中国行きのスロウ・ボート

突然、何かに引っ張られるように台湾へと行ってきた。
“引っ張られる”というよりは、”押し出された”感じだった。

ボールを詰めた筒の片方からポンプのように押し出すと
反対側のボールが飛び出る
そんなオモチャが昔あったな。

僕が初めて台湾に行ったのは
2016年の2月。
今から3年と9ヶ月前だ。

その時は、ハンドパンを手にいれてまだ数ヶ月しか経っていなくて、
“度胸試し”として台湾へ足を運んだ。

空港で親切にしてくれたお姉さんも、
ストリートで話しかけてくれた大学生も、
会えなかったけど、
英語も通じない中で無理やり伝えて
初めて演奏したレストランは
そのままだった。

前回、僕がずっと演奏をしていた
西門町は、少し居心地が悪くなっていた。
観光地化がさらに促進された挙句
全てが飽和して、
誰も楽しんでいないのに
“楽しさ”を強要してくるようだった。

でもこれはきっと、
僕が年を取ったからだ。
3年と9ヶ月もあれば、
僕も、街も、人々も、
変わっていく。

跡形もなく変わることだって
可能なぐらいに。

 

西門町を出て僕が向かったのは、華山1914という場所。

日本統治時代に建てられた酒造工場がずっとほったらかされていて、
最近オシャレスポットとして復活したみたい。

剥がれたレンガもそのままに、
裏にある広大な公園では
たくさんの人々や犬が
とても気持ち良さそうにしていた。

 

人と話をしたくなった

ハンドパンをもっと演奏したくなった

 

あれは、熱意なんてものじゃなかった。
使命の方が近いけど、もっと濁っていた。

落ちない壁のシミに向かって、
ひたすら雑巾をかけるような。

小さいシミだし、
目立たない所なのに。
せめて、拭くなら
洗剤とかを使えば良いのに。

そんなことを言われながら、
ただ愚直に拭き続ける。

なんだか
汚れが
ひどくなっているような
気がする。

誰に聞いても、
変わりはない、と
言われるけれど。

錯覚だとしても
現実だ。

僕が旅の時に毎回持っていく本
村上春樹の『中国行きのスロウ・ボート』

その中に、こんな一節がある

「僕の中国は僕のための中国でしかない。あるいは僕自身である。
(中略)
地球儀の上の黄色い中国。これから先、僕がその場所を訪れることはまずないだろう。それは僕のための中国ではない。
(中略)
それは僕のための場所ではない。僕の放浪は地下鉄の車内やタクシーの後部座席で行われる。僕の冒険は歯科医の待合室や銀行の窓口で行われる。僕たちは何処にも行けるし、何処にも行けない。
(中略)
友よ、中国はあまりに遠い。」

 

さよなら、台湾
また、いつか

 

HCT JAPAN代表による正直なSMARTY BAG使用感想(3/3)

「HARDCASETECHNOLOGIES JAPANより!!(1/3)」はコチラ!!

「HCT JAPAN代表による正直なFLYROLL使用感想(2/3)」はコチラ!!

 

さてさて、お次は”SMARTY BAG”!!

これはHCTが初めて出すソフトケースです!!

あくまでもソフトケースなので、
空港で預け荷物として渡すのはオススメしません。

普段の街づかいであったり、
おそらく山登りの時
(山登りの時にハンドパンを持って行っている写真や動画を色々なところで見ます。多分、頂上で演奏したら気持ち良いんだろうな。)
に使って下さい!みたいな感じかと!

 

こちらは、正直良い!!
と思うポイントばかりでした!!

まず、材質がしっかりしていて
カバンとしての作りがとても頑丈です。

さらに、ハンドパンを収納するスペースには、
底面にEVARIM(1cm、2cm、3cmがセットで付いてくるので、お持ちのハンドパンに合わせて変更可能!!)
が付いています。

ハンドパンを背中から下ろす時に、
慎重に置いたつもりでも意外と「ドンッ」
って鳴ってビックリすることがありますが、
これなら大丈夫そう!!

そして、中にはハンドパンのDing(真ん中の出っ張り)を保護するための
ディングピローもついていたりと、
ソフトケースではありながら、
ハンドパンへの配慮がしっかりしています。

こちらのDingピローも、マジックテープで2つがくっついているので、
お持ちのハンドパンの高さに合わせて調整可能です!!

また、
背面にはバックパックなどに使用されている金属フレーム加工が施されており、
これによってケースと背中が直接触れる事なく、
肩や背中への負担がとても少ないです!!

背中とケース自体の接地面は通気性の良いメッシュ加工で
汗をかいてもベタつかない!!

また、背中とケースの間には小物を収納するスペース
(意外と広い!!HCT公式チャンネルでは、この中に2Lのペットボトルを6本入れていました!!)
があったりと、充実の機能です!

(上部から開けた図)

この小物入れは、上部と底面にそれぞれ取り出し口がついているので、
上から入れた荷物が一番下に入った場合にも、下からすぐに取り出せます!!

(底面部から開けた図)

 

そして一番驚いたのが、
ハンドパンを入れて背負ってみるとめっっっっっっちゃくちゃ軽く感じる!!
本当にもう、「あれ?背負ってるっけ?」って思うレベルで軽いです。

これは、背中を支える金属フレーム構造や、
ハンドパンを「肩からぶら下げる」のではなく「持ち上げる」ように背負うことが出来る構造
(肩紐の一番上ぐらいにハンドパンのトップが来ている)
のおかげだと思いますが、本当に素晴らしいポイントです。

あとは、体の前で止めるベルトやサイドポーチ、
テントなどをくくりつけるための上部ベルトなど、
山登りをする時に使われるバックパックを参考にしたポイントも多くあり、
とても良いと思いました。

(僕は街づかいだったので、前でベルトは止めなかったのですが、
サイドポーチを背中側(というより腰のあたり)にしまい込んでも
全く邪魔だと感じませんでした。)

 

雨の日には、専用のレインカバー(別売り)を付ければ安心です!!

そして、価格がまたとても良心的!!
Sサイズなら¥17,750(税込)
M、Lサイズなら¥19,370(税込)

これなら本当に気軽に良いなと思いました!!

【製品詳細】
(各サイズも画像内表に記載しています。)

定価
Sサイズ ¥17,750(税込)
M、Lサイズ ¥19,370(税込)

 

そしてそしてー!!!!

またまたここまで読んでくれて本当にありがとうございます!!

こちらのSMARTY BAGも新商品の発売と、
ここまで読んでくれたお礼を込めて、
11月1日から11月15日までの2週間限定、

以下のメールアドレスに希望商品と個数を送っていただけた方限定で、
このSMARTY BAGをなんと定価の20%割引(Sサイズなら¥14,200(税込)、M・Lサイズなら¥15,500(税込))で提供させていただきます!!

*SMARTY BAGの方は、サイズを忘れずにご記入下さい。

**先払い、セール最終日終了後順次発送、日本国内限定、FLYROLLとSMARTY BAGの2商品のみ対象**
**別途送料がかかります**

メールアドレス
hardcasetechnologies.japan@gmail.com

件名に、「購入希望商品名と個数」
本文に、
・お名前
・連絡先

を書いてメールを送って下さい!

こちらから、振込先などを随時ご連絡します!!

 

ではでは、みなさんのハンドパンとの素敵な生活が続きますように。

HCT JAPAN代表による正直なFLYROLL使用感想(2/3)

「HARDCASETECHNOLOGIES JAPANより!!(1/3)」はコチラ!!

 

まずは、”FLYROLL”!!

これは、Alessioがずっと僕に
「ヤバい商品作ったから!これ日本でめっちゃ流行ると思う!!」
って言い続けていたのですごく楽しみにしていました。

 

そして、いざ到着したものを段ボールから出してみると・・・
デ、デカイ・・・そして思ったより重い(ハードケース込みで11.5kg)・・・。
(僕は身長が165cmしかない上に、力にも自信がない方の男性です。笑)

ということで、まず第一印象は
「デカイ、重い、海外製品は本当に基準が違うなー」
ということでした(いきなりネガティブイメージ笑)。

しかし中を開けてみると・・・おお!これはスゴそう!!

まず目に付くのは従来のEVATEKとは違った、真っ黒のABS樹脂丸見えのハードケース!!

開け方がジッパーではなく、4つのマジックテープを外すという形。

そして中を開けると目に付くのが、真ん中の突起物!!

これが大きなポイントですね。

この突起物は、一番外側のケースから飛び出しているものを囲うような形で、
ハンドパンを収納するハードケースも
この突起に突き刺さっています。

つまり、ハードケース自体がこのトランク内で動く心配がなく、
ハンドパンもしっかりと固定されます!!

しかし、ここで注意をしてほしいのが、
「Gu(ハンドパン底面の穴)が中心にあるものでないと使用出来ない」ことです!

多くのハンドパンはこのGuが真ん中に空いていますが、
技術の向上により、底面に音を追加する中でGuの位置をズラした
ハンドパンも出てきました。

このFLYROLLは、Guが真ん中にあるタイプのハンドパンにのみ対応しています。

また、このハードケースにはEVARIMと呼ばれる、
ハンドパンのリム(周り)をグルッと保護するベルト状のものが付いています!
これは、マジックテープで着脱可能になっており、
1cm、2cm、3cmのEVARIMが付いているので
お持ちのハンドパンのサイズに合わせて簡単に調整可能です!!

これがあるだけで安心感が全然違う!!

(写真は1cmと3cmの比較画像)

そして、ハードケース自体を持ち上げると、
なんと背面にはEVAPAD(HCTが開発した背中の衝撃吸収・負担軽減アイテム)と肩紐が!!

つまり、FLYROLL自体をスーツケースとして利用し、
例えば旅先に着いたらホテルに荷物を置いたまま
このハードケースだけを抜き出して街に繰り出すことが可能なんです!!

これは、個人的にはすごく便利!!推しポイントです。

あとは、(重たいから極力やりたくないけど)、
このスーツケース自体にも肩紐が付いていて、
実は背負うことが出来るんです・・・。笑

まあ、これをする機会は少ないだろうけど、
ないよりはあった方が「備えあれば憂いなし」的な感じかな~と思いました。

そして、スーツケースの蓋側には、こんな風にジッパーが付いており、
ここを開けると広めのスペースが出てきます!

Tシャツを入れてみたところ、20枚入りましたが、
まだ上部に余裕のある感じなので、
かなり入ります!!

 

後は、実際にこれを持って電車に乗って移動をした感想ですが、

・やはり大きくて通れない場所がある
└例えば、電車の改札の小さい方(普通の方?)や、一列専用エレベーターなど。

こういった場所を利用する際はケース自体を縦にしないといけないけど、
タイヤは方向が固定された状態で手前に2輪付いているのみなので、
引きずるor持ち上げて動かす形になりました。

・タイヤが大きいので普通に歩くときにはラクだし、静音性も優れている

・タイヤ側底面にはバンパーが付いているのですが、ここが地面との距離が近くて意外と小さな段差や出っ張りにすぐバンパーが引っかかる。
└まあ、バンパーだからぶつかっていいんだし、ハンドパン自体には影響はないけど、タイヤの回転が一瞬詰まるので少しうっとおしい。笑

価格としても、
スーツケースだと思えば個人的にはそんなに高いとは思わなかったし、
まだこれで海外に行くなど飛行機を利用していないので分からないですが、
全体的にはすごく素敵な商品でした!!

【製品詳細】
サイズ(幅×高さ×奥行き)

ハードケース:63×63×35.4cm

外径:67×72×42.5cm
重量:7kg、11.5kg(ハードケース込み)
*直径45cmから61cmまで、高さ32cmまでのハンドパンなら全て対応可能!!

定価 ¥66,000(税込)

 

そしてそしてー!!!!

ここまで読んでくれて本当にありがとうございます!!

新商品の発売と、ここまで読んでくれたお礼を込めて、
11月1日から11月15日までの2週間限定、
以下のメールアドレスに希望商品と個数を送っていただけた方限定で、
このFLYROLLをなんと定価の20%割引、なんと¥52,800(税込)
で提供させていただきます!!

**先払い、セール最終日終了後順次発送、日本国内限定、FLYROLLとSMARTY BAGの2商品のみ対象**
**別途送料がかかります**

メールアドレス
hardcasetechnologies.japan@gmail.com

件名に、「購入希望商品名と個数」
本文に、
・お名前
・連絡先

を書いてメールを送って下さい!

こちらから、振込先などを随時ご連絡します!!

 

では、お次はSMARTY BAG!!
コチラもお得な情報あるよ!!

「HCT JAPAN代表による正直なSMARTY BAG使用感想(3/3)」はコチラ!!

HARDCASETECHNOLOGIES JAPANより!!(1/3)

ハンドパンを持っているみなさん
ここから始まる3つのブログは
とても長いけど是非最後まで読んで下さい!!

お得な情報ばっかりなので!!

 

あなたのハンドパン、
もちろんとてもとても大事ですよね??

そんな大切で繊細な自分のハンドパンが、
落とす・ぶつけるなどで音が変わってしまったら
とても大変です。

なぜなら自分でチューニングをすることはほぼほぼ不可能、
そして日本国内にも”どこのメーカーでも直してくれる”という方はいません
(これに関しては確証はないので、「どこのメーカーでも直すよ!」って人がいたら名乗りを上げて下さい。しかし、そもそも細かい倍音などの調整方法は職人ごとに違っても不思議じゃないくらいだから、同じ人じゃないと直せないって当たり前の話な気もしますね)。

そんな大切なハンドパンを、日常に潜むたくさんの危険
(普段の移動中に電信柱や改札にぶつける・自分のハンドパンの上に重たい荷物が乗る・空港で預けるなど)から守ってくれるのが、
イタリアにあるハンドパン専用ハードケースの会社、HARDCASETECHNOLOGIES(以下HCT)です!!

僕の体感として、
フェスやハンドパンの集まりに行った時には
8~9割のハンドパン奏者が
ここのハードケースを使用しているイメージがあるぐらい、
日本、世界中で愛されているハードケースメーカーです!!

代表のAlessioは陽気で優しくて丁寧で、
いつでも世界中のありとあらゆるハンドパンフェスに顔を出している人。

直接会ったことは2回しかないけど、本当にいい人です。

 

そして、そんな中
「日本の市場にもっときちんとした流通経路と価格とスピード感で、
日本のハンドパンプレーヤーに安心してここのハードケースを選んでもらいたいね」

という話から、僕が代表となり
HARDCASETECHNOLOGIES JAPAN(以下HCT JAPAN)という
日本の正式代理店を立ち上げました!!

これにより、現地価格+日本への輸送費程度で価格が収まっている上、
日本語でいつでもネットショップで購入できる状態になり、
多くの人に喜んでいただいています!!

 

さてさて、めちゃくちゃ前置きが長くなってしまいましたが、
ここからが本題!!笑

そんな、世界中のハンドパンプレーヤーが愛用するHCTから、
新たに“FLYROLL””SMARTY BAG”という2つの商品が誕生しました!!

FLYROLL

SMARTY BAG

“FLYROLL”は写真のようなキャリー型のハードケースで、
タイヤや伸縮式の持ち手がついていることはもちろん、
内臓のハードケースにハンドパンを入れても十分なスペースがあることから、
衣類などの日用品、ライブに必要なマイクやスタンドなども収納出来、
これ一台を「ハンドパン収納可能なスーツケース」として
使用することができます!!

 

そして、“SMARTY BAG”はHCTが初めて出すソフトケース!!

ここにも、後で説明をしますが
HCTならではのポイントがたくさん詰まっています!!

そして、日本での正式な発売を前に
僕がサンプルを送ってもらって早速使用したので、ここで
“HCT JAPAN代表が本音で話す、FLYROLLとSMARTY BAGの使用感想”
を書きたいと思います。

 

HCT JAPANの代表という立場ですが、
僕は開発に関わった訳でもないし、
あくまでも様々なところを旅する、
みんなと同じ一ハンドパン奏者としての目線から、
本気でいいところも悪いところも書きます!!

 

それではスタート!!
(最後にお得な情報もあるよ!!)

「HCT JAPAN代表による正直なFLYROLL使用感想(2/3)」はコチラ!!

「HCT JAPAN代表による正直なSMARTY BAG使用感想(3/3)」はコチラ!!

裸、水平線。

最近たくさんの告知やお知らせを各種SNSでしているので、
ここら辺で
「一体僕が何をしているのか」
をまとめてみようと思います。笑

長いからさ、
最後まで読んでくれる人は
きっとすごく僕のことを好きでいてくれているんだろうな。

 

・ハンドパン奏者SHU

これがきっと根っこの大前提!!

ハンドパンという楽器に惚れ込んだ、可能性を感じた僕は、何よりもまず
自分が気持ち良くハンドパンと向き合う人間でありたいです。

ピアノ、吹奏楽部、バンドと音楽が常に生活の中にあった僕は、
打楽器しか出来ないし、ドラムも大好きです。

この音源は、ハンドパンもドラムも僕です!!
是非、一度聴いて下さいー!!

SHU 5曲入りCD “Add Some Handspan To Your Day”購入はコチラ

SHU “boredom weekend”

・the caves×SHU

加古川を中心に活動するSSW、絵描きであるthe cavesと僕のユニット。

アコースティックギター×歌×ハンドパンを中心に、
8月にリリースした7曲入りミニアルバム「同じ夢をみた」では
チェロやピアノや各種打楽器も入った、
異世界のようなステキな音源が出来上がりました。

元々友達だったけど、ハンドパンを始めたことによって彼との親交が深まり、相性が良すぎてそのままユニットになりました。

これからたくさん活動をしていきます。

the caves×SHU “同じ夢をみた”購入はコチラ

the caves×SHU “Afan”

・MIX CULTURE GARAGE

ボーカルの藤原和夫a.k.a KZO率いるミクスチャーロックバンド。

ここでドラムや打楽器をしています。

それぞれのメンバーが各々の分野で活躍を続けながら、
この五人が集まったらなんかオモロイ!って感じに
のんびりやっています。

そんなKZOさんの最新ソロアルバム「MISSION」では、
僕もハンドパンで楽曲提供をさせてもらいました!

本当にステキなリリックの曲です。

藤原和夫×SHU “響き”

・The yam

僕の奥さんと、友人が中心となって活動しているオルタナティブバンド。

ここでもドラムをしています。

The yam Official Twitter

 

・日本唯一のハンドパン専用ネットショップKUROBO HANDPANの運営、レッスンおよびWSの開催など

僕がハンドパンという楽器に惚れ込んだ数年前、
この楽器が手に入りにくいという状況を知って、
「もったいない!こんな素晴らしい楽器はもっとたくさんの人に知られてみんなが演奏家になったら良いのに!!」
と強く感じたところからこのショップは始まりました。

ハンドパン専用ネットショップKUROBO HANDPAN

そして、このショップを運営していく中で、
購入の前に体験をしてみたい人や、
購入後にレッスンをして欲しい人がたくさんいてくれることが分かったので、
レッスンや体験会の開催も始まっていきました。

今では、月一ペースの体験会(次回は10/26、画像参照)や、
レッスンの生徒さんも10人を超えるようになり(レッスンご希望の方の詳細はコチラ!!お気軽にご連絡下さい)
12月には初となる、初心者からを対象とした自分の演奏を発表したり、
新たなハンドパン仲間と出会う場、
Link, Live, Community Vol.1
を開催します。

ご予約は各チラシ内に記載の予約方法からお気軽に!!

(10/26開催のLIVE&体験会)

(12/15開催のLink, Live, Community)

 

・HARDCASETECHNOLOGIESの日本公式代理店、HARDCASETECHNOLOGIES JAPANの運営

世界中のハンドパン奏者が愛してやまない、
イタリア発のハンドパン専用ハードケースを、
日本のハンドパン愛好家の方々が現地から購入するのと変わらない価格で、
スムーズで分かりやすい購入方法で行えるように。

そんなことを考えながら運営しています。

HARDCASETECHNOLOGIES JAPAN 公式HP

 

その他にも細かいことは色々とあるんだけど、
大まかにはこんな感じです!!

基本的には本当に毎日ハンドパンのことを好きで考えているんです。

長かったね。笑

ここまで辿り着いた方々、ありがとう。
ここまで辿り着けなかった大勢の人たちは、この文章も読めないけど、ありがとう。

 

これからも、不定形無所属の僕をよろしくお願いします。

 

遠く近く。

10月になるというのに
涼しい夜が少し続いたら真夏のような日照りが続いたりしていますね。
僕の家の前には大きな木が生えていて、
この季節は葉や実がたくさん落ちて来ます。
夏には毎日蝉がその抜け殻を僕の自転車のタイヤやらにひっつけてどこかに行っていました。
そんな小さな自然と関わっているだけでも、季節が毎日少しずつ進んでいる実感を得ることが出来ます。

そして、生活の中で僕は変わらずハンドパンにずっと関わって生きています。

SHU、またはthe caves×SHUとしての演奏活動はもちろん、
ハンドパン自体の販売やそれに関するお悩み相談
そして、世界中のハンドパン奏者が愛用する
ハンドパン専用ハードケース”HARDCASETECHNOLOGIES”の日本公式代理店の運営。
ハンドパンのレッスンやワークショップの開催など。

毎日何回、頭の中で、口で、文章で、「ハンドパン」と言ってるんだろう。
今度数えてみよう。笑

・SHU、the caves×SHUライブスケジュール

・ハンドパン専用ネットショップ”KUROBO HANDPAN”

・HARDCASETECHNOLOGIES JAPAN 公式サイト

最近は特に、ハンドパンという楽器に出会って、魅了されてはいるものの
「ハンドパンを買いたいけどどうしたらいいか分からない」
「ひとまずレッスンを受けてみたい!」
「練習をしているけど発表できる機会がない・・・」
「ハンドパンの知り合いをもっと増やしたい!」
なんて話をよく聞くようになりました。

これはきっとすごく良い予兆で、ハンドパンが次のステージに上がっていくんだろうなと思っています!!

そんな中で僕が年内に行うこの2つのイベントが、何かのキッカケになれば嬉しいです!!

まず一つ目は、10/26(土)!
僕が定期開催している「ハンドパンLIVE&体験会」を大阪・羽曳野にあるBar CLEFにて第三回目の開催!!

コチラでは、僕によるハンドパンのライブから、ハンドパンの歴史を踏まえた説明、ハンドパンの基本的な演奏方法のワークショップなども含めてたっぷり3時間楽しんで頂けるイベントです!

毎回10名程度の方が来てくれて、しかも毎回ほとんどメンバーが変わるんだからめちゃくちゃ素敵です。

もちろん、2回目3回目の参加もお待ちしています!

 

二つ目は、12/15(日)!
コチラは僕も初めての試みですが、先ほど言ったように
「ハンドパンは持ってる!だからどこかで演奏してみたい!」という人や、
ハンドパン友達が欲しい人などを主に対象にしたイベントです!

イベントタイトルの名の通り、みんなで演奏したり、繋がったりしたら面白いよねーって感じです!

初めてなのでどうなるか、僕もドキドキですが是非多くの方の参加をお待ちしております!
まだまだ先ですが、15名程度を目安に先着順となっていますので、気になる方はお早めにご予約お願いします!

 

 

誰かにハンドパンを教える一日
ハンドパンとただただ会話をする一日
映画を見て喫茶店で本を読む一日
友人と夜更けまで飲んで話す一日
ステージに立つ一日
何もせずボーッとしている一日
誰かと会って打ち合わせをする一日

その全てが僕だと分かってもらいたい
ステージに立つのが特別なんじゃなくて
仕事に追われるのが退屈な日常なんじゃなくて

当たり前みたいにくっついて
当たり前みたいに離れて
当たり前みたいにいなくなって
当たり前みたいに再会する

一生に一度しか出来ないライブ
毎日は一生に一度しか出来ない


瞬間と脳みそをいつもフラットに
瞬間と脳みそをいつもフルスロットルで
矛盾によって
何かに縛られているとしたら
解放の糸口が見えるように


(実家で見つけた小さい時の僕。笑)

 

 

時の中で夢を見る。

先週末は兵庫・三田で開催されたONE MUSIC CAMP 2019に
the caves×SHUとして、
そして僕のハンドパンワークショップとして、
2日間参加させてもらいました!!

今年で10回目となるONE MUSIC CAMP。

初めてこのフェスに関わったのは3年前で、
当時やっていたDAMのメンバーと一緒に
お客さんとして遊びに行った。

その時に、めちゃくちゃDIYで人と人との距離が近くて
心地良い中に素敵なアーティストばかり出ている
素晴らしいフェスだなと思ったのを覚えてる。

 

今年は10回目を記念して規模を拡大したこのフェスの中で、
もののけTRIBEエリアの装飾を担当した友人のくろちゃんと
絵描きのぷっちょにお誘い頂いたのがキッカケ。

the caves×SHUとしても、
ハンドパンWSとしても、
各日一回ずつ機会を頂きました!

一番奥の方にある小さな小さな川沿いの可愛いステージに、
たくさんの人達が来てくれた。

ハンドパンのワークショップにも2日間で20人以上の方に来て頂いた上、
人数制限で入れなかった人もいたぐらい。

 

本当に、素敵なアーティストがたくさん出ている中で、
ハンドパンという楽器に興味を持って体験をしてくれる、
その時間を僕にかけてくれる人たちがこんなにたくさんいるんだと思うと、
ワークショップ中に泣きそうになった。

泣かなかったけど。笑

 

僕たち、the caves×SHUは本当に人に恵まれたユニットです。

いつも、たくさんの人達に支えられて、
協力してくれて、素敵な機会をたくさん与えてくれて、
多くの人たちが僕らのライブを見てくれる。

 

僕たちの周りは全て愛で周っています。

 

そんな関係性をこれからもどんどんと増やしていって、
僕たちの身の回りの人たちだけでも、
愛と敬意で満たされた循環になっていくよう活動していきます。

 

そして、その中心にハンドパンがいる。

この楽器が僕を、多くの人たちを
より幸せなステージへと押し上げてくれていっている実感が得ることが出来る
今この時が、本当に最高です。

 

これからも、
僕を、
ハンドパンを、
the caves×SHUを、
よろしくお願いします!!

 

ONE  MUSIC CAMP 2019をキッカケに出会ってくれた全ての方々、
本当にありがとうございました!!

時を超えて。

前編ブログ「同じ夢をみた」はコチラ!!

 

こちらのブログでは、
”僕や主催メンバーがこの日を成功させる為に何をしたか”を、
未来の自分が忘れない為にも書いてみようと思います!

魔法の国の裏側を見るのが嫌な人は、是非見ないで下さい。笑
僕はそういうのは見ない派ですが、自分ごとなので書きます。笑

まあ、そんな大層なモノじゃないけどね。笑

 

まず、今回のイベントを開催するにあたって主催者メンバーの共通認識としてあったものは、

・極上の音楽を届ける
・音楽だけじゃない、ロケーションや出店も楽しんでもらう
・音楽好き以外の人が来たいと思えるものにする
└地元の人が、「何かお祭りやってる」レベルで来たいと思えるイベント
・このイベントに来た人達が共感しあえて仲良くなれる空気を作る

ということでした。

“空気”とか”思い”とか”感じ”だけだとまだまだバラバラになる。

そこで、そのためにより具体的かつ端的なキーワードとなったのは、

・開放感
・風通しの良さ
・居心地の良さ
・押し付けになりそうなものは排除する

などでした。

ブランディングなんて言うとそんな壮大で計画的なものではないけれど、これによって主催者メンバー間の意思疎通や、思い描く当日の様子がかなり根っこの部分まで分かり合えていた。

そして、僕個人として大切にしていたのは、
何かの提案に対して当日をしっかりと思い浮かべた上で、
“嫌気”や”ワクワク”といった感情がどう出てくるのかを分析し、
その気持ちを大切にしたことです。

元々信頼があるメンバーだから最初から不安はなかったけど、
細かい単語に対する認識の違いやチケットの販売方法と宣伝方法、
もちろん”潮かぜと食卓と音楽会”というイベントタイトルなども含めて、
小さな調整のためのやり取りも何度もしました。

だから、思い描いた空気が、
思い描いていた以上のクオリティーで叶った気がする。

そして、こういった感覚を具現化するにあたって、
旧グッゲンハイム邸という場所は本当に最高でした。

二階建てのお屋敷、眼下に広がる大きな海、
目の前には子供たちが走り回れる庭。

僕達の思いの根底にあった、
開放感と風通しの良さを具現化する為には、
この場所だった。

音響担当とドリンク担当とDJスミダトモヨシさんとは事前に懇親会を開いて、僕たちがどんな空気感でイベントをやろうとしているのかを共有してもらった。

全員がこのイベントの作り手であり、
かつ楽しんでもらう参加者であるという認識を持ってもらいたかった。

そうして迎えた当日は、どのアーティストも本当に素晴らしくて、
いや、アーティストだけではなくフードや雑貨の出店者さん達も含めて、
誰もが”自分を全う”していた。

プライドを持って他者を尊重して生きている普段通りの自分を、
そのままあの場でも発揮していたように見えた。

だからこそ本当にピースフルで、どこを切り取ってもキラキラしていた。

この日のことを思い出すと、幸せすぎて、理想の空間過ぎて泣きそうになる。

 

元々は、the caves×SHUのミニアルバム「同じ夢をみた」の発売をみんなに知ってもらうイベントしたいね~なんて軽く話していたものが、気がつけば本当にたくさんの人の力を借りた大きくて素敵なイベントになりました!!

the caves×SHU “Afan” MV

準備はもちろん大変な面もあったけど、またやりたいなぁ!!!

 

Thanks to

潮かぜと食卓と音楽会実行委員
・the caves
・SHU
・渡辺 祐(From “Irish session band”mona)
・シカゴキカク

出演者
・mona
・Alexander William
・次松大助
・the caves×SHU
・タテタカコ
・DJスミダトモヨシ

出店
・COFFEEBAR HECKE
・せと果
・Labo. kakapo
・台湾料理の小宇宙食堂
・ごはんや ルリカケス
・コジマユイ
・cashuu
・kokokumu
・kaiwakami
・小さな本屋nmn 

音響
秋田 翔悟

写真
白川 烈 (オム・ソーヤ)

ドリンク
はるか
ひーちゃん
しんちゃん

旧グッゲンハイム邸
旧グッゲンハイム邸のスタッフの方々
ピアノさん(タテタカコさん風)

 

来てくれたみんな、来れなかったみんな。

同じ夢をみた

8/4に神戸・塩屋旧グッゲンハイム邸で開催された”潮かぜと食卓と音楽会”、
大盛況の内に終了しました!!

お越し頂いた皆さん
来れなかったけど気にかけてくれた方々
本当にありがとうございました!!

今回のブログは、この日のイベントの事などを
主催メンバーの1人という視点から写真多めで話せたらと思います!

綺麗にまとめようと思ったんだけど、
言いたいこと全部言うことにしたので長くなりました。笑

2つに分けたので、ゆっくり見てくださいね。

 

まず、この日唯一のバンドセット、Irish session bandのmonaが始まった瞬間、「あぁ、この日のトップバッターを務めることが出来るのはmonaしかいなかったんだな」
と分かりました。

お祭りそのままの賑やかさ、9人が織りなす多重サウンド。

まずはみんなに、
「今日楽しいっ!!」
って思ってもらう為に、
monaから始まるのが必然だった。

そして次は、オーストラリアからやってきた
シンガーソングライターAlexander William!!

あの空間の中でAlexはとても堂々としていた。

ライブの良さはもちろんなんだけど、彼が鳴らすギターの響きはまるで日本ではなくて、旧グッゲンハイム邸が漂う大きな大陸みたいになった。

彼と僕らのジャパンツアーはまだ続きます、とても楽しみ!!

3番目は次松大助さん。

差し込む光と彼の演奏姿がとても美しくて、
優しくて不器用な生き物がしとしとと愛情を奏でるような演奏だった。

一枚の美しい風景画のように魅入ってしまいました。

誰かのライブを見て、その姿が綺麗だと思うことってなかなかない。

4番目、僕たちthe caves×SHU!!

ミニアルバム「同じ夢をみた」(購入はコチラ!!)の発売日となったこの日のライブは、本当にとても気持ち良く楽しい演奏になりました。

the caves×SHU “Afan” MV

いつもいつも楽しくライブしてるんだけど、
この日はたくさんの人たちへの感謝と、
この場にいるという幸せ、
それがそのまま音になったようなライブでした。

そしてトリを飾ってくれたのはタテタカコさん!!

本当に圧倒的だった。

見ている間ずっと鳥肌が止まらなくて、
それはあの人が鳴らすピアノや歌声に一切の不純物がなく、
タテタカコという人生を生きている存在が奏でる全ての音と言葉に魂が乗っかっていたからこそなんだと感じました。

本当に、圧巻でした。

 

また、一日を通してずっと心地良いステキな音を提供してくれたDJスミダトモヨシさんを始め、美味しいご飯やコーヒー、可愛い雑貨や本を展示してくれた出店者さんたちも、すごく楽しそうにしてくれていたのが記憶に残っています。

夏祭りみたいで、ホームパーティーみたいなイベントになった。

それを決定付けてくれたのは、間違いなく来てくれたみなさんです。

 

本当にありがとうございました!!

後編ブログ「時を超えて。」はコチラ!!

ライブ&体験会について!!

定期的に行なっている「ライブ&体験会」について、過去の話も交えながら少しお話!!
これを読んで、「自分にも参加出来そう!したい!」と思ってくれる人が増えると嬉しいです。

 

6/9は大阪・羽曳野にあるCLEFで、

6/16は大阪・谷町六丁目にあるBoutique&Bar hoffmaで、

それぞれ僕のライブ&ハンドパン 体験会を開催しました!!

 

小さいお子さんを連れた主婦の方から、
イケイケ風な若いお兄さんまで
どちらも10名を超える方々にご参加頂き、ご好評を頂きました!!

来てくれたみなさんはもちろん、
会場を貸してくれた羽曳野CLEFさんと谷町六丁目hoffmaさん、
その他ご協力頂いた皆さん、
本当にありがとうございます。

 

そして、なんと今月7/21にも再び羽曳野CLEFにて開催をします!!
是非皆さん画像をご覧の上、お気軽にご参加下さい!!

ご予約は画像に記載の電話番号より承っています!!

また、駅から少し遠い為
公共交通機関をご利用の方は送迎も行なっています!!

 

ザックリと僕が行なっている「ライブ&体験会」の流れを説明すると、

1時間ちょっと僕のライブ

少し休憩

各々ハンドパンの前に座ってもらう
(仕入れのタイミングによって変わりますが平均5台程度の為、
交代制だったりします)

演奏方法のレクチャーをした後、
色んなスケールのハンドパンを順番に触ってもらう

フリータイム

やはり大阪でハンドパンにこうして気軽に触れて、
楽しむのはもちろん
購入に向けて比較検討出来るところはなかなかないからなのか、
なんとまあ皆さんの関心がいつもすっごく高いです!!

僕が驚くぐらい。笑

余裕を持って全部で3時間のイベントですが、
時間がある方はみっちりハンドパンを気がすむまで演奏します。笑

そうでない人も、
僕にたくさん質問をしてくれたり、
その場に集まった人同士で会話をしたり
(特にハンドパンを挟んで会話をしている様子はみなさんとてもリラックスしていて楽しそう)、
思い思いの時間を気持ちよく過ごしています!!

僕もフリータイムはあまりお節介を妬かないようにしながら自由にしているのですが、気がつけばセッションが始まっていることもありいつもすごく楽しいです!!

ライブという表現と、
体験会というみんなにハンドパンを身近に、
より素敵に感じてもらう時間。

 

この二つを同じタイミングでやることが僕にとってはすごく大切で、
本当に僕がやりたいことを体現しているイベントです。

参加者の方々から出てくる感性や質問は
いつも僕にとっても新鮮で気持ち良い。

 

絶対に損はさせません。

 

是非、次回7/21の体験会にもお越し下さい!!!