さあ、段々話が今に追いついてきました!!今回は熊本に実際に行ったときのお話。3日間連続ストリートライブで皆さんから集めたお金35899円をどのように活用したいか、そう考えたときに「自分の目で見てその場で必要に応じて使おう!」と思い直接行くことにしました!そしてとてもナイスなタイミングで十三ファンダンゴのスタッフの方が行きたいと話していたので、急遽二人で行って来ました!慣れないマニュアルの2tトラックを運転して、いざ熊本へ男二人旅!!笑
ここから話すことは、僕が自分の目で見て、話をして得たものなので、あくまで僕の個人的感想です。違う部分もあるだろうし、聞きたくない話もあるかもしれないですが、僕の目で見た熊本です。気になった人は自分で行くのが一番いいと思う。そしてもっと詳しく聞きたい方がいれば是非僕に連絡を下さい。僕の範囲内でよければ。
熊本へ到着すると、まずは救援物資の保管場所となっている「うまかな・よかなスタジアム」へ行きそこで事前に連絡を取っていたボランティア団体が必要としているものを受け取りました。ここで見た光景はすごかった。ちょくちょくニュースでも取り上げられていますが、物資の数が異常です。各企業からの物資が大量に。それに加えて個人からのものもたくさん。根も葉もないことを言えば、先まで見据えるならありすぎだと思える量の食べ物や毛布、その他日用雑貨。回りきってない避難所もあるかもしれないけど、それでもありすぎだと思ってしまう量。決して物資を批判しているのではなく、やり方がもっとあったんじゃないだろうかと、僕も悩んでいるのです。そこで自衛隊の人がとても積極的に僕らの手伝いまでしてくれたのにはとても感動しました。ありがとうございます。
その日は他にも、物資として提供されたプチトマトが大量にあってこのままではダメになってしまうからと色んな所を回って渡したり、市役所前での炊き出しを手伝ったり。そこで見た光景も僕には衝撃だったな。そびえ立つビル、出勤しているサラリーマン、自転車で遊びにいく中学生、市役所に毛布をひいて避難している住民。日常と非日常がぐちゃぐちゃになってる感じ。
本当にすみません、正直に言えば僕はこの日とても混乱していました。熊本へ行けば問題がすぐに見えて、必要な箇所にお金を費やすことが出来て、「ありがとう」って言ってもらえるものだと思っていた。(もちろんそれを望んでいたつもりではないけど、安易に考えていたのだと思います。)現場に行けば全部上手くいく。そんな風に思っていたのかもしれない。僕は現場に行くことによって、ネットで見た情報よりも生々しく、熊本の「今の状態」を見て、混乱してしまいました。
そしてこの日はお金を使うことなく、睡眠不足と疲労と混乱からネットカフェに行って休みました。
さあ、お次は二日目!というより最終日!!
読んでいただいたのに不快な思いをされた方がいましたら、本当にごめんなさい。浅はかで知識足らずだろうけど、ただの一個人の心情の吐露なので、どうか甘めに見てください。それでもどうしても言いたいことがあれば、是非ご連絡下さい。僕も整理出来てないし、話を聞きたい。
この日見てとても印象に残ったのは、移動中に見つけた、どこかのお店が張り出していた紙に書いてた言葉。「ボランティアに来てくれてありがとう!今度は遊びに来てね!」
あとは向こうでたまたま久しぶりに会えた方が言った言葉。「人って遠くの他人には無責任に優しくなれるね。本当に困っている人はもっと身近にいるのに。」