OUT OF THE LOOP.

この間は、3/16(土)に僕の地元・豊能町で開催される”ただいまマルシェ”にハンドパンのライブとワークショップで参加するための事前交流会で久しぶりの地元へ!!

自分が空気を吸って音を聞いて景色を見て育った場所だもんなぁ。
心地良い、というよりは身体と意識が場所と同調してる感じは強くある。

 

こちらのイベントは入場無料で、大阪最北端の駅、妙見口駅から続く花折街道沿いのエリアで飲食、ワークショップ、イベント、物販などが楽しめます!!

僕のライブは、道中にあるオイスカ研修センターにて
①10:30~
②12:00~
③15:00~
(投げ銭制)

ワークショップは
13:00~14:00
(要事前申込¥500/人)

となっていますので、「僕がこんな人間である根源」ひいては「今の活動や僕の音楽スタイル」の根っこを見に是非地元へお越し下さい!!

どこでやっても変わらない、この瞬間しか出来ないライブを。

 

そして交流会の後は、僕がDAMというバンドをやっていた時に10年間使い続けた地元の音楽スタジオ、STUDIO LOOPへ!!

ここの名物マスターに会いに行きました。

YMOのロンドンライブの音源が流れていたスタジオで、「無難なやつかけてるやろ?」って言うマスターと、インドのよく分かんないおっさんのスティック捌きの動画を見て笑ったり、Nadishanaの動画を見て感心したり、音響彫刻の動画を見て「カッコエエなぁ。」って言ったり。

相変わらず音楽への探究心がすごい人だな。
サンバのリズムパターンをこの数年は本格的に練習してるみたいだけど、当分ボケなさそうだな。笑

そんなマスターとたくさん話をした後、帰り際の僕の背中に大きな声で
「ビッグになれよー!」
というマスターの笑い声。

あぁ、この人はバンドの時もいつも帰り際にそう言ってくれたな。

 

 

目が悪くて見えなかったんです
メガネをかけなさいよ

耳が悪くて聞こえなかったんです
補聴器を付けなさいよ

黒電話の線を猫が抜いてたみたいで
携帯電話を持ちなさいよ

ヤギさんに食べられちゃって
メールにしようよ

あー、やだなぁ
隙間がなくなっていく

これが続けば、きっとみんな忙しなく抜け目なく間違いの起きない人類になっていって、言い訳は苦しくなっていくんだろうな

あー、やだなぁ

 

 

それでも、僕たちは続いてゆくんだ。

3月のライブ情報、僕なりの視点から。(大阪編)

3月になりました。

狙いすましたような春一番が吹き荒れた後、衣替えが決まっている学校のように3/1から綺麗に花粉がキラキラと舞い始め、くしゃみと目のかゆみに悩まされています。笑

そんな3月ですが、ありがたいことに多くの場所でライブをさせてもらいます!!

きっとみなさんどれに来ようか(全部来たらいいけど笑)迷っていると思うので、僕なりに一つずつ説明をして行きますね!!

 

一つ目は3/11(日)。

この日のイベントは、”つむぐ。「3.11 何が紡がれ、何を紡いでゆくのか」”。

このイベントについての説明はとても一言では言えません。

下記のリンクより、今回のイベントプロデューサー烈くんの気持ちを読んで下さい。

イベント詳細はこちら

3/11、今から7年前に”東日本大震災”という大きな地震があって、同時に原子力発電所の在り方を再度僕たちに問いかけることになりました。

僕自身、DAMをしていた時にはバンドメンバーと一緒に毎年チャリティーイベントを開催したり、現地に何度も足を運んでいます。

 

いつかは歴史の教科書に載る、この天災あるいは人災を、たった数年で今生きている人たちの”歴史”にはしたくないな、というのが僕の本音。

やり切れない気持ちを精一杯受け止めて、引きずって、笑顔で強く生きている人たちのことも歴史になるのはまだ早い。

去年は、バンドを抜けてから1人のお客さんとして今まで僕らが行なっていたイベントに足を運んだ。

今年は、こんな素晴らしいイベントに関われる。

 

イベントの内容は、ライブであったり、”さをり織り”の体験ワークショップ、遺書を書いたり遺影を取ってもらったりと盛りだくさんですが、僕が何よりも美しいと思ったのは、”チケットの購入方法”。

“恩送りチケット”と名付けられた今回のチケットは、”誰かのために買う”ことしか出来なくて、”自分で行くために”自分で購入出来ない(詳しくはイベントページをご覧下さい)。

 

人の優しさを信じたチケットの売り方。

そして、”紡ぐ”、というさをり織りや今回のイベント趣旨に完全にマッチしたチケットの売り方。

 

このイベントは、白川烈という人がメインプロデューサーではありますが、いわばEARTH DIVER Cafe&Diningとさをり会館の共催イベント。

あらゆる所に可能性が転がっていることを、決してサボらず、見逃さず。

そんなこのお店の姿勢がすごく好きだし、尊敬しています。

さをり会館及びNPO法人さをりひろばについてはこちら

 

考えがあってもいいし、なくてもいい。

ただ、来てくれたらすごく嬉しいです。

 

 

そしてお次は3/17(土)&18(日)に、”いけおん”に参加させてもらいます!!

過去に2回?3回?出演させてもらったイベントですが、今回は初の2DAYS両日参加!!

2日間で5回ライブをさせてもらいます。笑

3/17(土)
16:00~ Marc de Iguchido
18:00~ Cafe yooi
3/18(日)
12:00~ GANESH
15:00~ スパイス工房
18:00~ 池田屋ハナレ

池田にあるカフェの音楽好き店長が主催するこのフェスは、阪急電車池田駅・石橋駅付近のご飯屋さん・カフェ・イベントスペースから銭湯・保険代理店まで巻き込んだお祭り!!笑

池田や石橋の知らなかったお店を発見したり、100組近いアーティストを見たりと、目移りがすごいイベントです!!笑

パス代わりの缶バッチは、いけおん公式HPからでも、僕からでも購入出来ますので、是非みなさんお越しくださいね!!

僕はライブ回数が多いので割と体力勝負なところもありますが、僕なりのペースで精一杯楽しみたいです!!笑

 

たくさんの人と話をすることが出来て、たくさんの人にハンドパンを聞いてもらって、CDを手にとってもらえたらとても嬉しいです。

 

当日お会いする、まだ見ぬ誰か。

お手柔らかに、本気で、よろしくお願いします!!

Facebookイベントページはこちら

いけおん公式HPはこちら

 

どちらもチケットの購入などに関しては、僕までお気軽にー!!

 

と言うわけで、お次は北海道編!!

3月のライブ情報、僕なりの視点から。(北海道編)

関東旅行記2日目

2日目は、昼過ぎにモソッとアラン宅で目覚めました。

とりあえず遠征した時の僕の恒例、寝起きの頭にビールを流し込んでいざ桜木町駅へ!!笑

 

もともと今日は、横浜の元町とか中華街でライブをしようかなと思っていたのですが、昨夜行ったバーで「観光地だけど土日以外そんなに人がいないよ」っていう貴重な情報を得たので桜木町になりました。

 

そしていざ到着してみると、勧められていた駅前の広場ではなんと警察のイベントが……!!笑

今回は何かと警察に縁のある旅です(これすごい悪い言い方ですね)。笑

 

でも、「これで何も言われなかったら逆に最強じゃん」って思ってしまった僕は警察のイベントの真後ろでストリートライブをしてみることに!!笑

 

結果として誰に止められることもなくストリートライブを気持ち良くやっていると、なんとトリニダード・トバゴ(ハンドパンの原型であるハングの元になったスチールパン発祥の地!!)から来ていたカップルとか、可愛らしい子供とか、またまたたくさんの人に話しかけてもらえました。

その中で1人、ギターを背負った男性がいたので演奏が一区切りしてから話しかけてみると、このケントくんという男性はなんとこれから関内にあるB.B.STREETでライブとのこと!!

このライブハウスは僕がDAMというバンドをしていたときにめちゃくちゃお世話になった、横浜で一番好きなライブハウス。

 

さらに話を進めるとなんと同い年!!

もう、仲良くならない訳がない。笑

ケント(もう呼び捨て笑)も速攻でギターを取り出して、即興でセッションをしました。

めちゃくちゃ楽しかったです。

その様子はTwitterやFacebookに上げているので、是非見てください!!

本当に素晴らしいので!!

僕のFacebookページは”Trash drummer”で検索!!

(しれっと宣伝。笑)

 

 

そんなこんなで、桜木町でのストリートライブの後は今回の遠征の核だったハンドパンナイトを観に東中野驢馬駱駝(ろまらくだ)へ!!

もうこれは、あえて書く必要もないぐらい最高でした。

本当にね、もう、長くなるから書かない。笑

写真だけあげる。僕が満足すぎて変な顔してるけど、写真だけあげる。笑

 

そして身も心も満タンまで気持ち良さと嬉しさと充実感が入りきってヘロヘロになって帰宅しましたTOSA。

 

さぁ、お次は最終日!!

このイベント以外何も予定を決めずに来たのに、明日は2つも予定が入ってるよ~!!

 

みんな優しいな、僕は幸せ者だな。

 

ブログ”関東旅行記3日目”はこちら

ブログ”関東旅行記1日目”はこちら

今一度、もう一度、何度でも言います。

さて、今日から11月ですね!!

毎年毎年「あっという間だな〜」なんて思っていますが、今年も相変わらずでした。というより、段々早くなっていますね。確実に。笑

でもあと2ヶ月あるし、来年になった瞬間何かが起こる訳でもないので、特にこれといって問題はないんですけどね。笑

 

まぁそんなことはどうでもいいんですが、先月は僕がサポートドラムをしているバンド、BiSKETの10th Anniverssary ONE MAN SHOW!!ということで、現在大阪にいるBiSKETのサポートドラマー3人が入れ替わりながらワンマンライブをするという、誰も見たことのない形のライブに出演してきました。笑

もう終わった話なので詳しく言う必要もないのですが、場所は大阪アメ村のCLAPPER。僕がDAMというバンドをやっていたときに一番お世話になっていたライブハウスで、今でもしょっちゅう遊びに行く、本当に僕にとっては居心地が良くて友達がたくさんいるところです。

ちなみにBiSKETはこんなバンド!!(いや、そういう訳でもないので気になった人は自分でYouTubeで調べて下さい。)

他にも、10月はたくさんの人に会いに、たくさんのバンドを見にライブハウスに行きました。

 

僕は、やっぱりもちろんライブハウスという空間が大好きです。

そんなこと当たり前過ぎるんだけど、ちゃんと言わないとダメなときもあるんです。

 

例えば、僕はゴルフをやったことも、真剣に見たこともありません。でも、もしむちゃくちゃゴルフが好きな友人が「絶対面白いから今度一緒に行こうっ!!」って言ってくれたら僕は絶対行きます。

それと同じように、「ライブハウスって、生の音楽が流れてる場所って、めちゃくちゃ素敵だから一緒に行こっ!!」って友達を誘いたいんです。

でも、何回言っても来てくれない友達もいるし、後は何回もライブハウスで会う友達しかいないんです。

 

だから僕は新しい”友達”を作りに、”ハンドパン”という楽器を持って”ストリート”、路上でライブをすることにしました。

「音楽はテレビでMステ見るぐらい」「今は全然聴かない」色んな人がいます。

でも、”生で聴こえる音楽”は、耳から聞こえる音だけじゃなくて、指先や表情から溢れる感情とか、熱気とか、頭で考えるより先に皮ふで感じて反応しちゃう要素がたくさんあるんです。

 

音楽とかライブハウスとかが大好きな僕から、まだ行ったことや生で聞いたことがないあなたに伝えるために、僕はストリートライブを中心とすることにしました。

色んな人がいていいんです。音楽に一生興味を持たないまま、他に何か好きなことに熱中する人も、僕のやることが気にくわない人も、僕に優しくしてくれる人も。音楽だって、数え切れないジャンルと楽器と奏法と編成とバックボーンがあるんだから。