呼吸のように

もう先々週ぐらいの話になりますが、タイミングが重なって、一週間ずっと色んな人のライブを見に行っていた週がありました。

先輩のバンド、先輩のギターボーカルとシンセサイザーによるユニット、友達のバンド、ピアニストとして世界を股にかける高校時代の友人の室内楽、友達のバンドの解散ライブ、そして母校の中学校の定期演奏会を見てきました!!

これが全部一週間のうちにあったなんて信じられないぐらい濃かったです!笑

 

僕がバンドをやっていたときから5年ほどずっと先輩として共にいてくれて、数え切れないぐらい一緒にステージに立った、メンバーやスタイルが変わってもずっとやり続けてるカッコいいバンド。

元々はバンドをしていたけど、今はギターボーカルとシンセサイザーのユニットとして、新しくてカッコいい、音楽のみに留まらないカルチャーを作ろうと目論んでいる人たち。

「バンドとして売れる」ことを真剣に考えて、でも自分たちの芯はブラさずに、「売れる」ということをポジティブに捉えてそこに向かって全力をかけるバンド。

高校生の時からピアニストとして活躍していて、今も海外の音楽学校で勉強をしながら世界中、日本中のコンサートホールで演奏をしている同級生。

小塩ピアノリサイタル

高校のときに初めて出会ったむちゃくちゃ気が合う、というより初めて見つけた僕と同じぐらいブルーハーツに人生をむちゃくちゃにされた友達が所属していたバンドの解散ライブ。

地元の中学校はそもそも生徒数が激減していて、必然的に吹奏楽部の部員も減り、ビッグバンドというよりは「規模の大きなアンサンブル」ぐらいになってしまっていたけど、顧問の先生は相変わらずで、本当に頭が上がらない。そんな、かつての僕が所属した吹奏楽部。

吉中定演2

彼らのうちの何人かが、今の僕の歳になっても本気で音楽と向き合ってくれていたら、それはなんて素晴らしいことだろう。僕の同期だった友達は、今も音楽をやっているのか、今も音楽は好きなのかな?僕にあのバンドを教えてくれたあいつは?あのロックの魅力について中学生のときに夜遅くまで話したあいつは?

 

僕にとって、あの頃からずっと世界を回しているのは『芸術』だった。政治だと言う人も、お金だと言う人も、ご飯だと言う人も、スノボーだと言う人も、サッカーだと言う人も、宗教だと言う人もいるだろう。

みんな、変わっていく。それはいいよ。僕も、変わっていってるんだろう。そんなことよりも、みんな、どうしてる?

 

“今まで出会えたすべての人々にもう一度いつか会えたらどんなに素敵なことだろう”

 

みんな、変わっていく。だけど、「ここにずっといるよ。」って言ってくれる人や景色があるのは幸せなことだ。中学校の4階、音楽室前の廊下から見える景色。

吉中音楽室前廊下からの景色

そんな、どうしたってセンチメンタルになっちゃうお話。笑

あ、それと僕の第2弾PV”train window”発表されましてので、見てください!!笑

 

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