カンガルーはエイプリルフールに嘘をつく

あ、タイトルのカンガルーは全く関係ないです。語感的に思いついただけです。笑 さて、今日はエイプリルフールですね。こう言ってしまうと僕は今回のブログでは絶対に嘘をつけないですね。笑 まあ思いつかないしいいんですけど。笑 近年はネット社会の普及により、個人から大手企業まで大小様々な嘘をついて世の中を楽しくしているようで、昔からの、正確な起源もわからない風習が現代のテクノロジーと結びついて本領を発揮しているかのようでとてもロマンを感じます!

そんなロマンチストな僕は、エイプリルフールが昔から好きだったんですけど(小・中、もしかすると高校生までワクワクしながら嘘をついていたかもしれない笑)、25歳になった今でも好きな理由は、「商業的にならない」からかもしれません。(僕にとって)面白い嘘は、ユーモアに溢れていて、嘘か本当か絶妙だけどまあこの日にわざわざ言うんだし嘘でしょ、みたいなタイプのもので、それは見る人によっては反感を与えかねない一方、僕みたいな人間にとっては「この人(あるいは会社)ってこんな面白いこと言えるんだ」と好評を得て、その個人や会社の株が上がるかもしれません。でも、それを「商業的」というには少し遠回りな気がします。エイプリルフール以外のほとんどの大きな風習は、全て特定の業種が儲かるような、まさに「イベント」となってしまったのに、エイプリルフールだけはなかなかそうならない。だから、とても無駄なことに力を注いでいるみたいで僕はエイプリルフールがわりと好きです!笑

昔、英語の先生が「トムは毎日ウソをついている!」みたいな例文を見て「私はそんな素敵な人を見たことがない。毎日色んな嘘をつける人だったら喜んで友達になりたい。」と言っていたのを今でもたまに思い出します。笑 これには全く共感で、害のない適当な嘘っていうのは、スパイスのように毎日に少しの刺激を与えてくれるものではないかと思います!そしてこのエイプリルフールという日は、みんなが嘘つきであると同時に、正直者にもなる日なんだなということにも気付かされます。「正直者は馬鹿を見る」って言葉がありますが、この日はみんな騙されて、馬鹿な目にあって、笑いたいんだなと。エイプリルフールだからといって、人の言う事を片っ端から否定するよりは、「うわ〜!!騙された!やられた!ところでね……」なんて言って嘘をつき返す方が面白いじゃないですか。笑

そうやって「エイプリルフール」という免罪符のもと、みんなが嘘をつく正直者になれる日があるんだから(1年に1日で良かった、こんなのが1年に何回もあったら嘘を考えるのが大変だ笑)、僕の周りでは世界は結構おもしろおかしく順調に動いている気がします。

 

そんなわけで、僕はなるべく正直者のまま、馬鹿でいいから面白く生きて、そんな僕を見て笑ってくれる人が少しでも増えるといいなと思います!写真も締めの言葉も全く関係ないね。笑

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いけおんの話

最近は体調を崩したり、DAMの方でライブが立て続けにあったり(これを書いている3/29現在も、昨日は大阪、明日は東京でライブ!これは楽しみなんだけどね!)、役所に行かないといけないとか、ライブで親指の爪と肉の間にシンバルが入って血がたくさん出たとか、ブログをなかなか更新できずに申し訳ないです!笑

そんなわけで、少しだけ記憶の棚を開けて、過去に戻ってみましょう!以前ブログで書いた(3/19「いけおん」に出演します!)ように「いけおん」という阪急電車の池田・石橋駅付近のお店で開かれたミュージックバルイベントに参加してきました!しかし、この日は冒頭に言ったように体調が絶不調なのでした。普段はあまり体調を崩したりしないのに、この日に限って……。まあ結果的にインフルエンザじゃなかったのが救いだったとしましょう!笑

とはいってもライブは出演するのでまずは当日石橋駅で降りてすぐに薬局へ向かい、風邪薬と栄養ドリンクとのど飴を購入!そのままミスタードーナッツへ!笑 (僕は風邪だけど、外食を強いられるときはミスドを愛用します。笑 体に優しいお粥とか麺類があるから助かるのです。)そして鶏白湯麺を頂き、さっき薬局で買った物を全部摂取!とにかく勢い勝負!なんとなく!笑

その後は受付を済ませ、この日は三回それぞれ別の場所での演奏が決まっていたので、なるべく体を休ませる→全力でライブをする、というのを繰り返してなんとかやりきりました!!!いや、でもすごい楽しかったな〜。きっとハンドパンなんて見るのも聞くのも初めてな人が多いだろうから、お客さんに触ってもらう時間を設けたり、こないだ東京で得た知識を実践してみようと思って、挙手制でお客さんの頭の上に乗っけて演奏したり。笑 二回目のタイカレー屋さんでは、両親が見に来てたので、なんかすごい緊張して思い通りに出来なかったり……。でもそこの店長さんが飲ませてくれたレモングラスティーが美味しくて話をしてたら、帰りにそのレモングラスを分けてくれたのもすごい嬉しかったな〜。DREAMS COME TRUEの大阪LOVERもフルバージョンで編曲したからそれも披露出来たし、とても勉強になる、満足のいく、楽しい楽しいライブでした!!こういう機会がもっともっと増えていけばいいな!!

写真は1件目のたけいち整体院さんにいたガイコツとハンドパン。笑

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坐禅とか、東京とか、ハンドパンとか

今日は、天命反転住宅以外の今回の東京遠征で心に残ったことを書こうかな。多分今日のブログは文章ばっかりになるので、しんどくならないようにみなさん気をつけて読んで下さいね!!笑

以前のブログ(天命反転住宅(球体の部屋編))で登場した曹洞宗の僧侶さん、藤田一照さんと晩御飯のときに向かい合ってお話をすることが出来たのですが、この方のことを僕はあまり詳しく知らず、本当に失礼な言い方をするなら「坐禅の実践方法について詳しい方」ぐらいに思っていました。僕は、前から坐禅や冥想について少なからず興味は持っていたのですが(これでも関西大学文学部比較宗教学専修卒業なんですよ笑)、疑問は色々あったし、どうしても起きている間は頭と手を動かすのが好きな性分でして、坐禅というものを人生において一度も経験したことがありませんでした。そこで、藤田さんに素直に自分が感じていることを話して(やりたいとは思うが、やり方も、何が正解なのかも、どんなものが得られるのかも何もわからない、ただ漠然とやってみた方がいい気がする。でも何か強いきっかけがない、ということなどを尋ねました)、フィードバックをもらうと、自分でも驚くぐらいスッとなじむ、納得出来る話をしてもらえた。その詳細は、ここに書くにはあまりにも膨大で、とりとめがなくて、僕というフィルターを通してまた別の人に伝えようとするとしっちゃかめっちゃかになるので書きませんが、感動と、何故か悔しさで少しだけ泣きそうになるぐらい素敵な話だった。後々になると、僕はとんでもなくバカな質問をすごい人にしたのかもしれないと思いましたが、そんな表情は露とも見せずにお答え頂き本当にありがとうございました!!藤田さんからはこの後、深夜3時に昔遊びのコマの回し方を教えてもらいました。笑

ふう、いったん写真を挟んで休憩しましょう。笑 これは天命反転住宅の屋上で管理人さんに撮って頂いた一枚!!

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これは球体の部屋でアサラトを練習する僕を後ろから知らぬ間に撮られていた一枚!!なんかすごいオシャレ!!笑 そしてパンダのお尻が可愛い!!笑

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さて、写真休憩も挟んだところで話は飛びますが、今回の遠征は行き帰り共に夜行バスだったので、到着日の朝に三鷹で、出発前の夜に東京駅でそれぞれストリートもしてきました!!あまり時間はなかったのでどちらも短い時間でしたが、多くの方に話しかけてもらえました!東京駅では準備の段階ですでにワクワク顔で待ってくれてる外国の方とか、若い女性二人がキャーキャー言いながら喜んでくれたり………。笑 ちなみにハンドパンのストリートライブで最近一番多い質問は「その楽器は自作ですか?」です。笑  夜の東京駅ではお金も少し入ったのですが、帰り際に東南アジア系の女性に「素敵な演奏でした。募金して下さい」って言われて何かに募金したのでほとんどチャラになりました。笑 ちなみにこの方は笑顔がチャーミングだったんですが、僕が大阪から来たことを伝えると「オオキニ!!」って言ったので、多分慣れてます。やり手です。笑

そんな感じで僕の初めてのハンドパンin Tokyoは幕を閉じました!!本当に得るものの多い、楽しい幸せな二日間でした!!関わってくれたみなさんありがとうございました!これからもよろしくお願いします!!

天命反転住宅(球体の部屋編)

さて、今回は「天命反転住宅(球体の部屋編)」ということで、この家の目玉といってもいい、球体の部屋に関する感想と、そこでハンドパンの演奏を行ったときのことをお話します!!

まず球体の部屋を外側から見るとこんな感じ!この写真の右側に見えている宇宙船のようなものが球体の部屋です。

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そして中を覗いてみると、こんな感じ!

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窓の部分はくり抜かれていますが、部屋としては球体です!決して広くはないのですが、ここで声を出すと、立っている場所のわずかな違いによって自分の声が近くなったり遠くなったりしてとても不思議です。そしてずっと誰かと喋っていたり、一人で声を出していたりすると、自分の声が耳のすぐ横で聞こえてきたりするものだから、誰が喋っているのか、本当に自分が喋っているのか分からなくなってきて少し怖いです。笑 何かを見つめ直すのにも、新しい発見をするのにも優れている面白い空間でした!

「ここでハンドパンを演奏したら確かに面白そうだ。」そう思って誰に告げるでもなく演奏を始めると、小室先生や写真の女性の方が入ってきて演奏を聞いてくれました。ちなみに僕はこのとき、写真のように窓辺に座る感じで演奏し、聞いてくれる人は球体の部屋で横になるスタイルでした。笑

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普段ストリートでやるときは、人目を引くように、大きな音で派手なパフォーマンスをすることが多いのですが、ここで求められているのは真逆。小さくゆるやかに子守唄のように演奏すると、部屋とハンドパンが融合し、お互いの持ち味を発揮する。ハンドパンの持つ独特の倍音と伸びが、この部屋の不思議な反響によってさらにまわる。それは難しいけどとても楽しい挑戦でした!小室先生は聞きながら寝てしまったのかと思いましたが、「眠くなったから目は瞑っていたけど、寝たらもったいないという葛藤を頭の中で忙しくしていた」らしいです。笑 演奏してる僕も気持ち良くて寝てしまいそうだったな〜。

その後も、夜にかけて小室先生のお知り合いの方が何人か来られたのですが、その中に曹洞宗の僧侶さんで、曹洞宗国際センターの所長をされている藤田一照さんという方がいて、その人が球体の部屋での僕の演奏を聞いたときに「頭の上で聞いたら面白そう」と言い、藤田さんの頭の上にハンドパンを乗せて演奏するという事件が発生したのですが笑、さらにそこから藤田さんが僕のリズムに合わせてお経を唱え始めたので、とてもビックリしました!!!いや、これは半分は笑える話なんですが、僕は正直この瞬間鳥肌が立った。ハンドパン+お経!めちゃくちゃ合ってたし、かなりカッコよかった。球体の部屋で、僧侶の頭の上で、お経とセッションする。絶対こんな経験したの僕が世界で初めてだと思います。あれはきっと、僕の中に深く残る名セッションになるでしょう。セッションっていうのは、ライブだから、生のものだから、残念ながら写真や動画は僕の手元にはありません。代わりにですが、球体の部屋とハンドパンのコラボ写真を何枚か置いていきます!

1枚目はなぜかこの部屋にずっといる2匹のパンダさんとハンドパン。球体のハンドパンダさん。笑 しょーもな。笑

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2枚目はこの部屋でシャボン玉を吹くと割れずにいつまでも形を保っていたので、それをハンドパンにくっつけた写真。丸い部屋で丸い玉が丸い楽器にくっついている。

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ということで、天命反転住宅編は終わり!!いや、もう一つ書きたいな〜。上手くまとまるのか。まあ何でもいいや。笑

 

天命反転住宅 (家に対する僕の感想編)

すみません、風邪でダウンしていたので、いい機会だと思いゆっくり休んでいました。が、書きたいことやりたいことを考え直すいい時間を持てたので、またいっぱい書きます!!笑 よろしくお願いします!まずは東京の話から!!

3/16~17にかけて、東京都三鷹市にある、荒川修作+マドリン・ギンズによる「天命反転住宅」に行き、ハンドパンの演奏とお泊まりをさせてもらいました!経緯は以前にアップしたブログ参照(http://wp.me/p78j3B-3x)ですが、とても特別で濃い1日でした。濃すぎたので、一つのブログにするにはあまりに長くなりそうなので、今回はこの家に対する僕の感想編ということにします!笑 ちなみにこの「天命反転住宅」ですが、みなさんがイメージしやすいように補足しておくと、3階建てのマンションの構造になっており、その一室にお邪魔した形になります!

僕が到着したのは16日の13時頃、まずはその場にいたみなさんでお昼ご飯ということで近くのラーメン屋さんで昼食。その後、改めて天命反転住宅に入りましたが、まず思ったことは、「明らかに外や普通の家とは流れている空気が違う」ということでした。スピリチュアルな話でもなんでもないのですが、これだけは写真じゃ伝わらないし、僕もどう言い表したらいいのか難しいですが、僕の感覚を言語化するなら、他の場所と比べると空気が止まっているような感じがするのです。それは空気が死んでいるとか空気が薄いとか、換気されてなくて濁ってるとか(笑)そんなのじゃなくて、普段と比べると、止まっていると錯覚するぐらいゆっくり空気が流れている感じ。それがもたらす効果は人それぞれだと思いますが、本当に独特です。ここは誰でもショートステイが出来るみたいなので、本当に色んな人に体験してみてほしいと思います!僕が事前に調べて抱いていた、カラフルで可愛くて不思議な家なんていう次元のものじゃないので。笑 芸術+哲学+科学+建築学+身体論が上手くミックスされた家、というよりそれらが「家」という実体を持って現れた感じです。

そして、僕がこの家の中を歩いていてとても素敵だなと思ったのが、「床」です。基本は写真のようなザラザラした砂のようなものが固まった素材で、デコボコしているのですが、球体の部屋はコンクリート、もう一つの部屋にはフローリングと畳と石が敷き詰められた部分が混在しており、さらにもう一つの部屋にはマットという風に、一つの家の中を歩くだけでたくさんの感触を足の裏で感じることが出来るのです!普段靴を履いてコンクリートの上を歩いている僕にとって、これはとても新鮮で、温かみがあって、気持ち良かったので、ずっと家の中を裸足でペタペタ歩いていました。笑

さて、今回はこれぐらいにして、次は「球体の部屋編」です!いや、その予定で書きます!笑

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3/19 「いけおん」に出演します!!

3/19.21に大阪府池田市周辺の飲食店などで開催される「いけおん」という音楽フェス+バルめぐりのイベントにハングドラムで参加します!500円の参加賞代わりの缶バッジを協力店舗で購入し、それをつけてお店を回ると、当日限定のメニューがお安く試すことが出来る、最近流行っているバルめぐりに加えて、それぞれのお店で色んなアーティストが演奏しているというとても素敵なイベントです!缶バッジはこんな感じです!

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僕は3/19のみの参加で、阪急電車宝塚線石橋駅周辺のお店で計3回演奏させてもらいます!

15:00〜たけいち整体院

17:00〜待兼タイカレー Artistプリック

19:00〜居酒屋 虎太朗でそれぞれ30分ほどの演奏となりますので、気になった方は是非公式HP(http://ikeon.main.jp)から詳しい情報を見て頂けると色々載っています!ちなみに3/19のタイムテーブルはこんな感じ!本当にたくさんの方がこの日だけでも出演しています!!

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まあ宣伝はこのぐらいにして、ここからは僕の感想。笑 こういった、いわゆる「街おこしバル」みたいなものって最近本当によく見ますが、大体市や自治体が管理していることが多いのですが、この「いけおん」に関しては、なんと池田にある「ルークカフェ」というお店の店長さん一人の熱意によって実現しているイベントなのです!!!!これは本当に凄い!!僕もバンド活動の中で、自分たちでイベントを企画して主催側になることも何度かありますが、1ヶ所で数組を招待するだけでも大変なのに、このいけおんは、2日間にわたって50を超えるお店と、80を超えるアーティストの協力によって成り立っているんだから、店長のかじくんの人望と野望の大きさが窺えます。 参加店舗も、カフェや居酒屋のみにとどまらず、僕が出演する整体院や、温泉、外語センター、さらには日本生命の相談室(?)まで!!笑 こんなイベントなかなかないんじゃないでしょうか。笑 僕も整体院でライブすることなんて、きっと人生の中で数回あればレアだろうから、ドキドキしています。笑

今回のイベントを知り、出演するきっかけを与えてくれたのは、僕がハングドラムを演奏させてもらった川西の居酒屋「ふるや」の店長さんからの紹介だったので、すっげー普通のこというけど、人との繋がりから広がるものって大きくて強いなと思います。いや、うん、普通のことだけどたまには声に出して実感しないとね。笑

そして、池田にある「ルークカフェ」の店長かじくんにも会ってお話しをさせてもらったのですが、一風変わった人で、とても真面目で他者に対する視野を広く持ち、親切な方なんですが、身内というか、自分や自分の近くにいて理解していくれている人間に対して適当なんです。笑 (本当に僕の個人的感想なのであしからず、良い意味で捉えてください。笑) でもこれって僕はとても素晴らしい状態だと思います!バランスというか軸の取り方がとても上手で、余白の使い方が上手い、自分も周りも楽しく幸せにその場で笑えるような空間を提供する術を身につけている方だなという印象でした。カフェの店長さんってみんなこんな感じなのかな?先天的か後天的かは知りませんが、とてもお似合いの仕事をされているなと思いました。

さて、そんなこんなで僕は今から急遽ヨドバシカメラ梅田店の駐輪場前でストリートライブをしてから、夜行バスに乗って東京に向かいます!ああ!!楽しみが続く!!!笑

身体、こころ、芸術、ハングドラム

突然ですが、3/16~17にかけて、ハングドラムを携えて東京の方に行ってきます!先月末に台湾に行ったばかりですが、今回はストリートライブをしに行くわけではなく、以前にハングドラムを持ってお話しをさせてもらった関西大学の小室先生とそのゼミ生の方たちのゼミ合宿に少しお邪魔させてもらい、そこでハングドラムを演奏させてもらいに行きます!小室先生を筆頭に、彼らはものごとに対する探究心と熱量、そして新しいものや自分との違いを受け入れる姿勢がとても整っているので、今回もきっと僕も飲み込まれながらたくさん吸収できることでしょう!ワクワクとドキドキと遊び心とマジック、あとはハングドラムを持って行きます!絶えることなく楽しみが僕に降りかかってきて、本当に僕はラッキーだ!!

今回この合宿に誘ってくれた理由の一つに、彼らが合宿中に寝泊まりする場所として選んだのが、東京都三鷹市にある「天命反転住宅」というところだったというのがあります。僕はそのときに初めて聞いたのですが、現代美術や建築に詳しい方は知っている人も多いと思います。荒川修作という芸術家が設計したこの家は「死なないための家」として作られたもので、外観と内部、全てにわたって細部までこだわりつくされたものだそうです!僕も少し調べてみたのですが、これがまあめちゃくちゃ面白そう!!まず外観はこんな感じ!

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ポップでアバンギャルドに見えますが、不思議とギラギラした印象は受けません。どうやら調べたところによると、「人は6色以上の色がいっぺんに視界に入ると一色ごとで認識出来なくなり、脳が中和作用を起こすため気持ちがやわらぐ」とかなんとか……。書きながら自分でも何言っているのかイマイチ理解出来てない。笑 まあ、僕に言わせれば「可愛い」です。笑 さらに中の一部分はこんな感じ!

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なんか「60年代とか70年代の近未来SF映画に出てくる家」みたいな感じですね。笑 これも様々な工夫があるらしく、詳しくは実際に行ってからまた書こうと思っていますが、どうやら床に平坦な部分はないらしいです。笑 とにかくたくさんの材料や仕掛けがあって、それをどう利用するかはそこに住む人の発想力や身体能力の差によって全て変わるらしいです。それはお年寄りにとっては住みづらいとかではないみたいで、僕が調べたときに受けた印象は「逆ユニバーサルデザイン」って感じです!設計者から使用者に「ここはこう使うものです」と決められるのではなく、使用者が実際に見て「あ、ここにこんなんあるやん。こうやって使おう」みたいなことを探っていく家。そして、頭を柔らかくしながら、日常下にあるもの(例えばコンセント)が上からぶらさがったりしていて、それを使うためには普段とは違う身体の動きが必要とされるなど、「家が人にあわせる」よりも「人が家にあわせる」といった感じでしょうか。とにかく僕にとっても未知ですが、後は行ってから、僕の目線で後日にお話しします!ここに何回も泊まられている小室先生は、写真の奥に見えている球体の部屋で、ハングドラムの演奏を聞いてみたいとおっしゃっていました!!完全に球体の小さな空間で演奏出来るなんて、ワクワクすぎてはちきれるんじゃないでしょうか!!笑

とにかくそんな感じで、当分楽しみが尽きないので、飽きることなくこんなブログを書き続けると思いますが、どうか気が向いたときにでも、暇な時間を利用してこれからも読んでもらえると嬉しいです!!

 

 

東日本大震災ベネフィットイベント

明日は僕がドラムを叩いている「DAM」というバンドの方でライブの日なんですけど、とても大切なイベントです!もちろん毎ライブ特別で大事なんですけど、明日はやっぱりいつもとはイベントの意味が違う。やることは変わらない、いつもの場所で、たくさんの友達とお酒飲んで喋りながら、僕の自慢の友達のカッコイイバンドをたくさん見て、僕たちも一番カッコイイと言えるライブをする。きっとたくさん笑うし、たくさん喋るし、たくさん飲む。笑 本当にいつも通りの素晴らしい日常!!

じゃあ明日は何が特別かというと、東日本大震災が起きてからこのバンドで毎年やっている、自分たちでイベントを作っている企画の日なのです!そして、アメ村のライブハウスCLAPPERの協力のもと、チケット代を全額宮城県石巻市の小渕浜という場所に募金しています!つまり、たくさんお客さんが来てくれれば来るほど、多くのお金が小渕浜に届けられます!だから本当に一人でも多くの方に見に来て、楽しんでいってほしいと思っています。無理に厳かにならなくてもいいし、無理に笑わなくてもいい、来てくれただけで十分すぎるものをもらってるんだから、後はあなたのやりたいようにナチュラルでいてくれればいい。でも、本当に来てほしい!!

何故、小渕浜なのかというと、簡潔には言えないのですが、僕たちにとっての二番目の故郷がある場所だからです。震災が起きた時、メンバー全員が「ボランティア行こうよ」って当たり前みたいになった。(本当にいいメンバーだ。)そして最初はボランティアとして手伝いにいっただけなのに、本当に温かく、優しく、強く生きている人たちがたくさんいた。「また絶対に来ます」って言うと「いつでも帰っておいで」って言ってくれる人たちがいる。仮設住宅で、笑いながらお酒飲んで、人生で食べたことないぐらい美味しい魚を振舞ってくれる人たちがいる。正直、あげたものよりもらったものの方が多い気がする。笑 そんな人たちがいる場所だから、僕たちはそこに寄付します!日本にも世界にも、災害や戦争で困っている人たちがたくさんいるのは僕は頭ではわかっているつもりです。でも、東日本大震災を歴史の1ページにするには、5年じゃまだ早いんじゃないかな〜。きっと他にも言いたいこととか書きたいこと、たくさんあるんだろうけど、今日はなんだか上手くまとまりません!笑

ちなみに小渕浜の人に「一番何をしたら助けになりますか?」って聞くと、「何もいらないから遊びに帰っておいでよ」って言われます。笑 それでも、僕はお金は絶対に足りてないと思うし、自分が行くだけじゃなくてたくさんの人に少しでもいいから5年前の震災のことを思い出して欲しいので、このイベントをやります。考えることとか、祈ることって、他者に見せびらかすものじゃないんだよ!もちろん、小渕浜にも遊びに行くけど!笑

一緒に小渕浜に行きたい人とか、僕に言いたいこととかあったら、是非教えて下さい!とりあえず明日会えたらすごい嬉しいです!!!

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大阪LOVERよ永遠に

今日は僕の持ってるハングドラムの音階で何の曲が出来るかなシリーズ第3弾です!!「ラッパのマーク」、「コンドルは飛んでいく」ときて結構続いてるな。笑 しかも第4弾の構想までもう出来上がってる!!まだお時間かかりそうなんでお披露目は少しお待ち下さい!ということで今回はDREAMS COME TRUEの「大阪LOVER」をアレンジしてやってみました!原曲より半音低いのかな?多分。笑 これも「ラッパのマーク」のときと同様、適当にハングドラムを叩いて遊んでいるときに偶然発見しました!しかも今回は喋りながら叩いてるときに見つけたんだからたいしたものです!笑 このシリーズ、CM曲→昔の洋楽→比較的最近の邦楽、って結構バラバラに見つけることが出来てすごい楽しい!!笑

今までは、見つけたときの嬉しさのあまりテンションに任せて普通にその曲を演奏していただけなんですが、今回はそこをグッとこらえて、「せっかくだからハングドラムでしか思いつかないようなアレンジをしてみよう!」と思って遊んでみました!音の数は限られるけど、小スペースで、リズムとメロディーを同時に奏でることが出来るハングドラムならではの仕上がりになってとても面白いです!こういう元ネタがある状態で自分の感性のままに音を足し引きする作業って、なんというか、ある意味すごい無責任で楽しいですね。笑

 

大阪LOVERといえば、USJのハリウッドドリームライドが完成したときにドリカムが頼まれて作ったイメージがあります。最初聞いたときは「久しぶりに太陽の塔見たいなんて思わんけどな」とか言ったりしてアトラクションに乗るときはeminemの「8mile」を聞いたりしたものですが笑(eminemのことバカにしてる訳じゃないですよ、当時の僕の妙なツッパリを懐かしんでいるのです。笑)、なんとなく2年ぐらい前にドリカムのベストアルバムを聞いてみるとすごい良くてビックリしました。今では大阪LOVERも好きだし、太陽の塔もたまに見たくなります。笑(というか、僕はあそこにある民博がすごい好きなんです。本当に、働きたいぐらい。)そして僕はUSJ含めテーマパークもすごい好きなんですけど、この間、久しぶりに行ってハリウッドドリームライドに乗ったら「大阪LOVER」がなくなっていて切ない気持ちになったのを覚えています。あれはなくしてほしくなかったな。なんというかまあ、話せば長くなるんですけど、少し前に東京ディズニーランドからIt’s a small worldがなくなるかもという話を聞いたときに感じた感情に近いものがこみあげてきました。人気があるとかないとかそういう話じゃないんだよってなる感じ。いや、「大阪LOVER」が人気なくなったのかは知らないけど。笑

という訳で、勝手にセンチメンタルになってしまいましたが、どうぞお聴き下さい!!It’s a small…………「大阪LOVER」!!!!!笑

魅力と衝撃

最近は、台湾はもちろんのこと、色んな所に行ってたくさんの人と出会って、話をして、友達になって、驚くぐらい活発に行動しているなと自負しております!笑 新しい出会いとか考えとかに直で触れることが出来る機会が多くて、なんというかとても幸せです!!これからも自発的に動いて、自発的に止まって、多くの人と触れ合っていきたいと思いますので、どうぞみなさんよろしくお願いします!

さて、そんな最近の僕ですが、昨日と今日は実家に帰り、とてもゆっくりと自分一人の時間を過ごしました。本を読んで、映画を観て、猫と遊んで、図書館に行く。これもまた僕にとってはとても幸せです。面白そうな映画を調べて、美術展を調べて、なんとか観に行けるようにスケジュールを立てる。こんな時間も大好きです。ちなみにこれがウチの猫です。丁度Facebookに2年前の写真として出てきたものを引用しましたが、今と大差はありません。笑 可愛すぎて、僕は彼女に会うために実家に帰っているのかもしれません。笑

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好きなものがたくさんある僕は、その好きなものそれぞれに対して、「何故自分はそれが好きなのか?そのものの僕にとっての魅力はどこにあるのか?」というのを見つけるのが得意だと思います。そしてまた、その魅力を第三者に伝えるのも少し得意ではないかなと思っています。本とか、映画とか、絵とか、もちろん音楽とか。それでもどうしてもその魅力を上手く伝えることが出来ないのが、今の僕の原点であるTHE BLUE HEARTSです。これだけは、どうしても口じゃ説明出来ない。僕が14歳のときに受けたあの衝撃と温かさだけはどうしても伝えれない。それは少し残念だけど、当たり前だし、必然であるとは思います。その人の感受性の問題でももちろんないし、ブルーハーツは今となっては時代遅れで、しかも特定の年齢の人間にしか響かない音楽だというわけでももちろんない、僕の伝え方が下手なわけでも(いや、それは多少あるだろうけど)ないと思う。あの衝撃はきっと、とてもパーソナルなもので、全ての人に、ある瞬間呼応してくる何か、なんだと思います。僕はそれがたまたま14歳のときに聞いたブルーハーツだったけど、誰かにとっては10歳のときに海外で見た景色かもしれないし、17歳のときに聞いた講演会かもしれない。スピッツ風に言えば「バスの揺れ方で人生の意味がわかった日曜日」かもしれない。だから僕は一番好きなアーティストはブルーハーツだけど、人にそれを薦めることはあまりありません。そのどこまでも個人的な衝撃を大切にこれからも自分の思い通りの人生を歩んで行きたいと思います!笑

本当に何の話をしているんでしょうか?笑 まあ、たまにはハングラドム以外の話をしてもいいでしょう?笑 では最後にHPでは告知してませんでしたが、台湾にいったときのストリートの映像第二弾を置いていきます!笑 え?結局ハングドラム!?笑 まあ今回は1分半とかなり短めで、音もクリアなので、楽しんでハングドラムの音色を聴いてもらえると思います!!途中で誰かと喋ることもありません!!笑 それではどうぞ!!