滋賀県旅行記(四日目)

おはようございますということで、滋賀県ストリートライブの旅四日目の朝は近江八幡で目覚めました!!

 

しかし、どんな心変わりか、起きると同時に長浜で再び演奏することを決意。笑

前回のブログで、長浜とは感動的な別れをしたばかりだったのに(そうでもないけど)。笑

じゃあ、もうずっと長浜にいたら良かったのにって感じですよね。笑

もちろん僕もそう思います、結果論としては。まぁ、仕方がないよ。そんなもんだよ。凹みもしないし後悔もしない、むしろちょっと笑えるぐらいだから得したと思おう。

 

そんな訳で、再度近江八幡~長浜へと向かい、すっかりいつもの場所となっている角で演奏の準備。

ここで邪魔にならないよう、最小限に荷物を広げるのにも慣れたものだなんて思いながらストリートライブを30分間ほどしていると、スーツを着た方が近寄ってきて、「すいません。黒壁スクエアの者ですが、近くのお店から苦情が来ました。」と言われました。

長浜でのストリートライブ三日目にして初めての出来事でしたが、二日間、どこかのお店の人は我慢してくれていたんだろうか、申し訳ないです。

 

 

という訳で、ここでは30分ほどしか演奏を出来ず、長浜の街歩きマップを広げてみると、”開知学校”という、明治初期に建てられた滋賀県初の小学校(今は廃校になっています)が、見学出来るように一般公開されていると書いてありました!!

明治時代の小学校の教室を見れるなんて楽しそう!!と思いストリートライブそっちのけで、レッツ観光!!笑

 

可愛らしい建物とロゴの開知学校。

隣には、なんだか懐かしい丸型のポスト。

 

そして、ドアを開けると、そこではなんと50~60代ぐらいの男性数人が、彫刻刀を使って能面を作成していました……!!笑

一瞬固まりましたが、どうやら一階はそういう教室になっているらしく、先生と思われる方が「あ、上に上がって自由に見ていいよ」と言ってくれたので、安心しました。

 

中身は、当時の教室の様子を残しているとかではなく、その時代の建築技法についての詳細な説明をしていたものでしたが、それはそれで面白かったです!!

 

大工さんがお休みしてこっちを見ていました。笑

これは、当時の授業で使われていた世界地図かな?その名も『新世界全図』……!!ワクワクするネーミング……!!笑

 

 

 

その後は滋賀県にいる友人と合流して、

車で琵琶湖をブラブラしたり

閉まる寸前の彦根城の前でひこにゃん(パネル)と写真を撮ったり笑

と、観光がメインな1日を過ごしました!!笑 (なんだこの写真。笑)

付き合ってくれて本当にありがとう!!

 

そのまま友人の実家に泊まらせてもらって、無事27歳を友人宅の布団の上で迎えましたとさ。笑

 

そうです、僕は8/17で27歳になりました。

今の時点で思うことを書くと長くなるので、また別の機会にお話します。笑

さて、滋賀県旅行記もあと一つで終わり!!

お楽しみに!!

 

滋賀県旅行記(三日目)

長浜という場所がすっかり気に入った僕は、この日も長浜で朝を迎えました!!

しかし、この日は雨でした。

前日に僕がストリートライブをした場所は屋根がない所だったので、「どうしよっかな~」と考えながら再びフラフラ街歩き。

 

それにしても、本当にいい場所だな~。決して悪い意味ではないのですが、長浜は観光地で、古き良き日本の風情みたいなものを残しつつ、新たな取り組みにチャレンジしている土地なのに、外国人観光客が少ないんです。

だから、活気はあるけど、視覚的・聴覚的な情報量が梅田とか京都に比べて少ない気がする(商品の案内や説明が日本語しかないし、聞こえてくる言語も日本語が多数だ)から落ち着く。

(本当に、訪日観光客の方や、梅田や京都をバカにしている訳ではないです。そこは、何度も念を押させて下さい。そう聞こえてしまったらすみません。そんな意図ではないです。)

純粋に、『僕の身体に入ってくる情報』が、よく知ったものばかりだから、落ち着けるのに活気がある。なんだか久しぶりな感じでした。

 

 

そんなこんなで、とりあえず雨をしのげる屋根の下で演奏したいな~と思って、大手門通りというアーケードになっている場所にある、まちづくり役場という観光案内所のような所の前で演奏出来ないか交渉!!

話をさせてもらうと、快くオッケーを頂きました!!

という訳で、オシャレな建物の前でストリートライブ!!

さらに、なんとまちづくり役場さんの公式Facebookページにまで書いてもらえました!!

本当に、ありがとうございます!!

 

 

そこで演奏をしていると、1人の男性の方が近づいて来て「インターネットで調べたら、SHUさんのブログが出てきて、今日長浜で演奏をされると書いてあったので見にきました。ハンドパンを一ヶ月ほど前に購入したのですが、リズムを取るのが難しいので何か教えてもらえればと思って。」という行動力のあるお話!!

僕の教えることが出来る範囲で、リズムの取り方などを教えさせてもらいました。

僕のブログ、少しは役に立っているみたいです。笑

 

 

長浜でしばらくストリートライブをした後は、ふと思い立って長浜を離れ、滋賀県の旅初日の場所、近江八幡へ!!

なぜここに戻ってきたのか分からないけど、とりあえず看板に後ろ指さされながら少しだけストリートライブをしました。笑

 

というわけで、この日は近江八幡で夜を明かしました。

ひとまず、長浜、本当にありがとうございました!!(人の名前みたいになってる笑)

また、来るからね!!

明日はどこで何をしているのか、それはまた明日。僕にとっても楽しみです。

期待は背負わない、思いは背負いたい。

前回のブログで書いた『ハンドパンの試奏体験会』のお知らせや集客に向けて、7/11~22日まで12日間の間に7回、JR住道駅前の広場でストリートライブをしました!!

 

・・・あ、今日のブログ長いですよ。写真もないし、意味なんてあんまりないかもしれませんよ?それでも読みたい方は、どうぞ。文句は受け付けません。笑

 

 

たまたまの縁があって、試奏体験会はこのJR住道駅がある大阪の大東市でやらせてもらいましたが、こういうのをキッカケに、”自分では全く想像出来なかった場所”でストリートライブが出来るのはとても面白い出会いがたくさんあって、刺激になります。

 

12日間で7回、つまり2日にいっぺん以上のペースで通っていた場所ですが、街を知るには短く、通り過ぎるには長いような期間で本当に多くの人に出会い、多くの感覚を得ることが出来ました。

特に、ここでのストリートライブは今日がひとまず最後だと考えていた日は、その期間や、7/2に行ったライブで出会った人たちに再び会うことが出来たり、その一方で新しい面白い人たちにもたくさんお会いしました。

それはまるで、JR住道駅あるいは大東市という”イキモノ”が、僕に「この街には、こんなにたくさん君のことを考えている人がいるんだよ」とか、「ほら、この街にはまだまだこんなに面白い人たちがいるんだよ」って言ってくれているみたいだった。

「だから、まだまだこの街でストリートライブをしてよ」って言われているような気がした。

 

“寂しい”と思い、”もっとここでやろうかな”と思ったのも事実です。

僕はいつもそうだ。自分から首を突っ込んだクセに自分から離れていって、自分勝手に”寂しい”なんて思っている。

 

1つの街と僕との出会いは、一組の人間の出会いと別れのようで、

「もっと側にいてよ」

「僕も君との思い出は忘れないし、これからもきっと楽しいことが僕らには待っているんだろう。それでも、僕は行かなくちゃ。」

っていう感じなんです。

 

これは、笑っちゃうかもしれないけど、本当にそうで、人が人と出会って別れてを繰り返すように、僕が色んなところで演奏をしていく度に、僕にとって”離れるのが寂しい”大切な場所が増えていく。

すごく、すごく贅沢でありがたい話です。

 

・・・なんだか書いている内に、”思い出したくない”ことではないけど、”思い出にしたくなかった”ことがたくさん出てきました。笑

いつか、僕にも”離れることが出来ないほど”大切な人や場所が出来るのだろうか。

 

だから、大東市ともひとまずはお別れ。

“ばいばい”が言えない僕は、”またいつか”なんて中途半端な、何かにビビってる言葉しか言えないけど、またいつか。

 

 

 

そして、今回の集中ストリートライブを通して、色んな方が「ウチの地元でもやって欲しい!」とFacebookで言ってくれました!!

ありがとう!!そんな嬉しいお誘いなかなかないよ!!

というわけで、上手いことスケジュールを調整して、来月以降はその場所にどんどん進出していこうと思います!!

 

JR住道駅前で集中的にストリートライブをして分かったことは、『話しかけたいと思ってくれている人がいても、初見では怖くて来れない』人がいるということ。

5日目を過ぎたあたりから、「何回かここでやっているのを見ていたので、今日は思い切って話しかけました」と言ってくれる人が増えてきました。

だから、皆さんが誘ってくれた場所に僕が行ったら、一週間ぐらい連続でやりたいな~なんて思っています!!

 

 

“限られた時間の中で

借り物の時間の中で

本物の夢を見るんだ

本物の夢を見るんだ”

 

 

僕に出来ることはそれしかありませんが、どうか、あなたの街で僕を見かけた際は、あなたなりのタイミングでいいので話しかけてくれるとすごく嬉しいです。

 

 

 

いつか忘れちゃう前に、いつかいなくなってしまう前に、いつか死んでしまうその前に、しっかりと伝えておこう。

1つ1つの街や、そこで出会った人たちのことを僕は本当に尊敬しているし、本当に出会えて良かったと思います。

離れるのが寂しい人や、離れるのが寂しい場所がたくさん、年を取るごとに増えていく僕の人生、それに彩りを与えてくれているのは、間違いなくあなたです。

僕が困難な道にあたったとき、踏み台を用意してくれて、道を舗装してくれて、声をかけてくれているのはあなたです。

 

本当に、ありがとうございます。

 

“思い出がないこと”と、”思い出ばかりが増えていくこと”、どちらも寂しいのなら僕は後者を選びます。

 

 

 

 

 

 

終わり。お疲れ様でした。笑

僕にしか出来ない事、つまり、僕に出来ない事はあなたがやって下さい。笑

2017/7/23(日)、個人的には日本で初めてだと思っている『ハンドパンの試奏体験会』というイベントを大阪府の大東市立文化情報センターDIC21で行いました!!

多くの人にハンドパンを知ってもらい、僕や他のハンドパン奏者の演奏を見てもらうだけではなく、実際に触ることが出来るという貴重なイベントです!!

当日は、(1歳の子もいたけど笑)20代前半から70代後半まで総勢13名の方にお越し頂きました!!

ハンドパンは知らなかったけど僕のストリートライブを見て興味を持ってくれた人、7/2のライブに来てくれていた人、真剣に購入で悩んでいる人、様々な思いを持った方々に来て頂きました。

すごく、すごく嬉しかったです!!

本当に来てくれた皆さんありがとうございます!!

 

イベントが終わって、家に帰ってハンドパンの掃除をして、ソファに座って初めて実感が湧いてきて、心がホッとしました。笑

 

ハンドパンを6台並べる。この画像だけでも僕なんかは(自分で並べといて)ヨダレが出そうですが笑、ハンドパンの説明から始まり、各種資料の配布、購入に関する話、さらに質問コーナーではまさに僕が見逃していた内容や、話す予定のなかった僕自身の活動や思いまで飛び出しました。

 

そしてもちろん、僕が演奏方法をみなさんに教えながら、生産地の違う6台のハンドパンを思う存分叩いてもらいました!!

13名の方に対して6台のハンドパンだったので、きっとみなさん満足いくまで試奏出来たかと思います。

(僕はこのイベントにかなり力を入れて準備をしてきたので)言わせて下さい!!

 

大満足で大成功なイベントでした!!!!!

 

いや、もちろん細かい修正は必要だと思いましたが、それは僕が勝手に軌道修正していきます。笑

たまには、自分のことを自分で素直に褒めてあげたい。笑

 

 

僕はいつも同じことを言っていますが、ハンドパンという楽器を僕が演奏して、多くの人に聞いてもらいたいという気持ちと同じぐらい、

“ハンドパンが特別な楽器ではなく、『普通の』(言い方に語弊があるかもしれませんが、褒め言葉です)楽器になって欲しい”と思い、

“たくさんの人がハンドパンを持つようになって欲しい”と思い、

“ハンドパンにはそれだけの可能性がある”と信じています!!

そして、その自分の気持ちは僕がハンドパンという楽器を知った時から、こうやって活動している今まで全く変わりません。

 

僕自身ハンドパンを初めて見てから、自分が持つまで時間がかかりました。それは、”どこにも売っていなくて”、”楽器の存在を知っている人が近くにいなくて”、”教えてくれる人がいない”からでした。

手に入れてからも、どうやったら綺麗な音が鳴るのか一人で動画を見て研究していました。

だから、「ハンドパンが欲しい!」と思っている人たちの気持ちも、迷いも、悩みも僕にはよく分かるのです。

 

今回はご縁があって大阪の大東市という場所で開催させて頂きましたが、そこに集まってくれた人たちを見て、やっぱり行う必要のあるイベントだと感じました。

もし、「このイベントを◯◯でもやって欲しい!」という方がいましたら、是非僕に連絡をして下さい!!

僕の持っている全てのモノを持って全力で手伝いに行きます!!

 

 

『みんな本当にいい顔をしてた』って言葉、僕はあんまり言えなくて、参加してくれた皆さんの気持ちは分かりませんが、記入してもらったアンケートの言葉はとても嬉しいものだったし、少なくとも僕はとても満足しました。

 

“こうなればいいな”、”こんな感じの日本になっていけばいいな”って、僕が僕のエゴで勝手に抱いている理想像みたいなものはまだまだ遠いけど、『一歩』、確かに意味のあるイベントをやり切れて本当に良かったです。

 

参加してくれた皆様、場所を提供してくれた大東市立文化情報センターDIC21様、応援してくれている皆様、本当にありがとうございます。

これからも、どうぞよろしくお願いします。

明日はハンドパンの試奏体験会です!!

いよいよ明日は、僕が企画するハンドパンの試奏体験会です!!

詳細を先にサラッとお伝えします。

・日時:7/23(日)10:30~12:30

・場所:大阪府大東市立文化情報センターDIC21(JR住道駅直結!!)

・参加費:¥1,000(2人以上の同時購入、またはFacebookイベントページのシェアで一枚あたり¥800になります!!)

Facebookイベントページはこちら!!

・内容:現役ハンドパン奏者SHUによる、各国のハンドパン試奏体験会

・チケットの予約方法:

Facebookイベントページから”参加予定”をクリックし、当日直接会場にてチケットの購入する

②s.nakamoto@hirotrade.netまで参加人数をメールし、当日直接会場にてチケットを購入する

③その他、Facebookコメント、メッセージ、ブログコメントなどいかなる方法でも予約や質問を受け付けております

④当日思い立ったら飛び入りで参加ももちろんオッケーです!!

 

はい!!という訳で、こんな感じの内容のハンドパン試奏会ですが、いよいよ明日です!!

ハンドパンを全部で6台ほど持っていきます!!

すごいよ!!6台もハンドパンが並んでたら、それだけでワクワクしますよ!!笑

 

自分でこのイベントを思いついて、どこでやるか、何人ぐらいが来てくれる想定か、何がいるか、どんなことを話して、どんなことを言えば「来て良かった!!」って思ってくれるか。

“ライブ”ではなく、”試奏会”。

本当に、日本でそんなイベントをしている人を見たことがありません。笑

だから、あえて大口を叩くなら”日本初のイベント!!”です!!笑

なんであえて大口を叩いたのでしょうか・・・。笑

 

まあ別にそんなことはどうでもいんだけど、勇気を持って来てくれた人たちが笑顔で自慢げな表情になって帰ってくれたらめちゃくちゃ嬉しいと思っています。

僕なりにたくさん準備をして、資料を用意してお待ちしております。

 

どうか、ハンドパンに興味がある人に一人でも多く来て欲しいと思っています。

まだ迷っているあなたも、「そういや友達がハンドパンに興味があるって言ってたな〜」ってあなたも、どうぞあなたなりのやり方でご参加下さい!!

 

という訳で、まだまだ当日までお待ちしていますよ!!

来て下さいね!!

煙に巻かれて、少し疲れて、ミルクを飲んで、目を細めて。

昨日は大阪府のJR住道駅前で、ハンドパンのストリートライブ、4日目を行なってきました!!

ここで、今までのストリートライブat JR住道駅前を振り返ってみます。

ちなみに毎回やる前に写真を撮って告知をしているのですが、

1日目

2日目

3日目

4日目

ほとんど同じ写真を毎回撮っていて、自分で勝手に楽しくなっています。笑

毎朝同じ時間に同じ場所から写真を一枚撮ることを日課としている、映画『SMOKE』に出てくるタバコ屋の店主みたい。笑

 

1日目は、平日の真昼間に行なったのですが、着いて準備をしていると「あ〜、しゅうさんだ!」と言って7/2のライブat大東市立生涯学習センターアクロスに来てくれていた女性とお子さんがさっそく声をかけてくれました。

2日目は、僕からハンドパンを購入してくれた方がJR住道駅近くに住んでいたので連絡をしてみると、なんと見に来てくれただけでなく、チラシ配りまで手伝ってくれました!!本当にありがとうございます!!

3日目は、2日目に引き続き同じ人が来てくれたり、僕の友人が1歳になったばかりの子供と一緒に来てくれたり、7/2のライブに来ていた小学生が通りがかったりして、みんなでチラシ配りをしてくれて、とても賑やかでした。

4日目、昨日は埼玉県の熊谷市から帰って来たばかりですごく疲れていて、行くのをやめようかとも考えましたが、重くなりそうな腰を無視していざ行ってみると、やっぱり新しい出会いがあって、僕自身エネルギーをもらいました。

 

 

この、”ライブをすることによってエネルギーをもらう”という意味ですが、これは僕にとってすごく珍しいことです。もちろん、たくさんの出会いがあって、元気をもらったり嬉しくなったりすることはよくありますが、身体の中に染み込むエネルギーをもらえることはほとんどありません(こう言うとかなり自分勝手な話ですが、誰のせいでもないし、”僕はそうだ”とひとまず理解してくれると嬉しいです)。

 

“ライブをして、誰かに何かを感じ取って欲しい”という思いが強いと(おそらく多くのアーティストはそう考えていると思いますが)、自分から周りへとエネルギーを出します。すると、当たり前ですが自分の中のエネルギーが減るので、とても疲れるのです。

でも、もし自分がライブをすることによって、自分のエネルギーを誰かに与えるだけでなく、誰かがエネルギーを僕にくれたなら(僕が誰かのエネルギーを感じて受け止めれたなら)、風通しの良い部屋みたいにエネルギーが循環して、いつまでも気持ちよくライブが出来ると思います。

まだ、具体的な形では掴めていないけど、昨日はそれが出来たストリートライブでした。

 

 

映画を観に行く、美術館に足を運ぶ、本を読む、遠いところに行く。

こういう、僕にとっては当たり前の”吸収”が最近全く出来ていない。

だから、自分が2ヶ月前から何も変わっていない気がするし、頭の中が乾季みたいで井戸が涸れそうになっている気がする。

 

きっと、全部やろうと思えば、やれる。やったら気持ちが満足することも分かっている。それなのに、なぜ僕は動こうとしないのか。お金とか、時間とかを言い訳にしているのか。今は、ハンドパンの演奏と、ハンドパンを日本に広げるために自分なりに精一杯活動しているつもりだけど、それによって得ることが出来るモノと、映画を一本観ることによって得ることが出来るモノは全く違う。

それにも気付いている。違う方面から僕を満たしてくれる、”いつものやつ”が僕には必要だ。

“必要だ”、そうは言ってみても僕は現状動いていない。実は今はそこと触れ合わない方がいいのか。でも、触れたいと思っている自分がいることも確かだ。何が僕を止めている?僕だ。僕が僕を止めている。

 

ナニカしないと。

ナニカしないと。

焦りだけがいつまでも僕を追いかけてくる。

 

こないだのストリートライブで得た循環。

 

映画や美術館や本や遠出は、僕にとって、例えるなら”普通のご飯”だ。日本で今僕が暮らしていて、普通に得ることが出来るありがたいご飯。

でも、こないだのストリートライブで得たものは、”未知の現地料理”みたいだった。材料も分からないし、どうやって調理されたのかも分からない。

それでも僕はそれを口にした。そして、少なくともそれが”ご飯だ”ということは分かった。

 

今、僕が映画や絵画に触れていない理由はこれかもしれない。

 

“未知の料理”を食べることが出来るように、”普通のご飯”を一旦お預けにされているのかもしれない。

“普通のご飯”で心が満足しないようにそれを止めて、その代わり”未知の料理”を食べることが出来るように心を敏感にさせているのかもしれない。

それしか食べるものがない状況に身を置かせて、その味を噛み締めさせて、内容を理解させようと、本能的にしているのかもしれない。

海外にいる日本人が、「日本のご飯食べたい!」って言いながら現地のご飯を食べるように。

 

 

新シイ何カヲ得ル事ガ出来ル予感ヲ信ジテミヨウ

 

 

そう考えるなら、今はお預けだ。

きっと、その先にいいことがあるさ。

その、ほんの少し前に。

7/23(日)10:30~12:30、大阪府の大東市立生涯学習センターアクロス内、文化情報センターDIC21という場所で、”ハンドパンの試奏会”を行います!!

大東市立文化情報センターDIC21の場所はこちらから!!

JR住道駅直結のとても便利な場所をお借りします!!

ここは7/2(日)に僕がハンドパンのライブをさせて頂いた場所で、そのライブを機にハンドパンに興味を持ってくれた人たちに、是非各国のハンドパンを演奏してもらおうという企画です!!もちろんライブに来ていない方も、大阪在住でない方も、みなさん大歓迎です!!

 

まだまだ日本では珍しい”ハンドパン”という楽器を、現役ハンドパン奏者(自分で言うことではないですね、恥ずかしい笑)指導のもと”叩きくらべ”が出来る、本当に貴重で素晴らしい機会ですので、是非どうぞ!!(自画自賛笑)

というわけで、興味がある方はこのブログのコメントかFacebookメッセージ、又はs.nakamoto@hirotrade.netまでご連絡を頂くか、090-3789-1079(中本 集)までお気軽にお問い合わせ下さい!!

チケット料金は1枚¥1,000ですが、お2人以上の同時購入で1枚あたり¥800になるという割引もあります!!オトクだよ!!

 

 

そして現在、このイベントの周知と集客に向けて、JR住道駅前で頻繁にストリートライブをさせて頂いております。

まだ2回しかやっていませんが、次は明日7/15(土)の18:00~を予定しています。

その後は7/17.19.21.22と、時間はまだ決まっていませんがJR住道駅前北口2階ロータリーにいる予定なので、是非お近くの方はお立ち寄り下さい!!

 

JR住道駅というのは大東市の真ん中に立つ駅で、大東市はいわゆる”ベッドタウン”です。

だから、梅田や東京の色んな所、あるいは僕が昨年ストリートライブツアーを行なった台湾の西門町みたいにストリートライブが盛んな場所ではありません。

 

そこは、仕事を終えた人たちが”帰りたい”場所に帰るための駅です。

 

それでも、話しかけてくれる人もお金を入れてくれる人もたくさんいて、フタを開けてみれば梅田でストリートライブをするより反応が多かった、昨日みたいな日もある。

 

どこにだって面白い人はいて、どこにだって興味を持ってくれる人はいる。奈良県の大和八木駅前で友人に誘われてストリートライブをしたときも、北海道の富良野町にあるカフェでライブをしたときも感じたこと。

 

 

“僕が僕でなければいい”なんて、数え切れないぐらい思ったし、今でも思う。

それでも、”僕が僕”であるから、”君は君”で、”あなたはあなた”なんだよね。

あまりにも当たり前過ぎて、こんなことを改めて言っている僕は、きっと恥ずかしいぐらい幼稚なんだろうけど、こうやって僕だけでは思いつかない場所でストリートライブをする度に思う。

“あなたはあなた”でいてくれてありがとう。

 

僕はきっと一生僕だけど、あなたのおかげで僕は、僕でいることが出来ます。

満月は見えなくとも、満月を感じることが出来た日。

7/9(日)は大阪のオフィス三鐘にて、ハンドパン奏者でありながら、ヨガやヘナアートを使用したトリートメント施術を行なっているAkihoさんと、埼玉に住んでいて、毎月全国各所で満月の日に”満月ライブ”を行なっている横笛吹きのソウマヒカリさんと、3人で即興演奏のライブをしました!!

①イベントの初めに、ハンドパンのソロ演奏と説明をさせてもらう僕

Akihoさんは、僕のブログによく登場される方ですが、去年東京で行われた”焚き火クラブ”というイベントを機に、僕と”Que Sera Sera”というハンドパン×ハンドパン×ゴミドラムのユニットを組んでいる友人です。

よろしければその時のブログを一度読んでみて下さい。

焚き火クラブの話(早朝〜夕方編)

焚き火クラブの話(夜〜翌日編)

 

そしてソウマヒカリさんは、その”焚き火クラブ”のときに、カリンバ(親指ピアノ)奏者のひろゆきさんと共に出演をしていた方で、ご本人曰く『焚き火クラブのときの彼ら(Que Sera Sera)の楽しそうに演奏する様子』に一目惚れして大ファンになってくれたみたいです!!

僕もヒカリさんの演奏を焚き火クラブで見たときにすごく感動したので、相思相愛です!!笑

②ソウマヒカリさんのソロ演奏の様子(ルーパーというエフェクターを使用して、音をいくつも重ねていき、一人で演奏をしています。)

 

“焚き火クラブ”でお話をして、『いつか一緒にやりたいね~』なんて言ってたのが、今回本当に実現しました!!

こうやって、なんとなく言っていた”口約束”が実現することって、本当に本当に幸せなことです。お互いが自分のことを信じて活動を続けていれば、いつかはクロスしていくものなんだと実感出来る素晴らしい瞬間です。

③Akihoさんとソウマヒカリさんによる即興セッション

 

ライブ自体は”即興演奏”という形で、大まかな流れのみを決めて、後は空気の向くままに演奏するのですが、(ヒカリさんはおそらくお手のモノだと思いますが、少なくとも僕は)心臓バックバクでした!!笑

何度か友人と、ハンドパンでもドラムでも即興演奏はやったことがありますが、お金を払ってもらって人に見てもらう形でやるのは初めてだし、1人で演奏をするときはよく即興でやりますが、それは”全て自分の頭から溢れるインスピレーション”なので、自分にだけは、次にどうなるか分かるのです。

でも、今回のように3人での即興演奏となると、”誰が次はどう動きたいと考えているのか”、”僕は次にこう動きたいけど、どうすればそれが2人にも伝わるか”を考えて曲が進んでいくので、常にリアルタイムで気が抜けずに、周りに注意を払う必要があります(即興演奏のやり方としてそれが正しいのかは知りませんが笑)。

その分、曲が終わったときの開放感は、展開が決まった曲を演奏するよりも強くて、とても刺激的なんです!!

どっちが良いとかではないけど、どちらにも素晴らしい良さがあります。

④ソウマヒカリさんの機材と、Akihoさんの愛犬ミラちゃん(めちゃくちゃ可愛くて、僕が溺愛。多分彼女も僕のことが大好き。笑)

 

“即興演奏”は、あまり広くは受け入れられていない(というより、馴染んでない?)演奏方法だと思いますし、人によっては「適当にやってるんじゃないの?」って思う方もいると思います。

しかしそれは、適当にはとてもじゃないけど出来ない『音楽への理解度』と、周りの空気を読みながら、自分でも作っていく『”ナニカ”を察知する能力』、そしてもちろん『曲として成立させて、観ている人たちの気持ちに訴えかける表現力』が必要とされるものなんだと、”即興演奏”初心者なりに思いました。笑

自分がそこまで出来ているかは、別の話にして下さい。笑

 

これからも、こういう機会があればもちろん恐れずに楽しんでツッコンで行きたいと思います!!

今回、このようなイベントを組んで企画してくれたAkihoさんとソウマヒカリさん、そしてふさわしい場所を提供してくれたオフィス三鐘さん、もちろん来てくれたみなさん、本当にありがとうございました!!

⑤ライブ終了後に、集合写真!!

華奢な大人、水は跳ねる、見えない影、時として。

次回のライブは明後日!!

7/9(日)に、大阪のオフィス三鐘というところでハンドパンの演奏をします!

ここは、僕と”Que Sera Sera”というハンドパンユニットをしているAkihoさんがヨガとヘナを使ったトリートメントサロンをしている場所で、関東から横笛吹きのソウマヒカリさんを招いて三人で”即興演奏”をします!

 

“即興演奏”というと、あまり馴染みがなかったり、人によっては「適当にやってるだけじゃないの?」なんて思う人もいるかもしれませんが、とんでもありません。

その時の、空気と、人の感情をリアルにその場に応じて音に反映させていく、いわば一番”生々しい”音楽だと僕は思います。

一瞬の気も抜けない、次に何が飛び出してくるのか、誰も分からない。それはまるで僕らの日常でありながら、ファンタジーのような演奏会です。

是非、この機会に”即興音楽”というものを生で感じてみて下さい!!

ソウマヒカリさんは、”毎月満月の日にライブを行う”活動を行なっていて、今回は大阪で初めてこの『満月ライブ』をするみたいです!!

詳細は、こちらのFacebookイベントページからご覧下さい!

ご予約やご質問は、このブログのコメント、facebookコメント、メッセージなどで僕に直接言って下さい!皆様の暖かくて気軽なご参加をお待ちしております。

 

 

気が付けば今日は七夕で、気が付けば僕の視線の先に蝉の抜け殻が落ちていた。

本当に「気が付けば」だ。僕の今住んでいるところでは、蝉の抜け殻をあんまり見ることが出来なくて、季節に鈍感になってしまう。大好きな夏は、「気が付けば」僕の所にも来ていた。

でも、ここで見つけた蝉の抜け殻はまるで作り物みたいだ。だって、抜け殻だけがあって蝉の鳴き声が聞こえないなんて、抜け殻が抜け殻として生まれて抜け殻として死んでいったようにしか見えない。僕の知っている一連の流れではない。

 

『死んでいく』と言えば、僕は自分が苦手だと思っている言葉があって、それを言えないのは僕の”弱点”だと自覚しています。

 

ぼくは「ばいばい」って言えない。

 

人と会うのは好きだし、誰と会って喋っても大体いつも楽しいと思う。でも、お別れのときに僕は「ばいばい」って言えなくて、いつも「またね」って言ってしまう。

「ばいばい」って気軽に言ってくれる友達のことを、僕は尊敬する。

 

小学生のとき、放課後に友達と公園で遊んだ後は「ばいばい」って言えたんだ。多分、明日も学校で顔を見て喋るであろうことが分かっていたから言えたんだ。中学生のときも、高校生のときも言えた。大学生になりだしたぐらいから、おそらく、言えなくなった。

次、いつ会えるか分からない人が増えた。だから「またね」って言うようにしていたら、「ばいばい」が言えなくなった。まるで僕にとってその言葉は死んだ人にのみ掛ける言葉であるみたいだ。

もう、会えなくていい人なんて僕にはいなくて、たくさんの新しい人たちと出会いながら、今まで出会った人たちともいつまでも繋がっていたい。そんな僕の弱さが生み出した「またね」、と「ばいばい」の違い。

 

でも、今はこれでいい。

だから、みんな、またね。7/9に会おうね。笑

多くの色が混ざると、それは”カラフル”という色になる。

7/2(日)は、大阪府の大東市にある生涯学習センターアクロスという市民センターでハンドパンの演奏をさせてもらいました!!

なんとこの日は2時間丸々僕だけの時間をもらったイベント。

話を最初に頂いたのは今年の1月ぐらいだったかな??

そのときはとても嬉しくて、「やってやるぜ!」って思っていました。

しかし、どんどん日が近づくにつれて「僕という人間を見に、ハンドパンというあまり知られていない楽器を見に、本当に何十人もの人が来てくれるのだろうか」と、結構不安に思っていました。笑

なによりも一番難しかったのは、ライブハウスでもカフェでもストリートでもない”市民センター”という、僕にとってあまり馴染みのない場所での2時間ライブという大きなイベントで、”どういう単語を使って”、”どんな態度でいれば”、一番魅力が伝わるかを想像することでした。

 

“僕はいつでも、僕でしかない”。そんなことは分かりきってるけど、その”僕でしかない僕”は、僕の中にたくさんいる。たくさんの僕が、この”SHU”というイレモノに、『ひとまずは』収まっている。本当にそんな感じなんです(これってみんなもそう思っているのでしょうか?気になる……笑)。

だから、『嘘をつく』とか『取り繕う』とか言う意味ではなく、場所と状況に合わせて適切な言葉遣い、態度を取るのは僕にとってすごく自然で当たり前のことなんです。それでも拭いきれないナニカを”僕らしさ”と呼ぶのならそれでもいいけど、僕は”◯◯らしい”という言葉は、自分にとっても他の人にとっても、その人を縛る残念な言葉だと思っています。人によっては、僕がそう考えることがすでに”しゅうらしい”のかもしれないけど。笑

ややこしいな。笑

 

えっと、あれ?何の話だっけ??笑

 

あ、そうそう、だからこないだのアクロスでのライブは本当に難しかったな~。

個人的には反省点ももちろん多くあり、もっと上手くやれたはずだという悔しさもありますが、それこそがまだ僕の中に燃えているモノがあるんだという証なんだろうな。

毎回、人の前でする演奏はそれが”本番”で、”人生最後”かもしれなくて、”僕の人生の集大成”であるものです。

だから、あの日のライブはそれ自身が僕でした。

本当に貴重な機会を与えてくれた、大東市立生涯学習センターアクロス様と、来てくれた皆様ありがとうございました!!

ハンドパンという、おそらく多くの人にとってはまだ馴染みのない楽器を、僕という人間が表現したいことを、曲詩集という(少なくとも僕の周りでは)やっている人がいないシステムの中で聞いてもらう、とっかかりづらい点が多くあったイベントかもしれませんが、本当に、本当に、あの場所と時間を共有することが出来て僕は嬉しかったです!!

 

また逢う日まで。