をしてくれたOSAMU(オサム)さんのプロデュースによる、日本のハンドパン奏者16名21曲という壮大なアルバム!

もちろん僕からCDの購入も可能ですので、お気軽に言って下さいね!

このアルバムに、僕は”Grey room, real, universe”という新曲(アルバム内19曲目)で、チェロ奏者Suzuki himenoさんを迎え、大野ヒロさんのレコーディングスタジオ”studio forest(dtcd)”でレコーディングを行いました。

正直、めちゃくちゃ良い曲です。

超、推し曲です。笑

 

日本にもハンドパンを演る人がたくさん増えてきているんだな、本当に嬉しいな!
彼らをこうやってまとめてアルバムを一つ作るという大きな仕事をしたOSAMU(オサム)さん、本当にありがとうございます。

これを機に、もっと多くの人がハンドパンに興味を持ってくれると本当に嬉しい。
まだまだ、この楽器には大きな可能性があるから。

 

 

手と目と足が4つずつに増えた。
ついでに分離もしたから、たくさんのことを一度に出来るようになった。
かと思えば、1つのことを4つの手で捏ねることも多い。

口も胃も増えたもんだから、よく食べるし、よく喋る。

心は2つだけど、半分こずつあげて結局1つ、って感じ。

頭も2つ、常識なんて通じない不思議の国の常識は、意外と理に適ったり、なかったり。

 

増えた気もするけど、減った気もする。

目分量で満たされる。
幸せだな。

2018.11.25
結婚しました。

素敵なイベントのご案内

この間のブログで年内のライブ情報をどどっと発表しましたが、みなさん興味を引くようなイベントはありましたか?
僕としては来て欲しいと思っているイベントだらけなのですが、今回お伝えしたいのは次のライブ!!!


日時:2018/12/8(土) 15:00~
場所:大阪・心斎橋Shisha Cafe Ras
with: the caves
料金:投げ銭(入店時シーシャチャージ有)

 

本当に本当に素晴らしいイベントだからさ、本当に来て欲しいんだ。

 

僕の大切な友人が新たに始動させた、”はろーぐっばい展 vol.1″というイベントで、僕の大切な友人the cavesと一緒に演奏します。

このイベントは心斎橋にあるシーシャ屋さんShisha Cafe Rasで12/1~16まで開催されていて、僕がライブペイントや夜通し無観客ライブを一緒にやっているAkemi Morimotoをはじめ、友人の黑田昂郎とぷっちょ へんざ (Puccho Henz)の絵、そして今回共演するthe cavesの絵、そして主催者である烈くんが綴る言葉達、Roaさんが飾る生け花が展示されています。

イベントの詳細は、是非主催者烈くんの言葉で説明された以下のFacebookイベントページより見て下さい。

はろーぐっばい展 vol.1 Facebookイベントページ

 

烈くんは物書きで、言語化しない気持ち良さも知っているのに、それを超えたところにある”言葉”の力を信じながら「音楽とか絵はずるい」って言うような人。

共演するthe cavesは弾き語りアーティスト。ケータイも財布も、3分前に話したことも忘れるような人。

 

全くタイプが違う二人だけど、僕の自慢の大切な友人たち。
本当に尊敬している人たち。
それぞれとの会話を思い出すと、笑っちゃうような人たち。

だから、みんなに見て欲しいんだ。

 

そして、the cavesと二人でやるライブはこの間の中崎町イロリムラでのイベントに続いて2回目なんだけど、人前で演奏するのが2回目だなんて信じられないぐらいたくさんセッションをしてきた僕たちで、何でもありだけどその場の空気にマッチした最高の音楽を提供出来ると思うんだ。

だから、本当に来て欲しいんだ。

 

今日、このブログを書く時に全然うまいことまとめられなくて、3000文字ぐらいの言葉がツラツラと脈絡なく溢れ出てきた。
それらを自分で読み返した時に気づいたことは
「僕は烈くんとthe cavesが好きなんだ。彼らと友達でいれることが誇らしいんだ。」
ってことだった。

 

結局、このブログだけでは伝わらない。
そんなことは分かってる。
実際に現場に来て下さいって言うのが一番早い。
そんなことは分かってる。
それでも僕は書きたかった。

 

曇っていたり泣きそうだったりビルがキラキラしているせいで星なんて一個も見えない夜空でも、思いは変わらなかった。