5/21 放課後等デイサービス「なう」にて演奏します

というわけで、今日は久しぶりにカチッと日程と場所が決まった演奏予定があるのでそのお話です!ただ、開催場所の関係で一般の方の鑑賞は出来ないので、お誘いではありません。笑 なのでただの楽しみだよっていう報告ですね。笑

場所は大阪府岸和田市にある放課後等デイサービス「なう」という所で、知り合いの方のお兄さんが自身でやられている障がい児童の通所施設です。事前に細かいお話も含めて飲みに行ったのですが、とても素敵な方でした!なんというか、内に秘める情熱を隠さずに表現するので、仕草や話し方にもそれが表れて、一見ぶっきらぼうで怖い大阪のお兄さんというように見えるのですが(笑)、むしろ本当はその逆で、とても繊細で細かい所に気が向いて、優しさが随所に見える方だなという印象を受けました。店員のお姉ちゃんにはよく話しかるけど、自分のためというよりもその人に少しでも楽しく仕事して欲しいという感じだったし(同じように大将にもよく話しかるし笑)、僕にも飲み物や食べ物を無理のない範囲でよく勧めてくれました。そして経営者という自分の立場と、自分がやりたいことを上手く両立している方だと思います。僕はあまり詳しくないのですが、子供たちの抱える障がいや性格によっては受け入れてくれない施設もあるみたいですが、ここのデイサービスではまず断ることはないそうです。

例えば、こんな話をしていいのか分からないですが、ある子は「自分がこういう行動をすれば迎えが来てくれて家に帰ることが出来る」というのが分かっていてわざと先生を困らせようとするみたいです。そういった場合、そのまま素直に保護者を呼び、帰ってもらうことが多いみたいですが、ここの施設ではそういうことはせず、まっすぐ子供と向き合ってときには厳しく叱るようです。僕は先生でもないし、子供も持ったことないからどっちが社会的に正義なのか分からないけど、少なくとも多様性という面で見れば、そういった教育方法を行う施設が少なからずあればそこにやり方の幅が生まれるので素晴らしいことだと思います。こんな過剰に安全な現代社会においては非難されかねないことを自分の信念に基づいて行えるというのはとても大事なことなんじゃないでしょうか。

そんな施設に僕が赴いて、どうやって演奏して、その場にいる人間を楽しませることが出来るか分からないですが、まあきっとあんまり深く悩まず、いつも通りまずは自分が最高に楽しむことが前提条件なんだろうな。子供の方が大人よりよっぽど感性が優れているから、僕が心から楽しめてるかどうかなんてすぐに見抜かれるだろうしね。

いつまでも楽しみと学ぶことが尽きない、なんて恵まれた人生なんだ。

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