僕が梅田のスカイビルに向かう途中の地下道でストリートライブをしているときに考えていることがあって、それを見る人全員に分かって欲しいとは思わないし言わないけど、せめてここでそれを発表することによって、理解者と共感者が増えたら嬉しいなと思います。
まず、普段バンド活動の方でライブをするときは、「ライブハウス」という演奏をするための、あるいはそれを観て聴いて楽しむための場所で演奏をすることがほとんどです。つまり演奏する側も、聴く側も、固く重い言い方をすれば「覚悟」が出来ているのです。それに対して、一人でハンドパンを持ってストリートライブをするときは、まず自分が「非日常」で「驚き」であることを自覚します。そしてあえて言えば自分が「邪魔」で「余計」であることも可能性として考えています。だってそこが音の反響がいいから使ってるけど、頼まれたわけでも、舞台でもない、僕は自分が楽しいことを、今の日本に生の音楽が気軽に聞ける機会を増やしたいと思って、海外のyoutubeの映像に憧れて活動してるけど、僕の正義が万人に通用しないことはもちろん分かってるつもりです。でもそれを恐れてたら何も出来ない気がしてなんとか自分の出来る範囲でやりたいことをやれるように楽しんでるのです。だから僕のやってることが気に食わない人がいれば、それはもう本当申し訳ないとしか言えない。でも例え愚痴だとしても、家に帰って食卓で家族と話す内容の一つや、あるいは昔好きだった曲を久しぶりに聴くきっかけになれば僕はとても嬉しいです。
そして次に、立ち止まってくれる人がなかなかいなくてもめげない!笑 いや、結構へこむんですよ、全然誰も立ち止まらなかったら。笑 でも立ち止まるのに勇気がいることだって分かるし、素っ気なく通過してるつもりの人の中にも、何かを植え付けることが出来るときがあることも僕は知ってる。自分の経験談ですが、そのとき直接自分が行動に移せなくても、長い間心の中にわだかまりのように何かが残ることってあるんです。それに、ストリートをやっている上での経験談で言えば、話しかけてくれた人が「昨日も見たんですけど恥ずかしくて話しかけることが出来ませんでした。今日もいたので今日は話しかけることにしました。」って言ってくれたり、知り合いの知り合い経由で「話しかけることは出来なかったけど、今日君の友達がストリートやってるの見たよ!」って写真つきで送ってくれたりしたこともあるんです。それに目の前で立ち止まってくれる人がいなくても、あそこの地下道はそんなに長くないから、地下道に入った瞬間から出て行くときまで僕の音を聴いてもらうことが出来るので、僕の目の前は通り過ぎるけど、実は入ってから出るまでずっと聴いてくれてる可能性ももちろんあります。だから、めげない!笑 目の前にはいなくても、聴いてくれてる人はいる!そう思いながらいつも演奏しています。
そんな僕ですが、虎視眈々と演奏させて頂けるお話を狙ってはいます。笑 ストリートも最高に楽しいけど、お呼ばれだって全然違う楽しさがあるんです!最後の最後にめちゃくちゃ下手な宣伝みたいになってますが、そんなワクワク話、待ってます。笑
あ〜、また写真なし、しかも今回はなんか漢字多いし堅苦しい。本当これ読んでる人って物好きですよ。笑 最後まで読んでくれた人、ありがとうございます。