前回のブログで書いた『ハンドパンの試奏体験会』のお知らせや集客に向けて、7/11~22日まで12日間の間に7回、JR住道駅前の広場でストリートライブをしました!!
・・・あ、今日のブログ長いですよ。写真もないし、意味なんてあんまりないかもしれませんよ?それでも読みたい方は、どうぞ。文句は受け付けません。笑
たまたまの縁があって、試奏体験会はこのJR住道駅がある大阪の大東市でやらせてもらいましたが、こういうのをキッカケに、”自分では全く想像出来なかった場所”でストリートライブが出来るのはとても面白い出会いがたくさんあって、刺激になります。
12日間で7回、つまり2日にいっぺん以上のペースで通っていた場所ですが、街を知るには短く、通り過ぎるには長いような期間で本当に多くの人に出会い、多くの感覚を得ることが出来ました。
特に、ここでのストリートライブは今日がひとまず最後だと考えていた日は、その期間や、7/2に行ったライブで出会った人たちに再び会うことが出来たり、その一方で新しい面白い人たちにもたくさんお会いしました。
それはまるで、JR住道駅あるいは大東市という”イキモノ”が、僕に「この街には、こんなにたくさん君のことを考えている人がいるんだよ」とか、「ほら、この街にはまだまだこんなに面白い人たちがいるんだよ」って言ってくれているみたいだった。
「だから、まだまだこの街でストリートライブをしてよ」って言われているような気がした。
“寂しい”と思い、”もっとここでやろうかな”と思ったのも事実です。
僕はいつもそうだ。自分から首を突っ込んだクセに自分から離れていって、自分勝手に”寂しい”なんて思っている。
1つの街と僕との出会いは、一組の人間の出会いと別れのようで、
「もっと側にいてよ」
「僕も君との思い出は忘れないし、これからもきっと楽しいことが僕らには待っているんだろう。それでも、僕は行かなくちゃ。」
っていう感じなんです。
これは、笑っちゃうかもしれないけど、本当にそうで、人が人と出会って別れてを繰り返すように、僕が色んなところで演奏をしていく度に、僕にとって”離れるのが寂しい”大切な場所が増えていく。
すごく、すごく贅沢でありがたい話です。
・・・なんだか書いている内に、”思い出したくない”ことではないけど、”思い出にしたくなかった”ことがたくさん出てきました。笑
いつか、僕にも”離れることが出来ないほど”大切な人や場所が出来るのだろうか。
だから、大東市ともひとまずはお別れ。
“ばいばい”が言えない僕は、”またいつか”なんて中途半端な、何かにビビってる言葉しか言えないけど、またいつか。
そして、今回の集中ストリートライブを通して、色んな方が「ウチの地元でもやって欲しい!」とFacebookで言ってくれました!!
ありがとう!!そんな嬉しいお誘いなかなかないよ!!
というわけで、上手いことスケジュールを調整して、来月以降はその場所にどんどん進出していこうと思います!!
JR住道駅前で集中的にストリートライブをして分かったことは、『話しかけたいと思ってくれている人がいても、初見では怖くて来れない』人がいるということ。
5日目を過ぎたあたりから、「何回かここでやっているのを見ていたので、今日は思い切って話しかけました」と言ってくれる人が増えてきました。
だから、皆さんが誘ってくれた場所に僕が行ったら、一週間ぐらい連続でやりたいな~なんて思っています!!
“限られた時間の中で
借り物の時間の中で
本物の夢を見るんだ
本物の夢を見るんだ”
僕に出来ることはそれしかありませんが、どうか、あなたの街で僕を見かけた際は、あなたなりのタイミングでいいので話しかけてくれるとすごく嬉しいです。
いつか忘れちゃう前に、いつかいなくなってしまう前に、いつか死んでしまうその前に、しっかりと伝えておこう。
1つ1つの街や、そこで出会った人たちのことを僕は本当に尊敬しているし、本当に出会えて良かったと思います。
離れるのが寂しい人や、離れるのが寂しい場所がたくさん、年を取るごとに増えていく僕の人生、それに彩りを与えてくれているのは、間違いなくあなたです。
僕が困難な道にあたったとき、踏み台を用意してくれて、道を舗装してくれて、声をかけてくれているのはあなたです。
本当に、ありがとうございます。
“思い出がないこと”と、”思い出ばかりが増えていくこと”、どちらも寂しいのなら僕は後者を選びます。
終わり。お疲れ様でした。笑