ということで、以前ブログに書いたように、5/21に、岸和田にある放課後等デイサービスなうさんにお邪魔してハンドパンとゴミドラムの演奏をしてきました!!障がいを持った子供たちを預かる学童のような所という説明しか聞いてなかったので、規模も、雰囲気も何も分からないままだったため、想像することが出来ず到着するまでとても緊張していました。笑
そして、いざ13:30頃に到着してみると、暑いぐらいの天気の中、子供たちが先生と元気に庭で遊びまわっていた。キックボードに乗って、おもちゃのバイクに乗って、ボールを投げて、走り回って……。そして、施設の中から今回お誘いしてくれた方が出てきて、挨拶。演奏は14時からだったので、30分ぐらいフラフラしながら子供たちと絡む!反応してくれる子、訝しんでいる子、ボーッとしてる子。笑
そうこうしていると時間になったので、演奏のためにハンドパンとゴミドラムをセッティングすると、もう怖いものなしでみんな寄ってきてスティックを取ってあらゆるものを叩く、叩く!!笑 だんじりのリズムやってって言われると小さい子でもすぐにやる!さすが岸和田!!笑 僕はこの日だんじりのリズムというものを初めて本場で体験できた。笑(子供の顔は施設側の要望により隠しています。)
僕の演奏の間は、思ったよりも静かに聞いてくれた。(小さい子にとってそれが楽しくなかったらきっとすぐ動くだろうから、少しは楽しいと思ってくれたのかな?)僕の方もとてものびのびと演奏することが出来て気持ち良かったです!
演奏が終わった後も、スティックを持っては色んなものを叩いて音を出したり、ハンドパンに触ってみたり、ずっとハンドパンに顔をひっつけてて、そのまま音を鳴らしてあげると気持ちよさそうにしてくれたり。(本当に気持ちいいのかは分からなかったけど、不快だったらそんなずっとやらないだろうから、多分頭をひっつけて聴こえる音が好きなんだろうな。)
ここからはとても当たり前だろうけど、僕が感じたこと。僕は今まで機会がなかったので、障がいを持った子を預かる施設に行くというのは今回が初めての体験だった。それでも実際に行ってみると、拍子抜けするぐらい普通だった。もちろん先生方の苦労とかは絶えずあるんだろうけど。それでも、あんな子がいて、こんな子がいて、あれをされるのが好きな子、嫌いな子、積極的な子、消極的な子、大人しく人の話を聞く子、うろちょろして落ち着かない子、コミュニケーションが上手く取れる子、取れない子。どこにでもあるような、僕の通っていた小学校となんら変わりない、色んな性格と個性を持った自我が発達しきってない人間の集団。
本当に本音を言うならば、今回僕がショックだったことは二つ。まずは、こうやってえらそうにブログに書いてるけど、自分自身が思ったよりもそういった施設に偏見を持っていたこと。そして二つ目は、一度行ってみるだけでそんなものがとても簡単に拭い去られること。子供たちも、先生も、全員本気で遊んで、本気で怒って、本気で笑っていた。とても明るくて、眩しくて、キラキラしていて、また一つ僕の心にしこりを残す場所と笑顔を見つけることが出来ました。
今回、このような素晴らしい体験を与えてくれた放課後等デイサービスなうのみなさん、子供たち、本当にありがとうございました!!また遊びに行くから出来れば覚えていて下さい!!笑