A part of me, apart from me.

新年、あけましておめでとうございます!!
2019年も僕とハンドパンをよろしくお願いします!!

2018年は不思議な年だったな。
僕の初となるハンドパンCD “Add Some HANDPAN To Your Day”の発表から始まり、北海道やカナダやアメリカに行ったりもしたし、結婚もした。

たくさん動いてたくさん変化があったようだけど、僕自身がどう変わったのかはイマイチ掴めていない。

年末年始の浮ついた空気はいつも好きだけど、2019年の新たな決意のようなものは特にない。
決める意思は僕のものじゃない。続いたモノがきっと、そう見えていくんだろうな。

 

決意ではないけれど、今年はもっと”隙間”を見ることが出来る人になりたいな。

 

僕は隙間を作りたいし、隙間が好きだ。
音楽でも小説でも、絵でも映画でも、隙間があるものが好きだ。

でも、これって作る側にとってはすごく難しい。
自分で作ったものにあえて余白や隙間を与えるんだもの。
(広義的な意味で)何かを作ったことがある人は分かると思う、これって結構怖い。

それでも、家の掃除をしたり洗濯物をたたんだり、そんな生活の隙間になるようなひと時を提供することが出来ればと思っている。

洗濯物を畳んでいる時にしか見えない光の揺らめきとか、掃除をしている時にだけ気がつく心のへこみ。

『万引き家族』のサントラで細野晴臣が魅せたような、気を向けないと気がつかないほど、風景に溶け込み、その情景をより一層引き立てる音楽。
なんて言ったら烏滸がましいかもしれないけど。

そういうものに気がつくことが出来る僕でありたいし、そういう音楽でありたい。

 

僕の一部であって、僕ではないもの。
A part of me, apart from me.

2019年1月は、タイで開催されるアジア初の大規模なハンドパンフェスに行ったり、僕が出演した映画”The Medium Lens”がようやく出来上がったとのことで、それの関係者試写会に行ったり、池田の公立小学校の音楽の授業で特別講師をさせて頂く予定です。

公にみなさんの前に出る予定は1月はありませんが、やりたいこと・やるべきだと心が感じていることはたくさんあります。

 

これからも、よろしくお願いします。
今度、みなさんに会ったら恥ずかしくて顔を赤らめてしまうかもしれないな。

明るい未来の話。

さて、今年も残すところ2週間ですね!

そんな2018年を締めくくるかのように、こんな素敵なコンピレーションアルバムが遂に登場!!

ハンドパンコンピレーションアルバム
“Relaxing Chillout Music 90min.”

今週末から順次ストリーミング配信開始!!!

↓↓↓Youtubeでの試聴はコチラ(ショートバージョン)↓↓↓


配信についてはiTunes 他にて「ハンドパン」で検索で出てくるようになると思います。

参加アーティスト及び楽曲:
1.Wind blowing behind / Osamu Morita
2.Old Binocular / Osamu Morita
3.Mori Izumi / Kiyoshi lio
4.Midori / Kiyoshi lio
5.Nurd-農道- / de1403
6.concord / Tatsunori
7.Mizuiro Waltz / 伊藤 恒祐
8.夜型インド人 / 伊藤 恒祐
9.11月の花嫁 / 野田ヨシアキ
10.水中花 / 平野 陽平
11.Gold Fish / HirotoPan
12.Ride a CAMEL / 竹山キョん
13.Sand laden wind / 左官竜一郎
14.水芭蕉 / ジュンレノン+Satoshi Koturi&Yasuhiro Nakanishi 
15.Silent Cave / 奥村将和
16.battlefield / Oda Takuya
17.一日の終わり /Oda Takuya 橋村岳遼山
18.Drops of Light / Koyuki
19.Grey room,real,universe / SHU
20.Gorilla Attack / 峯本 貴雄 (Takao Minemoto)
21.sunset /峯本 貴雄 (Takao Minemoto)

 

東京で活動するハンドパン奏者であり、僕とともに世界まる見えにも出演をしてくれたOSAMU(オサム)さんのプロデュースによる、日本のハンドパン奏者16名21曲という壮大なアルバム!

もちろん僕からCDの購入も可能ですので、お気軽に言って下さいね!

このアルバムに、僕は”Grey room, real, universe”という新曲(アルバム内19曲目)で、チェロ奏者Suzuki himenoさんを迎え、大野ヒロさんのレコーディングスタジオ”studio forest(dtcd)”でレコーディングを行いました。

正直、めちゃくちゃ良い曲です。

超、推し曲です。笑

 

日本にもハンドパンを演る人がたくさん増えてきているんだな、本当に嬉しいな!
彼らをこうやってまとめてアルバムを一つ作るという大きな仕事をしたOSAMU(オサム)さん、本当にありがとうございます。

これを機に、もっと多くの人がハンドパンに興味を持ってくれると本当に嬉しい。
まだまだ、この楽器には大きな可能性があるから。

 

 

手と目と足が4つずつに増えた。
ついでに分離もしたから、たくさんのことを一度に出来るようになった。
かと思えば、1つのことを4つの手で捏ねることも多い。

口も胃も増えたもんだから、よく食べるし、よく喋る。

心は2つだけど、半分こずつあげて結局1つ、って感じ。

頭も2つ、常識なんて通じない不思議の国の常識は、意外と理に適ったり、なかったり。

 

増えた気もするけど、減った気もする。

目分量で満たされる。
幸せだな。

2018.11.25
結婚しました。

素敵なイベントのご案内

この間のブログで年内のライブ情報をどどっと発表しましたが、みなさん興味を引くようなイベントはありましたか?
僕としては来て欲しいと思っているイベントだらけなのですが、今回お伝えしたいのは次のライブ!!!


日時:2018/12/8(土) 15:00~
場所:大阪・心斎橋Shisha Cafe Ras
with: the caves
料金:投げ銭(入店時シーシャチャージ有)

 

本当に本当に素晴らしいイベントだからさ、本当に来て欲しいんだ。

 

僕の大切な友人が新たに始動させた、”はろーぐっばい展 vol.1″というイベントで、僕の大切な友人the cavesと一緒に演奏します。

このイベントは心斎橋にあるシーシャ屋さんShisha Cafe Rasで12/1~16まで開催されていて、僕がライブペイントや夜通し無観客ライブを一緒にやっているAkemi Morimotoをはじめ、友人の黑田昂郎とぷっちょ へんざ (Puccho Henz)の絵、そして今回共演するthe cavesの絵、そして主催者である烈くんが綴る言葉達、Roaさんが飾る生け花が展示されています。

イベントの詳細は、是非主催者烈くんの言葉で説明された以下のFacebookイベントページより見て下さい。

はろーぐっばい展 vol.1 Facebookイベントページ

 

烈くんは物書きで、言語化しない気持ち良さも知っているのに、それを超えたところにある”言葉”の力を信じながら「音楽とか絵はずるい」って言うような人。

共演するthe cavesは弾き語りアーティスト。ケータイも財布も、3分前に話したことも忘れるような人。

 

全くタイプが違う二人だけど、僕の自慢の大切な友人たち。
本当に尊敬している人たち。
それぞれとの会話を思い出すと、笑っちゃうような人たち。

だから、みんなに見て欲しいんだ。

 

そして、the cavesと二人でやるライブはこの間の中崎町イロリムラでのイベントに続いて2回目なんだけど、人前で演奏するのが2回目だなんて信じられないぐらいたくさんセッションをしてきた僕たちで、何でもありだけどその場の空気にマッチした最高の音楽を提供出来ると思うんだ。

だから、本当に来て欲しいんだ。

 

今日、このブログを書く時に全然うまいことまとめられなくて、3000文字ぐらいの言葉がツラツラと脈絡なく溢れ出てきた。
それらを自分で読み返した時に気づいたことは
「僕は烈くんとthe cavesが好きなんだ。彼らと友達でいれることが誇らしいんだ。」
ってことだった。

 

結局、このブログだけでは伝わらない。
そんなことは分かってる。
実際に現場に来て下さいって言うのが一番早い。
そんなことは分かってる。
それでも僕は書きたかった。

 

曇っていたり泣きそうだったりビルがキラキラしているせいで星なんて一個も見えない夜空でも、思いは変わらなかった。

30秒と2億年。

いやー、相変わらずの更新スピードで申し訳ないです。笑

この間のブログは、「こんなこと書くもんじゃねーよ。」ってモンモンとしていた気持ちを書きたくなったから書いたのですが、今回はいくつかの書きたいことがフワフワと浮いていて、なんだかくっつきそうだからくっつくのを待っていたら時間が経っていました!笑

いよいよ12月も間近ですね!
2018年も残すところ少し。

きっと、思い残すことなんて山ほどあるんだろうけど、ほとんど忘れちゃったし、2019年もやりたいことにまみれているのでご安心を!!

そんな僕の2018年最後(大げさな言い方してみる笑)、現在決まっている12月のライブ出演情報はこちらです!

・12/1(土)大阪・71labo
出演時間:12/1(土) 17:40~
→詳細は”Krafka” Facebookイベントページ

こちらは、様々なジャンルの職人さんたちの”技”や”こだわり”を間近で見て、体験することが出来るイベントです!!
その中で、オープニングを飾るアーティストとして演奏させてもらいます!

 

・12/8(土)大阪・SHISHA CAFE RAS 心斎橋 アメ村店
出演時間:12/8(土) 15:00~
→詳細は“はろーぐっばい展 vol.1″Facebookイベントページ

これは、僕の大切な友人が新たに始動させたイベント。
アメ村にあるシーシャ屋さんで、彼が”本物”だと思った絵描きさんたちの絵を展示・販売したり、言葉や生け花が飾られていたりする空間で、the cavesという不思議な少年と共にライブ演奏をします。

 

・12/9(日)大阪・ERATH DIVER Cafe&Dining
出演時間:未定(下記Facebookページもしくは僕のツイッターなどで更新予定)
→詳細は“EartH & i SOUND FES♪” Facebookイベントページ

こちらは、田中みのるさんというなんとも独特な空気を纏った弾き語りアーティストの方が主催するイベントです。
僕にとってはおなじみの、大阪・福島にあるEARTH DIVER Cafe&Diningにて。

 

・12/20(木)大阪・PIAS GALLERY
出演時間:未定(下記Facebookページもしくは僕のツイッターなどで更新予定)
→12/20(木)19:00~のクロージングパーティーに出演します

こちらは、一番どんなイベントか分からない。笑
でも僕をこのイベントに誘ってくれた人が、とっても信頼している人だからいいんだ。

 

 

季節が変わってゆく、歳を重ねてゆく。
歴史がまたひとつ増える。
瞬間を生きて、季節を思って、歴史に溶け込む。
これだけ時間があれば、食パンに黴も生える。

それにしても、時間ってやつは厄介だな。
新鮮味を失わせたり、熟成させたり、埃や思い出を積もらせたり。

かと思えば、僕の大好きな人が55歳にもなって


見えるものだけ それさえあれば
辿り着けない 答えはないぜ
ずっとここには ずっとここには
時間なんかなかった

なんて言うんだからさ。

 

ドキドキしちゃうよ。

澄んだ水が入った水槽のような。

とても久しぶりのブログ更新になってしまいました。

「最近何もなかったの?」って聞かれるとあり過ぎるぐらいありました。笑

 

愛知県の海にほど近い碧南市にある西方寺というお寺で演奏をさせてもらったり。

僕の地元にほど近い大阪府・池田市伏尾台の地域防災訓練とほそごう学園の文化祭を混ぜたイベントで演奏したり。

東京の駒込にある小さな公園でハンドパンを演奏していたら子供たちが興味を持ってくれて気が付けばケードロをしていたり。

絵描きの友達と夜から朝まで無観客夜通しライブをしたり。
(あ、ちなみにこれは映像作品になる予定。お楽しみに。)

チェロと一緒にレコーディングをしたり。
(これはCDになるよ。めちゃくちゃカッコ良くて迫力がある、現代音楽みたいなポップスになるよ。楽しみにしてて下さい。)
Recording Studio: studio forest(dtcd)
Engineer: 大野ヒロ
Cello: Suzuki himeno
Handpan: SHU

たり。タリ。足りないけど満ち足りていたり。

ただなんというか、言葉にするのがとても難しくて、少しやめてみたくなった。

 

僕の周りの色んな出来事の一つ一つがとても良い意味で”なんてことのない”日々に組み込まれていて、「あなたは今日何回手を洗いましたか?(そうそう、僕は手を洗うのが好きなんです。)」なんて質問に答えられないのと同じようなもので。

でも僕がいつか自由に手を洗うことが出来なくなったら、次に手を洗えた時は回数を数えるかもしれない。

そんな風に、なんでもない当たり前の日常に巧妙に組まれた幸せを、有り難くその形のまま受け取っていた。

 

何も起きず、何一つせず、そんなことに満たされている。

 

日が沈みかけた日曜日の電車。
四人家族が寝ている。
母親は弟を、父親は姉を抱いている。
この世の全ての安心と生活の疲れが凝縮された、象徴のような光景だった。

 

だから、なんていうかさ、少しの間会っていない人もいるけど、まだまだこれから出会う人もいるし、ビジネスライクになってしまっている人もいるんだけど、僕はこのまんま変化するからさ。

朝起きたらでっかい虫になっているかもしれないし、僕の人生は蝶の見る夢かもしれないしさ。

 

やっぱりうまく言えないけど、それすらも気持ちいいや。

どうしても。

2018年10月1日に放送された、日本テレビ『世界まる見え!テレビ特捜部 秋の音楽祭SP』に、同じハンドパン奏者のOSAMUさんと峯モトタカオさんと出演をしました!
たくさんの方から「見たよ!」という声を頂きました!
本当にありがとうございます!!

突然ディレクターを名乗る方から連絡があったので驚きましたが、良い経験だったな。

普段テレビをあまり見ないからよく分からないですが、すごくたくさんの人が忙しなく動き回っていたのが印象的でした。

 

そして、この日に共演させて頂いた所ジョージさん、ELTのお二人、ナオト・インティライミさんと写真を撮らせて頂きました!!

所ジョージさんはすごくカッコ良かった。

「今行かなきゃ機会を逃す!」と思って本番直前に話しかけた僕の目をまっすぐ見て、「わざわざありがとうございます。今日はよろしくお願いします。」ってお辞儀を返してくれた。

写真撮影をお願いした時も真っ先に「この写真なんでも使ってね!悪用していいからね!」って………何だよそれ………イカしてる。

ELTのお二人は僕が知っている印象とギャップはなくて、すごく優しくて大人しくて少し変わった人達だった。

写真をアップしても良いか聞いた時に、驚いたような顔をして「もちろん全然いいですよ」って………いや、そりゃ聞くでしょ。笑

ナオト・インティライミさんは元々楽器が大好きなんだろうな。

ハンドパンにすごく興味を持ってくれて、収録が終わった後もたくさん話しかけてくれたのが印象的だったな。

 

前回のブログでも少し書いたんですが、今回の出演は本当にみなさんのおかげだと思っています。
ずっとブログとかで「もっと面白くしていくから、期待しておいてね!」なんて言ってたけど、その内の一つだと思ってもらえると嬉しいです。

みんなが、自分ごとの様に自慢してくれたらいいんだと思う。
僕は、いつも通りハンドパンの演奏をしてハンドパンの話をしただけだから。

 

こうやって、有難いことに機会を与えてもらって”人前に立つ活動”みたいなことをしていると、ある時にすっごく久しぶりの人から連絡が来ることがあるんです。
僕は単純だから、そういうのにトキメキます。笑

そして、もちろん普段から僕のことを気にかけてくれている人達には強く「ありがとう」って思います。

 

今回のテレビ出演はゴールじゃないし、始まりでもないです。
まだまだ、好きな事を好き放題やらせてもらいます。

フラフラでふにゃふにゃで、「信念なんてないです」って言うのが信念なぐらいの僕だけど、これからも面白い事だけは続けていきます。

 

 

P.S

ブログのペースが最近遅いのは、飽きたからじゃないよ。
言語化しない方が気持ちの良い事が周りに最近多いだけだよ。

10/1(月)19:00~21:00 日本テレビ「世界まる見え!テレビ特捜部」秋の音楽祭スペシャルに出演します!

はい!!
というわけで、お久しぶりなブログの上にタイトルがめちゃくちゃ長いですがそのまんまです。

2018/10/1(月) 日本テレビ「世界まる見え!テレビ特捜部」秋の音楽祭スペシャルにハンドパン奏者として出演致します!!

東京を中心に活動されているハンドパン奏者の峯モトタカオさんとOSAMU(オサム)さんの3人で、ハンドパンを使った楽曲の演奏やハンドパンに関する基本的な説明をしたり、ビートたけしさんと所ジョージさんを始めとし、相田翔子さん、藤あや子さん、Every Little Thingのお二人、ナオト・インティライミさんといった豪華ゲストの方々にハンドパンに触ってもらったりしています!!

是非、皆さん今からスケジュール帳に書いておいて下さいね!!

 

そして、ハンドパンを始めたいと思っている方はお気軽に

ハンドパン専用ネットショップ”KUROBO HANDPAN(クロボーハンドパン)”

までお問い合わせ下さい!!

価格も産地も違うハンドパンの中から気になるものをチョイス出来ます!!
(ちなみに僕が番組内で中心として使用しているのはVIBE HANDPAN(クロアチア産)D minor  D- A C D E F A Cスケールになります。)

 

また、「ハンドパンに興味はある」or「持っているけど正直演奏方法が分からない」と言った方には、こちらの動画がオススメです!

 

そしてもちろん、僕自身の演奏活動にも興味を持ってくれたら嬉しいです。

SHU 最新official PV “boredom weekend”

・ハンドパン奏者SHUのスケジュール

・ハンドパン奏者SHUへの演奏依頼、お問い合わせ

・ハンドパン奏者SHUのCDが欲しい!!

 

また、「ハンドパンってどんな楽器なんだろう?もっと知りたい!!」って思ってくれた嬉しいアナタ。

そんな方には、僕がこのブログで書いている

【聞かれてないけど勝手に!!ハンドパンQ&A!!⓪】

のシリーズを是非ご覧下さい!!

実は、このシリーズは⑧まであるんですが、最後まで読んでくれるとハンドパンに関する様々な知識や現状が分かるかと思います。

 

このテレビ出演をきっかけに”ハンドパン”っていう楽器がもっともっと多くの人に広まってくれると嬉しいな。

ハンドパンのことをギターみたいにみんなが知っていて、たくさんの人が持っていて、色んな奏法やセッションが生まれて、ハンドパン自体が発展していく。

そんな世の中を僕は「素敵だな」と思うし、そうなって欲しくて活動しています。

これからも、よろしくお願いします。

 

応援してくれる人、協力してくれる人、批判する人、無視する人。
色んな人たちのおかげでこの出演に至ったと本当に思っています。

「絶対にみなさんが自慢出来るようになっていく」って言ったことがあるけど、もし今回のテレビ出演が自慢になるなら、使って下さい。

みなさんの手柄です。

まだまだ、まだまだやれること、やりたいことはあるんで何も変わりませんが、喜んでくれる人と自分ごとのように自慢してくれる人がいるということが、本当に幸せです。

いつも、いつもありがとうございます。

もっと、もっと楽しんで生きましょう。

生きてきたということ、生きているというしるしとして。~後半~

生きてきたということ、生きているというしるしとして。~前半~はこちら

さて、僕が住んでいる部屋の大家さんのお話、後半です。

「岡本太郎は昔は普通の絵描いてはったのに、いつからあんなんなったんやろうか。あんなよく分からんもの描こうとしたらやっぱ変な人になってまうんかな。太陽の塔やって、初めて見た時『なーんや、これ。』思ったわ。全然私には分からん。大阪万博が出来た時も大変やったわ〜。それに間に合うように急いで地下鉄の工事進めたもんやから、谷町線の天神橋の駅でガスが漏れたかで爆発起きてな。道路がいきなり沈んだからバスとかも落っこちて、何百人も死んだんちゃうかな。今でもあそこの国分寺に慰霊碑みたいなん立ってて、昔は毎年お祈りやられてたけど、もう40何年も経ってるからね、最近は分からんけど。工事に入ってた会社も何百億と請求されたやろうし潰れたんちゃうかな。大阪万博やって行ったけど、なーんも楽しいことあらへん。人だけが多くて暑いし、何も観た記憶ないわ。子供連れていったんやけどね。岡山に住んでた知り合いも行く言うてて『いや、別に行きたい訳やないんやけど、行かなかったら日本人じゃないみたいに扱われるからな〜。』言うて来てたわ。そういう時代やってんね。」

「大阪万博のあたりやって、昔は誰も入れないようなヤブ林やったとこに作ったでしょ?だから、あの土地持ってた人はラッキーやなー。使い道のないもん持ってたら急に何億とかに変わるねんからな。やっぱり生きていくのに運は必要やね。まあ、人との関係とか毎日の生き方で手に入る運もあるやろうけど、この歳になったら最後の運は『死ぬ時楽に死なせて下さい』ってことだけやからね〜。そればっかりは誰も分からん。どうしようもない運やな〜(ゲラゲラ)。アンタ長生きなんて地獄やで(ゲラゲラ)。」

大阪が大嫌いなお婆さん
京都生まれのお婆さん
八十二歳のお婆さん

僕が住んでいるところ
そんなお婆さんが管理しているところ
安藤忠雄が駆け出しの時に、助手の人が僕の隣の部屋にすんでいたところ
僕が、好きなところ

 

大丈夫かな
大丈夫かな
いろんなところが痛いけど、大丈夫かな

大丈夫だよ
大丈夫だよ
あなた達が、いつでも自然と共に四季を折ってきたことを僕は知っている

普段は見えないものが、見えるようになるんだよ
土の中とか
僕らが歩くコンクリートの下とか
あの子との関係性だとか
小さな星たち、宇宙とか

 

 

どうか、地獄で長生きして下さい。

生きてきたということ、生きているというしるしとして。~前半~

僕が住んでいるところ
古くからある、お世辞にも綺麗とは言えない六畳一間
畳と古臭い模様の磨りガラス、擦るとボロボロと屑が落ちる壁
誰かが廊下を歩く音、扉を開ける音はとても良く聞こえる
狭い、狭い後付けのトイレとお風呂
僕が住んでいるところ

 

家賃はいつも手渡し。
今日は、その大家さん、のお話。

「戦後は何もなかったよ、だから売れば何でも売れたね。だって何にもなかったんやからね、みんな何でも欲しがったもんよ。
本なんて戦後すぐは手に入るもんじゃなかったから、戦争が終わった後に学校で『罪と罰』なんかを買ってくれて、それをクラスで回し読みしてさ。
法学部の学生は六法全書なんてとても買えやしないから、毎日本屋さんに通って全文をノートに書き写したんだ、本屋さんもそれを知ってたけど、学生の事情も分かっているから黙認してたんよ。だから、昔の成功した人たちは本当に努力家で頭が良かったねー。頼れる人がいないんやもんね。」

「伊藤忠やって今こそあんなおっきい商社やけど、昔は小さな反物屋さんでな。『伊藤忠に就職します』なんて聞いたら『あんな履物屋さんに行ってお給料もらえるん??』って思うようなとこやったわ。」

「今の音楽はさ、詩が汚いわ。リズムはええんかもしらんけどな。私が若い頃はジャズ喫茶やクラシック喫茶がたくさんあって、有名なシャンソン歌手が世界中から来ていたよ。映画だって、今の映画はなんやよー分からんわ。まあ私が年寄りになったから役者さんが分からなかったりするだけなんかもしらんけどね。たまに昔の映画を見たりなんかすると『こんなんで感動してたんか〜』思うこともあるけど、それでも良かったんやね。テレビやって今はなんでも根掘り葉掘り掘り下げてプライバシーなんてあったもんじゃないでしょ。私らの時代は京都に色街っていうのがあって、そこには二号さんと男の人が堂々と歩いてて、奥さんも分かってるようなことが当たり前やったからね。政治家の人やって、仕事さえちゃんとしてくれてたらそんなことぐらい目瞑ってあげたらええのに思うこともあるよ。」

「今のテレビは面白くないからな、私NHKが来たらいっつも怒るんや。『お金取るんやったらもっとまともなもん放送せい』言うてな。YouTubeって何やの?(今や若者にとってはテレビに代わるようなコンテンツになりつつありますよ。)それは誰でもあげること出来るんか?(僕だって上げれます。世界中に発信出来ます。)どんな内容でもあげてええんか?(よっぽど卑猥でなかったり、著作権に触れなければ。)世界中の映像が観れるんか?(観れます。)あの小さいケータイでしか見れないん?(テレビと接続してテレビ画面で観れますよ。)それは見るのはタダなん?(タダです。)ほんなら誰も儲からんもんなんか?(YouTube自体は広告収入、動画を上げた人は視聴回数に応じてお金がもらえます。)あ〜〜そう。そらええわな〜〜。そらあんなテレビなんか観んでもそれ観といた方が面白いわな〜。」

 

生きてきたということ、生きているというしるしとして。~後半~に続く

 

演るから。

うめだ阪急百貨店での連続ライブを7日に終え、それ以来ライブ活動を行わず地下で知る人ぞ知る存在になりつつあったあのハンドパン奏者SHUが、暗い地面の底から地底人のようにボコボコと湧き出てきて、再び地上の人間にその脅威を知らしめる。

“あなたが今踏みしめている大地は、安心ですか?”

『ハンドパン奏者SHUの逆襲!! ~喰われるな!!喰え!!~』
監督・脚本・構成・出演・音楽:SHU

2018年8月25日~、大阪を皮切りに順次公開予定。

 

・・・はい、そういう感じです。笑
分かりづらいし、キャラも掴めないと思うし、なんだったら面白くもないと思う。笑

 

別に久しぶりでもないんだけど、自分のスケジュールを見直した時に以外とライブが決まっていることが分かりました。

そして、たくさんの人とお話をする中でライブを楽しみにしてくれている人たちがいてくれているということも分かりました。

だから、ここらへんでいっちょまとめてみます。

 

・2018/8/25(土)at 城まちFestival OBP2018
公式HP

出演は2018/8/25(土)14:20~を予定しております。

・2018/8/26(日)at SAORI会館

・2018/9/15(土)・16(日)at神戸アートビレッジセンター
→KAVCアートジャック2018、出番は両日13:00~、30分程度です
Facebookイベントページ
神戸アートビレッジセンターHP

・2018/9/24(月・祝)at 茨木神社
→13:00~の出演を予定しています

・2018/9/29・30at EARTH DIVER Cafe&Dining
クウティカナイト

・2018/10/6(土)at ステージ空

・2018/10/20(土) at 愛知県碧南市・西方寺
西方寺公式HP(詳細は後日)

・2018/11/20at 神戸・世良美術館
世良美術館・神戸HP

 

どうぞみなさん、自身のご予定と擦り合わせた上で来てくれると嬉しいです。

どこでやるどんなライブだっていつも通り、本気です。
そこでしかその瞬間でしか出せない表現、ココにあります。
何を感じるかはアナタのその日の気分次第、自由です。

 

実家の猫は家猫で、母親がたまにリードをつけて庭にだす。
そしたら、何が楽しいのかバケモノみたいな顔で不器用に雑草を食べ出す。
もうね、めちゃくちゃ可愛い。
世界で一番可愛い猫。

 

 

“変わった楽器やってる不思議な人”なんかじゃねーよ。
“変わった楽器売ってる若いやつ”なんかじゃねーよ。
僕は、僕を定義しない。
僕は、あなたを定義しない。

だから僕らは自由だし、いつだって期待はずれだ。