天命反転住宅(球体の部屋編)

さて、今回は「天命反転住宅(球体の部屋編)」ということで、この家の目玉といってもいい、球体の部屋に関する感想と、そこでハンドパンの演奏を行ったときのことをお話します!!

まず球体の部屋を外側から見るとこんな感じ!この写真の右側に見えている宇宙船のようなものが球体の部屋です。

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そして中を覗いてみると、こんな感じ!

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窓の部分はくり抜かれていますが、部屋としては球体です!決して広くはないのですが、ここで声を出すと、立っている場所のわずかな違いによって自分の声が近くなったり遠くなったりしてとても不思議です。そしてずっと誰かと喋っていたり、一人で声を出していたりすると、自分の声が耳のすぐ横で聞こえてきたりするものだから、誰が喋っているのか、本当に自分が喋っているのか分からなくなってきて少し怖いです。笑 何かを見つめ直すのにも、新しい発見をするのにも優れている面白い空間でした!

「ここでハンドパンを演奏したら確かに面白そうだ。」そう思って誰に告げるでもなく演奏を始めると、小室先生や写真の女性の方が入ってきて演奏を聞いてくれました。ちなみに僕はこのとき、写真のように窓辺に座る感じで演奏し、聞いてくれる人は球体の部屋で横になるスタイルでした。笑

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普段ストリートでやるときは、人目を引くように、大きな音で派手なパフォーマンスをすることが多いのですが、ここで求められているのは真逆。小さくゆるやかに子守唄のように演奏すると、部屋とハンドパンが融合し、お互いの持ち味を発揮する。ハンドパンの持つ独特の倍音と伸びが、この部屋の不思議な反響によってさらにまわる。それは難しいけどとても楽しい挑戦でした!小室先生は聞きながら寝てしまったのかと思いましたが、「眠くなったから目は瞑っていたけど、寝たらもったいないという葛藤を頭の中で忙しくしていた」らしいです。笑 演奏してる僕も気持ち良くて寝てしまいそうだったな〜。

その後も、夜にかけて小室先生のお知り合いの方が何人か来られたのですが、その中に曹洞宗の僧侶さんで、曹洞宗国際センターの所長をされている藤田一照さんという方がいて、その人が球体の部屋での僕の演奏を聞いたときに「頭の上で聞いたら面白そう」と言い、藤田さんの頭の上にハンドパンを乗せて演奏するという事件が発生したのですが笑、さらにそこから藤田さんが僕のリズムに合わせてお経を唱え始めたので、とてもビックリしました!!!いや、これは半分は笑える話なんですが、僕は正直この瞬間鳥肌が立った。ハンドパン+お経!めちゃくちゃ合ってたし、かなりカッコよかった。球体の部屋で、僧侶の頭の上で、お経とセッションする。絶対こんな経験したの僕が世界で初めてだと思います。あれはきっと、僕の中に深く残る名セッションになるでしょう。セッションっていうのは、ライブだから、生のものだから、残念ながら写真や動画は僕の手元にはありません。代わりにですが、球体の部屋とハンドパンのコラボ写真を何枚か置いていきます!

1枚目はなぜかこの部屋にずっといる2匹のパンダさんとハンドパン。球体のハンドパンダさん。笑 しょーもな。笑

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2枚目はこの部屋でシャボン玉を吹くと割れずにいつまでも形を保っていたので、それをハンドパンにくっつけた写真。丸い部屋で丸い玉が丸い楽器にくっついている。

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ということで、天命反転住宅編は終わり!!いや、もう一つ書きたいな〜。上手くまとまるのか。まあ何でもいいや。笑

 

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