先週は、兵庫県養父市にある「おおやアート村BIG LABO」という所に行ってきました!
養父市の大屋町という山奥(失礼笑)にあるこの施設は、元々学校で、廃校になった場所をそのまま使って様々なジャンルの芸術家たちのために教室や部室を貸し出し、体育館を使って展示会などを行なっているという素晴らしい施設!!なんと、学校の「調理室」をそのまま使用したカフェまで!!笑 すごく懐かしくて暖かい空気なのに、そこで行われていることは新しい創造やチャレンジ!!なんて素敵な場所なんだ。
実際に、僕が会いに行った人が作業している場所には「バドミントン部」という札が貼ったままでした。笑
会いに行ったのは「Ikuta Steelpan」という名前でスチールパンの製作とチューニングをしている生田さん!!
スチールパンとは、ハンドパンの元になったと言われている、トリニダード・トバゴで生まれた楽器で「20世紀最後にして最大の発明」のアコースティック楽器と言われています。(ハンドパンの元になったハングドラムを発明したPANart社のドキュメンタリー映像を見ると、確かに大元にはスチールパンがあったようですが、結果として全く違う理念や哲学からこの楽器が生まれたように僕は感じますが。)
そのスチールパンを一人で黙々と、山奥の廃校になって生まれ変わった施設のバドミントン部の部室で作っている生田さんに会ってきました!
優しくて寡黙だけどしっかりと話してくれる生田さんから、とても面白い話やためになる話をたくさん聞けたし、初めて生田さんが作ったスチールパンや、現在作製中のものなども演奏させて頂きました!!さらに、もちろん楽器としては違うものですが、通じるところもたくさんあるので僕のハンドパンも見てもらいました!!
スチールパンのことはもちろんずっと存在は知っていたし、トリニダード・トバゴで現在も開かれているスチールパンの大会の動画なども見ていて、すごく良い楽器だなとも思っていた(このスチールパンにもとても深い歴史があるので、気になる人はどうぞ調べてみて下さい)んだけど、実際に触るのは初めてで、とてもとても面白かったです。
その僕の人生初!!スチールパン演奏動画もあるのですが、動画をここに載せることが出来なかったので、見たい方は僕のFacebookページで見て下さい!
自分が知らない楽器の知識をたくさん教えてもらって、ハンドパンという楽器の更なる奥深さを感じることが出来ました。最初にyoutubeで見たときに感じたハンドパンへの魅力は直感100%だったけれど、付き合っていくうちに、ハンドパンの哲学や理論などを教えてもらったり、僕が感じた魅力を口に出して人に伝える機会が増えていく中で、ますます「僕に合う」、「僕の現状にピッタリで」、「思い描く未来にフィットする」楽器だなと感じました。
知らないことなんてたくさんあるし、恥もいっぱいかくかもしれないけれど、よく分からない自信だけは持ったまま、これからも多くの人に魅力を伝えていきますので、よろしくお願いします!!
生田さん、貴重な体験をありがとうございました!!