昨日は、滋賀県栗東市で開かれた「オレンジリングフェスタ2016in栗東」といいう、認知症の啓発イベントにハンドパンの演奏で参加させてもらいました!きっかけは「ハンドパンのライブ決定です!」で話したように、今回のイベント主催者である大学の同級生がFacebookで投稿していたことからでした!
僕自身、認知症自体や、その病気について周りが正しい知識と理解を持つ、ということに今までしっかりと考えたことがなかったので、どんなイベントになるのか全く想像出来なかったけど、予想していたよりもはるかに多くの人が来ていて、みんなすごく楽しそうな顔をしていたのが印象的でした。
僕も演奏をしていると、小さい子供からお年寄りの方まで、たくさんの人が興味津々で話しかけてくれて、ハンドパンという楽器について聞いてくれて、実際に触ってくれてとても嬉しかった!!最後の方はひっきりなしに話しかけてくれるもんだから、ほとんど演奏してなかった気がする。笑 イベントのTシャツを頂いて、それを着て演奏しました!
地域住民の方から、地元企業、市議会議員、栗東市長、警察官、さらにはゆるキャラまで動いて笑、開催されたイベントを主催したのが、僕と同じ歳の女の子なんだから、本当にすごいと思います。
「あったかいまちにしたい」という色んな意味を持っていて漠然としているようだけど、それを自分なりのやり方でハッキリと意思が見えるような形にしていった努力や苦労は、想像しか出来ないけど、きっとすごいものだろうな。なんとなくだけど、あの子は人望が厚かったから実現出来た、「真っ向勝負」って感じのイベントでした。
終始笑顔で、イベントの主催者は自分だけど、誰に向けたイベントで、誰の顔を立てて誰に楽しんでもらいたいかをしっかり考えていた、(まだ僕らは社会的には「若く」て「未熟」かもしれないけど)彼女なりに、「大人のやり方」で作ったイベントだと感じ、とても尊敬します!
一昨日はバンドの方で横浜でライブをし、昨日は滋賀県でハンドパンの演奏、そして今日は再びバンドで大阪にて自分たち主体のイベントと続きます!!
昨日思ったことは、バンドでライブをしているときはお客さんの反応とかを全く気にしない(気にする余裕がない笑)んだけど、ハンドパンで演奏をするときは、自分の表現したいことと周りの空気感のバランスを取って、お互いの温度が一番気持ち良く混ざるポイントで演奏をしたいし、それが今の自分の目指すべきベストなのかなと思いました。写真は主催者の女の子の実家にお邪魔したときに頂いたメロンとコーヒー。彼女のおじいちゃんは「ハッピーハッピーやな」と「ベリーナイスや」をよく言うチャーミングな方でした。笑