2019/1/30に大阪・池田市立ほそごう学園で小学四年生の音楽の授業をさせてもらいました!
約20人のクラスで行われる45分の授業で、ハンドパンの説明や僕の演奏を聴いてもらう時間を設けた後は、全員にハンドパンを思いっきり触ってもらって、音楽室にある他の打楽器を使ってみんなで自由にセッション!!
みんな、本当に楽しそうに積極的に参加してくれて嬉しかったなぁ〜!!
「世界まる見えで見たことある!」って言ってくれた子もいたりして。
少し大人びた様子で知識を披露する子も、冷めた感じで恥ずかしがる子も、無邪気に目の前の楽器で遊ぶ子も、たくさん質問をしてくれる子も、ボーッとしてる子も、一人一人もちろんみんな違うけど、すごく素直に話を聞いてくれた。
楽器の取り扱いに関する僕の注意もしっかりと聞いてくれて、楽器が壊される心配なんて全くなかった。
きっと、先生方の教育や学校の風土と理念がとてもハッキリしていて、子供たちにその想いが普段からしっかりと伝わっているんだろうな。
それにしても、先生ってすごいなぁ。
僕なんか子供たちをまとめるのもなかなか苦手だし、普段大きな声を出さないからこの授業だけで声が枯れそうだった。笑
学校で教えてもらったことって、身に付いてるようで8割ぐらいは忘れてたりするもんだけど、この日のことを少しでも長いこと記憶に留めておいてくれたら嬉しいな。
池田市立ほそごう学園さん、本当に貴重な機会をありがとうございました。
参考までに、イギリスにあるMusic For Allという音楽系のチャリティー団体が、
“
幼少時から楽器の演奏を学ぶことで記憶、言語能力、空間能力、処理速度や注意力が増し、知的な成人への成長を促すことにつながるそうだ
“
という研究結果を発表したようです。
まだまだ、子供も大人も知らない楽器、ハンドパン。
まだまだ、2001年にこの世に誕生したばかり、18歳の楽器、ハンドパン。
それなら、子供たちが当たり前のように知っていて、大人たちが彼らから学んでいけば良いんじゃないだろうか。
授業を通して子供たちにたくさん触ってもらえて、帰ってから大人たちに「今日こんな楽器触ったよ~!」なんて話してくれたら、なんて素敵なサイクルだろう。
当たり前の日常に、幸せな毎日に、ハンドパンを知ることに、大人も子供も関係ない。
友達と飲みに行く夜も、公園を冒険した学校の帰り道も、何も変わらない。
最後に、子供たちが後日僕にくれた感想文を少しだけ。
「中本さんのえんそうは、一人一人の心をあたたかくしているように思いました。」
「また、あの中本さんのハンドパンのえんそうをききたいです!」
「また、いっぱいえんそうしたいなあと思いました。」
「ハンドパンは少ししっていて本当に実物がくるなんてすこしこうふんしました。」
「お母さんとお父さんにハンドパンの事をお話しました。」
「たたけるようになってうれしかったです。」
自分の心を信じて行動していることに改めて誇りを持つことが出来ました。
ありがとう。
こんな風に、学校でハンドパンを広める機会が増えていくといいな。