時を超えて。

前編ブログ「同じ夢をみた」はコチラ!!

 

こちらのブログでは、
”僕や主催メンバーがこの日を成功させる為に何をしたか”を、
未来の自分が忘れない為にも書いてみようと思います!

魔法の国の裏側を見るのが嫌な人は、是非見ないで下さい。笑
僕はそういうのは見ない派ですが、自分ごとなので書きます。笑

まあ、そんな大層なモノじゃないけどね。笑

 

まず、今回のイベントを開催するにあたって主催者メンバーの共通認識としてあったものは、

・極上の音楽を届ける
・音楽だけじゃない、ロケーションや出店も楽しんでもらう
・音楽好き以外の人が来たいと思えるものにする
└地元の人が、「何かお祭りやってる」レベルで来たいと思えるイベント
・このイベントに来た人達が共感しあえて仲良くなれる空気を作る

ということでした。

“空気”とか”思い”とか”感じ”だけだとまだまだバラバラになる。

そこで、そのためにより具体的かつ端的なキーワードとなったのは、

・開放感
・風通しの良さ
・居心地の良さ
・押し付けになりそうなものは排除する

などでした。

ブランディングなんて言うとそんな壮大で計画的なものではないけれど、これによって主催者メンバー間の意思疎通や、思い描く当日の様子がかなり根っこの部分まで分かり合えていた。

そして、僕個人として大切にしていたのは、
何かの提案に対して当日をしっかりと思い浮かべた上で、
“嫌気”や”ワクワク”といった感情がどう出てくるのかを分析し、
その気持ちを大切にしたことです。

元々信頼があるメンバーだから最初から不安はなかったけど、
細かい単語に対する認識の違いやチケットの販売方法と宣伝方法、
もちろん”潮かぜと食卓と音楽会”というイベントタイトルなども含めて、
小さな調整のためのやり取りも何度もしました。

だから、思い描いた空気が、
思い描いていた以上のクオリティーで叶った気がする。

そして、こういった感覚を具現化するにあたって、
旧グッゲンハイム邸という場所は本当に最高でした。

二階建てのお屋敷、眼下に広がる大きな海、
目の前には子供たちが走り回れる庭。

僕達の思いの根底にあった、
開放感と風通しの良さを具現化する為には、
この場所だった。

音響担当とドリンク担当とDJスミダトモヨシさんとは事前に懇親会を開いて、僕たちがどんな空気感でイベントをやろうとしているのかを共有してもらった。

全員がこのイベントの作り手であり、
かつ楽しんでもらう参加者であるという認識を持ってもらいたかった。

そうして迎えた当日は、どのアーティストも本当に素晴らしくて、
いや、アーティストだけではなくフードや雑貨の出店者さん達も含めて、
誰もが”自分を全う”していた。

プライドを持って他者を尊重して生きている普段通りの自分を、
そのままあの場でも発揮していたように見えた。

だからこそ本当にピースフルで、どこを切り取ってもキラキラしていた。

この日のことを思い出すと、幸せすぎて、理想の空間過ぎて泣きそうになる。

 

元々は、the caves×SHUのミニアルバム「同じ夢をみた」の発売をみんなに知ってもらうイベントしたいね~なんて軽く話していたものが、気がつけば本当にたくさんの人の力を借りた大きくて素敵なイベントになりました!!

the caves×SHU “Afan” MV

準備はもちろん大変な面もあったけど、またやりたいなぁ!!!

 

Thanks to

潮かぜと食卓と音楽会実行委員
・the caves
・SHU
・渡辺 祐(From “Irish session band”mona)
・シカゴキカク

出演者
・mona
・Alexander William
・次松大助
・the caves×SHU
・タテタカコ
・DJスミダトモヨシ

出店
・COFFEEBAR HECKE
・せと果
・Labo. kakapo
・台湾料理の小宇宙食堂
・ごはんや ルリカケス
・コジマユイ
・cashuu
・kokokumu
・kaiwakami
・小さな本屋nmn 

音響
秋田 翔悟

写真
白川 烈 (オム・ソーヤ)

ドリンク
はるか
ひーちゃん
しんちゃん

旧グッゲンハイム邸
旧グッゲンハイム邸のスタッフの方々
ピアノさん(タテタカコさん風)

 

来てくれたみんな、来れなかったみんな。

同じ夢をみた

8/4に神戸・塩屋旧グッゲンハイム邸で開催された”潮かぜと食卓と音楽会”、
大盛況の内に終了しました!!

お越し頂いた皆さん
来れなかったけど気にかけてくれた方々
本当にありがとうございました!!

今回のブログは、この日のイベントの事などを
主催メンバーの1人という視点から写真多めで話せたらと思います!

綺麗にまとめようと思ったんだけど、
言いたいこと全部言うことにしたので長くなりました。笑

2つに分けたので、ゆっくり見てくださいね。

 

まず、この日唯一のバンドセット、Irish session bandのmonaが始まった瞬間、「あぁ、この日のトップバッターを務めることが出来るのはmonaしかいなかったんだな」
と分かりました。

お祭りそのままの賑やかさ、9人が織りなす多重サウンド。

まずはみんなに、
「今日楽しいっ!!」
って思ってもらう為に、
monaから始まるのが必然だった。

そして次は、オーストラリアからやってきた
シンガーソングライターAlexander William!!

あの空間の中でAlexはとても堂々としていた。

ライブの良さはもちろんなんだけど、彼が鳴らすギターの響きはまるで日本ではなくて、旧グッゲンハイム邸が漂う大きな大陸みたいになった。

彼と僕らのジャパンツアーはまだ続きます、とても楽しみ!!

3番目は次松大助さん。

差し込む光と彼の演奏姿がとても美しくて、
優しくて不器用な生き物がしとしとと愛情を奏でるような演奏だった。

一枚の美しい風景画のように魅入ってしまいました。

誰かのライブを見て、その姿が綺麗だと思うことってなかなかない。

4番目、僕たちthe caves×SHU!!

ミニアルバム「同じ夢をみた」(購入はコチラ!!)の発売日となったこの日のライブは、本当にとても気持ち良く楽しい演奏になりました。

the caves×SHU “Afan” MV

いつもいつも楽しくライブしてるんだけど、
この日はたくさんの人たちへの感謝と、
この場にいるという幸せ、
それがそのまま音になったようなライブでした。

そしてトリを飾ってくれたのはタテタカコさん!!

本当に圧倒的だった。

見ている間ずっと鳥肌が止まらなくて、
それはあの人が鳴らすピアノや歌声に一切の不純物がなく、
タテタカコという人生を生きている存在が奏でる全ての音と言葉に魂が乗っかっていたからこそなんだと感じました。

本当に、圧巻でした。

 

また、一日を通してずっと心地良いステキな音を提供してくれたDJスミダトモヨシさんを始め、美味しいご飯やコーヒー、可愛い雑貨や本を展示してくれた出店者さんたちも、すごく楽しそうにしてくれていたのが記憶に残っています。

夏祭りみたいで、ホームパーティーみたいなイベントになった。

それを決定付けてくれたのは、間違いなく来てくれたみなさんです。

 

本当にありがとうございました!!

後編ブログ「時を超えて。」はコチラ!!

ライブ&体験会について!!

定期的に行なっている「ライブ&体験会」について、過去の話も交えながら少しお話!!
これを読んで、「自分にも参加出来そう!したい!」と思ってくれる人が増えると嬉しいです。

 

6/9は大阪・羽曳野にあるCLEFで、

6/16は大阪・谷町六丁目にあるBoutique&Bar hoffmaで、

それぞれ僕のライブ&ハンドパン 体験会を開催しました!!

 

小さいお子さんを連れた主婦の方から、
イケイケ風な若いお兄さんまで
どちらも10名を超える方々にご参加頂き、ご好評を頂きました!!

来てくれたみなさんはもちろん、
会場を貸してくれた羽曳野CLEFさんと谷町六丁目hoffmaさん、
その他ご協力頂いた皆さん、
本当にありがとうございます。

 

そして、なんと今月7/21にも再び羽曳野CLEFにて開催をします!!
是非皆さん画像をご覧の上、お気軽にご参加下さい!!

ご予約は画像に記載の電話番号より承っています!!

また、駅から少し遠い為
公共交通機関をご利用の方は送迎も行なっています!!

 

ザックリと僕が行なっている「ライブ&体験会」の流れを説明すると、

1時間ちょっと僕のライブ

少し休憩

各々ハンドパンの前に座ってもらう
(仕入れのタイミングによって変わりますが平均5台程度の為、
交代制だったりします)

演奏方法のレクチャーをした後、
色んなスケールのハンドパンを順番に触ってもらう

フリータイム

やはり大阪でハンドパンにこうして気軽に触れて、
楽しむのはもちろん
購入に向けて比較検討出来るところはなかなかないからなのか、
なんとまあ皆さんの関心がいつもすっごく高いです!!

僕が驚くぐらい。笑

余裕を持って全部で3時間のイベントですが、
時間がある方はみっちりハンドパンを気がすむまで演奏します。笑

そうでない人も、
僕にたくさん質問をしてくれたり、
その場に集まった人同士で会話をしたり
(特にハンドパンを挟んで会話をしている様子はみなさんとてもリラックスしていて楽しそう)、
思い思いの時間を気持ちよく過ごしています!!

僕もフリータイムはあまりお節介を妬かないようにしながら自由にしているのですが、気がつけばセッションが始まっていることもありいつもすごく楽しいです!!

ライブという表現と、
体験会というみんなにハンドパンを身近に、
より素敵に感じてもらう時間。

 

この二つを同じタイミングでやることが僕にとってはすごく大切で、
本当に僕がやりたいことを体現しているイベントです。

参加者の方々から出てくる感性や質問は
いつも僕にとっても新鮮で気持ち良い。

 

絶対に損はさせません。

 

是非、次回7/21の体験会にもお越し下さい!!!

君が似ている。(北海道旅行記②)

お天気だけで。(北海道旅行記①)はコチラ!!

そして、
相変わらず僕は君たちに会うために富良野に来ているようなものです。笑
今回はお互いのパートナーも交えてたくさん話が出来た!!

染物作家さんをしている彼女の作品は、
版画のゴツゴツ感と、多彩な色遣いと、
原風景のような懐かしさ、
なのにどこか彼女自身みたいにポップで可愛らしくて、
とても素敵だった。

僕も君も、あれからずいぶん歳を取った。
老けた感覚はないけど、歳月が積もった感覚は少しだけある。
まだまだ、君たちとの付き合いは長くなりそうだ。笑

そして最後に、
ヨガスペースここにわを営む家族の家にも泊まらせてもらいました!!

スケジュール的に今回は難しいかも・・・。
と思っていたので、
これはめちゃくちゃ嬉しかった!!

ここの子供がまだお腹の中にいた時、
前回僕が来た時、
お腹の中にいる子に向かってハンドパンを演奏した。

あんなに神聖だと思えた演奏はまだない。

その子と、今回ようやく目を見て声を聞くことが出来た。

そう言えば、
てくりでのライブの時にも来てくれていたんだけど、
ずっとハンドパンをものすごく真剣な眼差しで見てくれていたな。
覚えていてくれたんだろうか。

だとしたら
何を覚えていたんだろう?
ハンドパンの音色かな、
僕の声かな、
僕から出ている何かしらの空気感みたいな
匂いに近いものかな。

ここでもたくさんの話をした。

仕事の話
富良野の話
大阪の話
将来の話
子供の話
今までの話。

忙しい中
僕たちを泊めてくれて
夜も朝も
共に時間を過ごしてくれて
本当にありがとう!!

君はまた、
誰かを救おうとしているんだね。

悲しい歌なんて、
誰も聞かなくなればいいのに。

君を見ているとそんな風に思った。

悲しい歌は、
君のように優しい人の為にあるんだから。

ライブをする意味。
話す言葉が持つ意味。
曲を作る意味。
大阪にいる意味。
富良野を好きな意味。

巡礼のような今回の旅。

巡礼。

僕が、好きな場所と好きな人に会いに行く今回の旅は、まさしくそれだった。
最後の富良野を終えた時、到着した5日前とは心の模様がガラリと変わった。

変わったというよりは、取り戻したような。

少し前までとても大切にしていたものなのに、

最近見なくなってしまったもの。

それが出てきた。

変わらないままで。

多分、僕は変わったしこれからも変わっていく。

またいつか、これは重りになるのかもしれない。

またいつか、押入れの奥の方にしまうかもしれない。

一度発した音がその響きを失ってもこの世界に在るように、僕は感じていたい。

富良野という素敵な場所にいるたくさんの人たち、本当にありがとう。

また、一年後とかに。

お天気だけで。(北海道旅行記①)

今年もまた
北海道・富良野に行ってきました!!

大切な人達がたくさんいる富良野へ。

6月末に行くのは初めて。

1年半ぶりの富良野は
変わらないようで変わっていっていた。

 

まずは僕の中では定番になりつつある、
今回で3回目となる中富良野・Cafeてくりでのライブ!!

今まではてくりさんや僕の友人の繋がりの中でお客さんが来てくれていたけど、この日のライブには”ハンドパンを観たくて”来てくれたお客さんもいて、
すごく良い意味で試されているような、少しピリッとした感じがあった。

自己満足で演奏したいのか、
誰かを感動させたいのか、
褒めて欲しいのか、
認めて欲しいのか。

何を見て欲しいのか、
何を見せたいのか。

ライブが終わった後に振り返ると、そんなことを考えいた気がする。

夜は、
てくりを営む夫婦と夜中まで話をしました。

実は、
こんな風にゆっくりとあの2人と話すことは
僕がずっと願っていたことだった。

たくさん話をして、目を見て、動きを見た。

2人が
てくりというお店を愛していること、
中富良野を愛していること、
お互いを尊重していることが
多くの些細な言葉や目線や動きから見えたのが、
僕にとっては一番の収穫だった。

ライブの開催から集客、
さらに宿まで与えてくれた上に
晩御飯と朝ごはんもご馳走になりました。

いつも、本当にありがとうございます!!!
てくりは僕にとってすごく大切な、
“今の自分”を知る為の場所。
てくりファミリーと僕たち。

 

次の日は南富良野にあるベーグル屋さん、
Fortune Bagelsでライブ!!

前回富良野に行った時は、
プライベートライブのような形で
このFortune Bagelsの知り合いの方達だけに向けたライブだったけど、
今回は(こんなこと大阪じゃ考えられないけど)なんとそのFortune Bagelsに
野外ステージが組み上がったとのことで、呼んで頂きました!!

どう見ても最高でしょ!!!

野外ステージは、廃材を使って家を建てたり自身の軽トラの荷台を改造したりしているナベさんが作ったもの。
ちなみにナベさんは、軽トラに黒板をつけて、こんな事を書いて数日間走ってくれていたそうです!!笑

楽しいし嬉しい!!!

 

ステージから見ると、目の前の森を望むことが出来る。

廃材から感じられるアソビゴコロと、
色んな時代の色んな場所の色んな匂い。

目の前の木々達は、僕を見るでもなく、そこにいる。

そんな場所でのライブは、
気持ち良くて懐かしい。

お客さんも
自然も
Fortune Bagelsも
廃材で組み上がったステージも
そこにあるのに
何故か”一人だ”と強く感じたライブだった。

でも、
そこに寂しさはなくて
それこそが心地良さのようなライブだった。

 

 

君が似ている。(北海道旅行記②)へはコチラ!!

 

“響き”MV完成しました。

今回はミュージックビデオが完成したのでお知らせです!!

2019/6/19に発売開始(現在予約受付中)の藤原和夫フルアルバム”MISSION”にハンドパンで楽曲提供をしました!!
タイトルは「響き」。
本当に素敵な曲になりました。
日本語ラップ×ハンドパンから成り立つ、優しさと日常と余白を楽しんでもらえると嬉しいです。

「このアルバム欲しい!!!」って思ってくれた方、販売方法まで素敵なので是非藤原和夫のFacebookページより問い合わせて下さい!!

和夫さんと初めて出会ったのは2年ぐらい前かなー。
大阪・福島にあるEARTH DIVER Cafe&Diningだった。
彼はバーカウンターの向こう側、僕はお客さん。
お互い自己紹介をした後の一言目、「じゃあさSHUくん、おれめっちゃおもろいメンバー集めてMIX CULTURE GARAGEってバンド始めようと思ってるから入らへん!?」と言われた。なぜか僕は「はい。」と即答した。

お互い誰でも良かった訳じゃないのに、とんでもないスピードで繋がった人だった。
その後、彼を知れば知るほどその魅力は深まるばかり。

よく通る声、優しくて面白くて、信念がある。
人を惹きつけて巻き込む才能。
・・・これ以上言うと、恋になるからやめておこう。笑

 

それにしても、この曲のリリックは本当に好きだな。
和夫さんの優しさと不満や苛立ち、全てを飲み込む懐が垣間見れる上に、多くの現代人が共感出来る内容だと思います。

ハンドパンがこういう風に色んなところに飛んでいって、当たり前みたいに楽器としてそこに存在する。
そんな未来を僕なりに提示出来れば嬉しいです。

ということで、藤原和夫の”MISSION”より「響き」のリリックをここでご紹介ー!!
是非リリックを見ながら楽しんで下さい!!

 

“ソロアルバム『MISSON』より 「響き」
Lyric by 藤原和夫 (MIX CULTURE GARAGE)
Track by SHU (MIX CULTURE GARAGE)

始まった今日の目的のない1日
なんとなく入れるスマホのスイッチ
朝一って言葉は好きにはなれない
みんな違うそれぞれのリズムが営み

何食うかってことでまずは問一
シャカシャカって音と香りで飲みたい
大村で飲んだ山奥のコーヒー
500円を描くように一手間が命

人との距離感が無防備に近い
固い絆とかって言葉が薄っぺらい
と思うくらいに太く強く心地よい
自然との距離感は存在すらしていない

コンクリートに固められた思考と行動の違い
起こってもいないことを何故か常に疑い
不安で見失いたくない自然体
目に見えない音と香りを信じて生きたい

響き渡るこの音が 響き渡る森の中
響き渡るこの声が 響き渡る空の下
響き渡るこの音が 響き渡る土の中
響き渡るこの声が 気づき僕は夢の中

人って面白いよなと人々は語る
いや僕今面白くないです
交通量と人超える首を狩る情報量
本音と建て前の割合となる円周率

隠し続けることに限界を感じる
めんどくさいと捉えるか遊びに変えれる
無駄だと捉えるか余白を楽しむ
どっちに転ぶかで変えていく選択

くっきりと残る緑と人生が重なる
繋がることを拒むと違和感が生まれる
曲線を描くべく運命に刃向かう
できたら感動という言葉に感動を覚える

チクタク作られた時間にその身を委ねる
揺れる揺れる揺れる揺れる
揺れるという全ての現象へ繋がる
そうか世界は揺れの元に作られています”

 

素敵なイベントのご案内

この間のブログで年内のライブ情報をどどっと発表しましたが、みなさん興味を引くようなイベントはありましたか?
僕としては来て欲しいと思っているイベントだらけなのですが、今回お伝えしたいのは次のライブ!!!


日時:2018/12/8(土) 15:00~
場所:大阪・心斎橋Shisha Cafe Ras
with: the caves
料金:投げ銭(入店時シーシャチャージ有)

 

本当に本当に素晴らしいイベントだからさ、本当に来て欲しいんだ。

 

僕の大切な友人が新たに始動させた、”はろーぐっばい展 vol.1″というイベントで、僕の大切な友人the cavesと一緒に演奏します。

このイベントは心斎橋にあるシーシャ屋さんShisha Cafe Rasで12/1~16まで開催されていて、僕がライブペイントや夜通し無観客ライブを一緒にやっているAkemi Morimotoをはじめ、友人の黑田昂郎とぷっちょ へんざ (Puccho Henz)の絵、そして今回共演するthe cavesの絵、そして主催者である烈くんが綴る言葉達、Roaさんが飾る生け花が展示されています。

イベントの詳細は、是非主催者烈くんの言葉で説明された以下のFacebookイベントページより見て下さい。

はろーぐっばい展 vol.1 Facebookイベントページ

 

烈くんは物書きで、言語化しない気持ち良さも知っているのに、それを超えたところにある”言葉”の力を信じながら「音楽とか絵はずるい」って言うような人。

共演するthe cavesは弾き語りアーティスト。ケータイも財布も、3分前に話したことも忘れるような人。

 

全くタイプが違う二人だけど、僕の自慢の大切な友人たち。
本当に尊敬している人たち。
それぞれとの会話を思い出すと、笑っちゃうような人たち。

だから、みんなに見て欲しいんだ。

 

そして、the cavesと二人でやるライブはこの間の中崎町イロリムラでのイベントに続いて2回目なんだけど、人前で演奏するのが2回目だなんて信じられないぐらいたくさんセッションをしてきた僕たちで、何でもありだけどその場の空気にマッチした最高の音楽を提供出来ると思うんだ。

だから、本当に来て欲しいんだ。

 

今日、このブログを書く時に全然うまいことまとめられなくて、3000文字ぐらいの言葉がツラツラと脈絡なく溢れ出てきた。
それらを自分で読み返した時に気づいたことは
「僕は烈くんとthe cavesが好きなんだ。彼らと友達でいれることが誇らしいんだ。」
ってことだった。

 

結局、このブログだけでは伝わらない。
そんなことは分かってる。
実際に現場に来て下さいって言うのが一番早い。
そんなことは分かってる。
それでも僕は書きたかった。

 

曇っていたり泣きそうだったりビルがキラキラしているせいで星なんて一個も見えない夜空でも、思いは変わらなかった。

演るから。

うめだ阪急百貨店での連続ライブを7日に終え、それ以来ライブ活動を行わず地下で知る人ぞ知る存在になりつつあったあのハンドパン奏者SHUが、暗い地面の底から地底人のようにボコボコと湧き出てきて、再び地上の人間にその脅威を知らしめる。

“あなたが今踏みしめている大地は、安心ですか?”

『ハンドパン奏者SHUの逆襲!! ~喰われるな!!喰え!!~』
監督・脚本・構成・出演・音楽:SHU

2018年8月25日~、大阪を皮切りに順次公開予定。

 

・・・はい、そういう感じです。笑
分かりづらいし、キャラも掴めないと思うし、なんだったら面白くもないと思う。笑

 

別に久しぶりでもないんだけど、自分のスケジュールを見直した時に以外とライブが決まっていることが分かりました。

そして、たくさんの人とお話をする中でライブを楽しみにしてくれている人たちがいてくれているということも分かりました。

だから、ここらへんでいっちょまとめてみます。

 

・2018/8/25(土)at 城まちFestival OBP2018
公式HP

出演は2018/8/25(土)14:20~を予定しております。

・2018/8/26(日)at SAORI会館

・2018/9/15(土)・16(日)at神戸アートビレッジセンター
→KAVCアートジャック2018、出番は両日13:00~、30分程度です
Facebookイベントページ
神戸アートビレッジセンターHP

・2018/9/24(月・祝)at 茨木神社
→13:00~の出演を予定しています

・2018/9/29・30at EARTH DIVER Cafe&Dining
クウティカナイト

・2018/10/6(土)at ステージ空

・2018/10/20(土) at 愛知県碧南市・西方寺
西方寺公式HP(詳細は後日)

・2018/11/20at 神戸・世良美術館
世良美術館・神戸HP

 

どうぞみなさん、自身のご予定と擦り合わせた上で来てくれると嬉しいです。

どこでやるどんなライブだっていつも通り、本気です。
そこでしかその瞬間でしか出せない表現、ココにあります。
何を感じるかはアナタのその日の気分次第、自由です。

 

実家の猫は家猫で、母親がたまにリードをつけて庭にだす。
そしたら、何が楽しいのかバケモノみたいな顔で不器用に雑草を食べ出す。
もうね、めちゃくちゃ可愛い。
世界で一番可愛い猫。

 

 

“変わった楽器やってる不思議な人”なんかじゃねーよ。
“変わった楽器売ってる若いやつ”なんかじゃねーよ。
僕は、僕を定義しない。
僕は、あなたを定義しない。

だから僕らは自由だし、いつだって期待はずれだ。

 

箱庭。

十日間ほど色々と現実的に消化しないといけない、生きる為の行いだけど無くてもいい、やってみたら気分転換にはなるけど面白くはない、そんなありふれた日々の情事と追いかけっこをしていました。僕が鬼になって、タッチしたら今度は追いかけられて。何故かどの鬼にタッチしても彼らは僕しか追いかけないから僕は走りっぱなしで。

ようやく、鬼の目に付かない木の上に隠れることに成功したので、ブログ更新。

7月はたくさんライブをします。

・2018/7/6 (金) at 大阪・池田 CAFE & BAR DAYZ
7/6(金)阪急池田駅:‪cafe &bar DAYZ 2階✴︎
『開歌1000言ツイキャス観覧ライブ』
▪️配信時間 20:00-21:00
※DAYZさんは通常営業なので、1階のカフェスペースには何時からでもご入店頂けますが、
ツイキャス会場となる2階へは、19時半openとさせて頂きます!
▪️出演:木下徹、小寺隆太、和製ケビン
▪️特別ゲスト:SHU
▪️チャージ:500円(飲食代別途)

・2018/7/7(土) at 奈良・桜木神社
→https://www.facebook.com/であうたびに恋をして-232259714215923/

・2018/7/13(金) at 大阪・池田 CAFE & BAR DAYZ
→【夏・開花前線】✳︎
◼︎会場:‪‪cafe &bar DAYZ‬(http://cafebar-dayz.jp/sp/t100316090/
大阪府池田市栄町3-2 / 072-702-3659
◼︎出演:小寺隆太/和製ケビン/ムラタトモヒロ/SHU
◼︎Open18:30/Start19:00
◼︎チケット:¥2500(1d別)

・2018/7/22(日) at 東京都・新宿 炭火タン焼き・テール料理平次
→19:00OPEN/19:30START  ¥2,000(1ドリンク、おつまみつき)

 

誰かの一瞬は引き伸ばされた退屈のせいだったり、冷たさを込めた言葉が心を溶かしたり、涙の中に僕がいたり、人混みの中で自分を見失わないように両手を結んだり。

道を歩いていたら、幼い顔をした白髪の女性に「もう、ダメね。」と言われた。傷んだ野菜に向けられる言葉。
きっと、少しの罪悪感と共にゴミ箱へ。

“サイズ違いの服を着る居心地の悪さ”は分かるけど、”見当違いの言葉を吐き出す”ことには意外と無頓着かもしれない。

明日、もしも世界が終わると知ったなら、きっと電車は動かないんだろう。
言葉が文化なら、想う気持ちは何故、例えることでしか表せないんだろう。
知り尽くせないことは、知らないことよりタチが悪いって、だから争うんだって。
どうか、怒らないで聞いて欲しい、わざとだったとしても。

ライブに来てもらえて嬉しいという気持ちを表すことは、その瞬間その場所でしか表せれないんだ、悪いとは思うけど。

ここをはじまりと仮定するならば。

6/10(日)~6/16(土)まで、大阪・福島にあるEARTH DIVER Cafe&Dining 2Fで”ハンドパンのある7日間”Vol.2を開催していました!!

10:00~21:00まで、僕の個人所有物も含めて5台のハンドパンと1台のスリットドラムとたくさんのケースを展示し、毎日色んな人が来てくれた。

「ハンドパンっていう楽器をYoutubeで知って興味がありました」「購入を考えています」「ちょっと触ってみたかったんです」っていう方はもちろん、前回の時も来てくれた人が『やっぱり忘れられなくて』来てくれたり、ハンドパンを購入して手元に届くまでの間を我慢出来ずに触りたくて来てくれた人や、「ハンドパンは持ってるけど、演奏方法が分からないから先生を探していた」という人も。

色んな思いを持った人と話せたのがとても勉強になった。
もっともっと、大阪で僕が出来ることってたくさんあるんだな。

初めてハンドパンを触った人が綺麗に音を鳴らせるようになっていくのを見ていると、自分ごとのように嬉しかった。

来て頂いたみなさん、本当にありがとうございます。

これからも、ハンドパンが日本でもっとメジャーな楽器となるよう、奏者として販売者として、どちらも真剣に楽しく遊んでいきます。

 

そして最終日には絵描きの友人Akemi Morimotoさんと、”奏でたら絵になって 描いたら音になって”というイベントをしました(写真(左)EARTH DIVER Cafe&Dining 1Fでスパイスカレーヤンティカというめちゃうまなスパイスカレーを出している店長・やんちさん、(中)絵描き・Akemi Morimoto、(右)ハンドパン奏者・SHU)。

恋をしたての中学生のように、お互いがお互いに対して思っていることをなかなか伝えない二人ですが、どちらかともなく『ハンドパンとライブペインティングの即興ライブやりたい』って言って、『あ、それ同じこと思ってた』ってなったのがキッカケ。

『まあ、またいつか』なんて言っていたのに、突然”土曜日の昼にやりませんか”なんて3日前の夜に言ってくる人。

本当に、僕が大好きな絵と大好きなことばをかく人。

自分の感性で納得できないことには、そういう顔をする人。

なんだか、すこーしだけ足が地面から浮いてそうな人。

突拍子もないことを、”それしか方法がなかった”という顔でやる人。

色んな物事を見てるけど、行動では示さない人。

もっと言いたいけど、これぐらいで。笑

そんな人と、1時間半の完全即興ハンドパン演奏×ライブペインティング。

最後に出来上がったものはこれ。彼女に言わせれば”皮”の部分しか見えてないらしい。
骨や肉は、あの場にいた人しか知らない。

ヘトヘトになりすぎて、お互い顔を逸らしてしまうほどだったけど、とんでもなく楽しかったです。

ギリギリの告知にも関わらず来て頂いたみなさん、ありがとうございます。

 

このイベントもハンドパンを自由に触れる体験会も僕自身の活動も全部続けていくので、楽しみにしておいて下さい。

 

“ハンドパンのある7日間”に来て頂いたみなさん、ライブイベントに来て頂いた方々、1週間僕に美味しいカレーを食べさせてくれたスパイスカレーヤンティカ、素敵な場所を貸してくれたEARTH DIVER Cafe&Dining、Akemi Morimotoさん、急なイベントに素敵なタイトルと文字をつけてくれた白川 烈くん、KZOさん、本当に、ありがとうございます。