素敵なイベントのご案内

この間のブログで年内のライブ情報をどどっと発表しましたが、みなさん興味を引くようなイベントはありましたか?
僕としては来て欲しいと思っているイベントだらけなのですが、今回お伝えしたいのは次のライブ!!!


日時:2018/12/8(土) 15:00~
場所:大阪・心斎橋Shisha Cafe Ras
with: the caves
料金:投げ銭(入店時シーシャチャージ有)

 

本当に本当に素晴らしいイベントだからさ、本当に来て欲しいんだ。

 

僕の大切な友人が新たに始動させた、”はろーぐっばい展 vol.1″というイベントで、僕の大切な友人the cavesと一緒に演奏します。

このイベントは心斎橋にあるシーシャ屋さんShisha Cafe Rasで12/1~16まで開催されていて、僕がライブペイントや夜通し無観客ライブを一緒にやっているAkemi Morimotoをはじめ、友人の黑田昂郎とぷっちょ へんざ (Puccho Henz)の絵、そして今回共演するthe cavesの絵、そして主催者である烈くんが綴る言葉達、Roaさんが飾る生け花が展示されています。

イベントの詳細は、是非主催者烈くんの言葉で説明された以下のFacebookイベントページより見て下さい。

はろーぐっばい展 vol.1 Facebookイベントページ

 

烈くんは物書きで、言語化しない気持ち良さも知っているのに、それを超えたところにある”言葉”の力を信じながら「音楽とか絵はずるい」って言うような人。

共演するthe cavesは弾き語りアーティスト。ケータイも財布も、3分前に話したことも忘れるような人。

 

全くタイプが違う二人だけど、僕の自慢の大切な友人たち。
本当に尊敬している人たち。
それぞれとの会話を思い出すと、笑っちゃうような人たち。

だから、みんなに見て欲しいんだ。

 

そして、the cavesと二人でやるライブはこの間の中崎町イロリムラでのイベントに続いて2回目なんだけど、人前で演奏するのが2回目だなんて信じられないぐらいたくさんセッションをしてきた僕たちで、何でもありだけどその場の空気にマッチした最高の音楽を提供出来ると思うんだ。

だから、本当に来て欲しいんだ。

 

今日、このブログを書く時に全然うまいことまとめられなくて、3000文字ぐらいの言葉がツラツラと脈絡なく溢れ出てきた。
それらを自分で読み返した時に気づいたことは
「僕は烈くんとthe cavesが好きなんだ。彼らと友達でいれることが誇らしいんだ。」
ってことだった。

 

結局、このブログだけでは伝わらない。
そんなことは分かってる。
実際に現場に来て下さいって言うのが一番早い。
そんなことは分かってる。
それでも僕は書きたかった。

 

曇っていたり泣きそうだったりビルがキラキラしているせいで星なんて一個も見えない夜空でも、思いは変わらなかった。

ここをはじまりと仮定するならば。

6/10(日)~6/16(土)まで、大阪・福島にあるEARTH DIVER Cafe&Dining 2Fで”ハンドパンのある7日間”Vol.2を開催していました!!

10:00~21:00まで、僕の個人所有物も含めて5台のハンドパンと1台のスリットドラムとたくさんのケースを展示し、毎日色んな人が来てくれた。

「ハンドパンっていう楽器をYoutubeで知って興味がありました」「購入を考えています」「ちょっと触ってみたかったんです」っていう方はもちろん、前回の時も来てくれた人が『やっぱり忘れられなくて』来てくれたり、ハンドパンを購入して手元に届くまでの間を我慢出来ずに触りたくて来てくれた人や、「ハンドパンは持ってるけど、演奏方法が分からないから先生を探していた」という人も。

色んな思いを持った人と話せたのがとても勉強になった。
もっともっと、大阪で僕が出来ることってたくさんあるんだな。

初めてハンドパンを触った人が綺麗に音を鳴らせるようになっていくのを見ていると、自分ごとのように嬉しかった。

来て頂いたみなさん、本当にありがとうございます。

これからも、ハンドパンが日本でもっとメジャーな楽器となるよう、奏者として販売者として、どちらも真剣に楽しく遊んでいきます。

 

そして最終日には絵描きの友人Akemi Morimotoさんと、”奏でたら絵になって 描いたら音になって”というイベントをしました(写真(左)EARTH DIVER Cafe&Dining 1Fでスパイスカレーヤンティカというめちゃうまなスパイスカレーを出している店長・やんちさん、(中)絵描き・Akemi Morimoto、(右)ハンドパン奏者・SHU)。

恋をしたての中学生のように、お互いがお互いに対して思っていることをなかなか伝えない二人ですが、どちらかともなく『ハンドパンとライブペインティングの即興ライブやりたい』って言って、『あ、それ同じこと思ってた』ってなったのがキッカケ。

『まあ、またいつか』なんて言っていたのに、突然”土曜日の昼にやりませんか”なんて3日前の夜に言ってくる人。

本当に、僕が大好きな絵と大好きなことばをかく人。

自分の感性で納得できないことには、そういう顔をする人。

なんだか、すこーしだけ足が地面から浮いてそうな人。

突拍子もないことを、”それしか方法がなかった”という顔でやる人。

色んな物事を見てるけど、行動では示さない人。

もっと言いたいけど、これぐらいで。笑

そんな人と、1時間半の完全即興ハンドパン演奏×ライブペインティング。

最後に出来上がったものはこれ。彼女に言わせれば”皮”の部分しか見えてないらしい。
骨や肉は、あの場にいた人しか知らない。

ヘトヘトになりすぎて、お互い顔を逸らしてしまうほどだったけど、とんでもなく楽しかったです。

ギリギリの告知にも関わらず来て頂いたみなさん、ありがとうございます。

 

このイベントもハンドパンを自由に触れる体験会も僕自身の活動も全部続けていくので、楽しみにしておいて下さい。

 

“ハンドパンのある7日間”に来て頂いたみなさん、ライブイベントに来て頂いた方々、1週間僕に美味しいカレーを食べさせてくれたスパイスカレーヤンティカ、素敵な場所を貸してくれたEARTH DIVER Cafe&Dining、Akemi Morimotoさん、急なイベントに素敵なタイトルと文字をつけてくれた白川 烈くん、KZOさん、本当に、ありがとうございます。

糸を縒る、紡ぐ。思いもいつかはカタチになる。

昨日は、大阪・都島にある”さをりひろば”という場所で開催された『3.11 何が紡がれ、何を紡いでゆくのか』にハンドパンのライブで参加してきました!!

こちらのFacebookイベントページにて、イベント後の報告などもされているので見てみて下さい!!

 

さをりひろばは、NPO法人さをりひろばが運営する建物で、この中でさをり織りの商品を作ったり、さをり織り体験をしたり、各種イベントを行なっている場所。

そこでさをりひろばとEARTH DIVER Cafe&Diningが共催で今回のイベントを行いました。

さをり織り、めちゃくちゃ可愛いんです。

 

イベントは、僕や喰海さんやKZOさんのライブ、さをり織り体験、”遺書を書く”、”遺影を撮る”、”あなたが生きたい未来を描く”ワークショップ、震災の写真とエッセイの展示、絵描きのAkemiさんとさをり織りのコラボ展示、アパレル販売、トークセッション、カレーやコーヒーの販売など、一つの建物で本当に色々なことが体験出来る(時間が足りないぐらい)充実の内容でした。

 

このさをりひろばはとても不思議な場所で、エネルギーと創造性と優しさに満ち溢れているのに”スキマ”がある。

だから、初めて行く僕や来てくれたお客さんたちものびのびと自分らしく楽しむことが出来る。

 

 

 

今回のイベントは、”恩送りチケット”と名付けられた一枚の葉書で参加することが出来る。

これは、自分のために買うのではなく、友人のために、まだ見ぬ誰かのために”誰か”がチケットを購入するもの。

だから、当日その場にいない人も誰かのためにチケットを購入していたりする。

 

主催者の想いがイベントにしっかりと現れていて、”その場にいない人”への感謝や慈しみに溢れていた。

僕が感じ取った”スキマ”は、主催者からその人たちへの想いかもしれない。

 

 

その中で、僕もさをり織りを体験させてもらいました!!

織物という作業は人生で初めての経験だったのですが、すごくすごく楽しかったです!!

縦糸に一回ずつ横糸を通して、ペダルを踏んで縦糸を入れ替え、手で横糸を寄せる。

糸を縒っていく。

いつまでも出来そう。笑

 

完成品。

 

さをり織りをしている人たちは、僕たちが何をしちゃっても「それでいいんですよ。」って教えてくれる。

「さをり織りには成功しかない。一つずつの工程全てが『その時あなたの体がやりたかったこと』だから、糸がズレても、上手く入らなくてもそれがその瞬間のあなたです。それが一番の正解です。」と。

 

 

思いをカタチに。

 

人生や、生き方と呼ばれるものを一本ずつの”糸”によせて、美しく自分を肯定して、”布”を作っていく。

 

なんだか、すごい空間ですごい体験をしました。

久しぶりだったな、あんなにも”大きくて気持ちの良い空気”の中にいる感覚。

 

 

 

東日本大震災から7年が経って、現地の状況も僕らの環境も思いも変わっていく。

 

変わらない強さ。

変わっていく強さ。

 

それぞれの人がそれぞれの気持ちと共に生きてゆく。

 

震災によって、環境的に弱者となった強い人たちを”助け”たくて動いたあの時。

救われたのは誰だったんだろう。

 

忘れちゃいけないこと。

忘れたくないこと。

忘れたいこと。

 

生きている人たちが、これからも”生きてゆく”ために何をしていくんだろう。

 

何をするのか、何をしてもらうのかはどんどんと変わっていく。

それは必要に応じて変化していく、実際的な行動だから。

 

だけど、あの日のことを、あの人たちのことを、君のことを、昨日のことを、ふと思い出して考えるっていうのは、お互いにとって悪くないんじゃないかな。

 

そんな風に自分を肯定してあげることが出来た日でした。